One Nite Summertime Blues 2003

at なんばHatch

2003.8.13

 

お盆で仕事が少ないのをいいことに早々に切り上げて

山賊に跨りなんばへ。

道も空いてて到着は開場25分前。

わさわさと並ぶ目の前には階段。

上の方ではカップルがクソ暑い最中にも関わらず

ネッキング&キッシング(笑)

どうせならそのままとことんやれってば(爆)

 

まあそんなこんなで会場入りし真ん中辺りに陣取る。

片手には缶カン。

ぐいっと呑み干して開演を待つ。

 

前座は省略させていただくとして(笑)、

黄色い歓声の中山崎まさよし。

 

同じカップル見とったんかなあ(笑)

 

声量と声質はいいね。

エンターテインメントになっとるし。

そらまあ売れて不思議はないな。

ただ、何言うとるんかついぞ判らんけど。

 

んで、お目当てのMy Name Is Kai 松藤甲斐。

花・太陽・雨。

ありゃ・・・声が・・・

ちと暖まってから聴きたかったな、これ。

固いのは(以下略(爆)

途中からはきっちりハーモニー。

うん。いい。

しかし坂崎は前野さんじゃと思う(爆)

安奈。

前奏を始める松藤さんを制する甲斐さん(笑)

おかず、増えたかな?<ギター

しっかしいい音だわ、このギター。

Blue Letter。

ちょっと走り目の甲斐さん。

松藤さんは合わせる。

一つ一つの音と、声。

漂泊者。

掻き鳴らされるギターにアコーディオンが絡み、

その上で甲斐さんのシャウト。

不安定な歌詩に安定感のある音が妙。

風の中の火のように。

松藤さんは甲斐さんの手元を見ながらギターを合わせてゆく。

脳裏に浮かぶ愛息の顔。

息子よ、今日はお父さんの顔を見ずに眠ってくれ(爆)

破れたハートを売り物に。

ここんとこで一番気持ち良かったな、これは。

やや広めの空間がマッチしてたような気がする。

空間に音を詰め込むのも技なら、

空間を使うのもまた技なり。

その空間に躰を任せるような感覚。

 

三人がステージを降り、セットが組み替えられ、麗蘭のステージへ。

松藤甲斐とは対照的に空間に音を隙間無く満たす。

ふかふかした気分から、躍動的な気分へ。

やはり、蘭丸のギターは凄い。

甲斐さんのバックにいる蘭丸も当然好きなのだが、

「蘭丸だけ」に関してはとことんその音が聴けるこのユニットの方がいいかな、わしは。

 

留守番させてしまった愛妻(蘭丸好き)には申し訳ないが(笑)

 

アンコールはまず麗蘭のメンバーが出てきて、

チャボの客いじりと参加アーティストそれぞれの紹介。

しかし「甲斐よしひろ率いる松藤甲斐」という表現が

正しいのか否かは疑問が残るところではあるが(笑)

甲斐さんはあまり嬉しくなさげにチャボと握手&ハグ。

 

Get Back。

こうやって他と絡むと甲斐さんの声の素晴らしさは如実に現れる。

類を見ないとは正にこの事だ。

松藤さんは蘭丸の横でソロ。

某TV番組では蘭丸のギターしか聴こえないが、

きっちりといい音が聴こえてくるのは贔屓おめめか。

この絡み、もっと観たいんだって、だから。

チャボは英語がダメと言いながら

「HERO」を口ずさむ。

大人じゃねえ・・・・(笑)

 

麗蘭の「ロックンロールツナイト」ではないが、

いい気分のイベントであった。

これでとことん呑めたならもっといい日だったのに・・・・(笑)

 

KAI Lives Top