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3. 基本事項

3.1 ドキュメントの独立性

各段階のドキュメントは完全に独立しており,前段階までの情報全てがコピーされています. 従って,生成元の前段階のドキュメントの内容を変更したり削除しても,生成されたドキュメントに何ら影響を与えません.

3.2 用紙,拡大率

形状データは仮想的な用紙の上に描かれます, 用紙サイズはデフォルトで A4 で向きは横向きです. 原点はデフォルトで用紙の左下コーナにあり, 右方向が X プラス方向,上方向が Y プラス方向となります. 座標指定の単位は mm です. デフォルトの拡大率(スケール)は1で, 紙面上の原点からの距離にスケールを掛けたものが実物の座標値となります. 図形の位置,サイズは実物の値で指定します. 用紙サイズ,向き,原点位置と,拡大率は後から変更出来ます. 紙面上の形状データ以外のパーツ(ビシュアライザのカラーバーなど)の位置は, スケールを1とした紙面上の mm 単位の位置で指定します.

用紙サイズの値はアプリ内部でのみ有効です. 印刷やメールに添付する際,画像データは PDF に変換されますが, PDF 内では用紙サイズ情報が保持出来ません. 従って,正しいスケールで出力するには, アプリ内で指定した用紙サイズをユーザ自身が指定して印刷して下さい. なお,本アプリ内からの印刷では用紙サイズが A4 に固定されている可能性があります. A4 以外で出力する場合には,PDF として一旦とりだし(メール添付など), 印刷専用アプリ又はPCを用いた印刷をお願いいたします.

3.3 単位系

メッシュデータは形状データの座標系で生成され,そのまま節点の座標値として用いられますが, 解析上の単位系の管理はユーザ自身に委ねられます. すなわち,ユーザは座標値や材料定数,荷重条件の単位系に矛盾の無いように自身で管理し, 解析結果(変位,ひずみ,応力)の値を解釈する必要があります.


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