各段階のドキュメントは完全に独立しており,前段階までの情報全てがコピーされています. 従って,生成元の前段階のドキュメントの内容を変更したり削除しても,生成されたドキュメントに何ら影響を与えません.
形状データは仮想的な用紙の上に描かれます, 用紙サイズはデフォルトで A4 で向きは横向きです. 原点はデフォルトで用紙の左下コーナにあり, 右方向が X プラス方向,上方向が Y プラス方向となります. 座標指定の単位は mm です. デフォルトの拡大率(スケール)は1で, 紙面上の原点からの距離にスケールを掛けたものが実物の座標値となります. 図形の位置,サイズは実物の値で指定します. 用紙サイズ,向き,原点位置と,拡大率は後から変更出来ます. 紙面上の形状データ以外のパーツ(ビシュアライザのカラーバーなど)の位置は, スケールを1とした紙面上の mm 単位の位置で指定します.
用紙サイズの値はアプリ内部でのみ有効です. 印刷やメールに添付する際,画像データは PDF に変換されますが, PDF 内では用紙サイズ情報が保持出来ません. 従って,正しいスケールで出力するには, アプリ内で指定した用紙サイズをユーザ自身が指定して印刷して下さい. なお,本アプリ内からの印刷では用紙サイズが A4 に固定されている可能性があります. A4 以外で出力する場合には,PDF として一旦とりだし(メール添付など), 印刷専用アプリ又はPCを用いた印刷をお願いいたします.
メッシュデータは形状データの座標系で生成され,そのまま節点の座標値として用いられますが, 解析上の単位系の管理はユーザ自身に委ねられます. すなわち,ユーザは座標値や材料定数,荷重条件の単位系に矛盾の無いように自身で管理し, 解析結果(変位,ひずみ,応力)の値を解釈する必要があります.