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【2004年(86回)決勝戦:大打撃戦は逆転!逆転!また逆転!!】
両チーム合わせて39安打(駒大苫小牧20、済美19)で23得点と大打撃戦となったこの試合は、逆転劇が3度もあり最後まで目を離せない試合。最終回も2アウトながら1、3塁まで攻め一発でれば同点という場面も迎え近年まれにみる白熱した決勝戦となりました。この試合に勝った駒大苫小牧は北海道ならびに東北勢初の全国制覇を成し遂げました。 【2004年(86回)3回戦:6点差からの大逆転劇】
東海大甲府は7回表を終えた時点で6点リードされていました。ところが7回裏4点をあげ2点差として迎えた9回裏、無死1、2塁から清水が本間の直球を右中間スタンドへ運び、劇的な逆転サヨナラ勝ちを演じました。 【2004年(86回)3回戦:雨中決戦のドラマは9回2アウトから】
東北の先発ダルビッシュはこの試合の8回終了まで甲子園26イニング連続無失点。試合開始直後から雨中決戦となったこの試合は、1対0のまま3試合連続完封目前の9回2アウトまですすみました。ところが、最後の打者が放った内野ゴロをさばいたボールは悪送球となり試合終了のはずが一転し同点に。試合は続く延長10回に2点を追加した千葉経大付が逆転勝ちをしました。 【2002年(84回)2回戦:22安打放つも敗戦】
日章学園は毎回安打&先発全員安打で22安打を放ち4点差を逆転、2点差を同点にしたものの乱打戦にせり負け。勝った興誠はわずか9安打で9得点。投げた今泉は22安打打たれながら完投しました。 【2000年(82回)準々決勝:】
この夏6試合で100安打、打率.413の新記録(当時)を樹立し優勝した智弁和歌山がもっとも苦戦した試合。エース香月を中心に8回表まで6対2とリードしていたものの、最後は智弁打線が脅威を見せつけました。 【1998年(80回)準決勝:横浜が終盤6点差を大逆転】
横浜は8回表まで0-6とリードされていましたが、8回に4点を返上。さらに9回にも勢い止まらず逆転サヨナラ勝ちを演じました。9回表には前日16回を投げぬいたエース松坂が勝利を信じて登板する場面もありました。 【1998年(80回)準々決勝:横浜延長17回に及ぶ打撃戦を制す】
稲田、上重(PL学園)と松坂(横浜)の投げ合いは以外にも打撃戦に。延長に入ってから2度横浜が勝ち越すもPLはすかさず同点に。延長17回までもつれた勝負は、この試合始めて2点のリードを奪った横浜が3度目の正直でついに打撃戦を制しました。 【1996年(78回)決勝:サヨナラ阻止する好返球】
9回2死ランナーなしから同点弾を放った熊本工は延長10回にも1死満塁のチャンスを迎えました。続く本多の打った打球は飛距離十分のライトフライ。犠牲フライでサヨナラかと思われましたが、ライト矢野の好返球により本塁タッチアウト。このプレーで勢いづいた松山商は11回に3点を挙げて優勝しました。 【1996年(78回)1回戦:富山県の連敗記録ストップを阻止した9回逆転劇】
前年まで富山県は8年連続初戦負けをしていました。しかし、この年は7回に逆転に成功し、8回を終わった時点で2点のリードをあげていました。ついに連敗ストップかと思った9回、無常にも4点を奪われ逆転負けをしてしまいました。 【1993年(75回)2回戦:徳島商7点差を跳ね返す】
徳島商のエース川上から着実に加点した久慈商は8回表までに7-0と大きくリードしました。しかし、粘る徳島商は8回裏、1点、また1点と返していき、なんとこの回7得点で同点に。勢いづいた徳島商は9回裏サヨナラ勝ちをし、劇的な逆転劇を演じました。 【1991年(73回)3回戦:延長16回押し出しサヨナラ】
後にプロ入りする上田(松商学園)と井出元(四日市工)の投げ合いで勝負は延長戦へ。迎えた延長16回裏、松商学園は無死満塁のチャンス。井出元が投じた232球目はなんとデットボールとなり、押し出しサヨナラとなりました。 【1984年(66回)1回戦:初ヒットがサヨナラ勝ち】
法政一は、境のエース安部の前に10回2アウトまでわずか1四球のノーヒット。しかし、31人目の打者となった末野が打ったチーム初ヒットが本塁打となりサヨナラ勝ち。 【1965年(47回)準々決勝:9回裏ボークで同点】
報徳学園が1点リードして迎えた9回裏、1死3塁の場面でエース谷村がボークをし同点に。その後、続く10回に三池工がサヨナラ勝ち。 【1961年(43回)1回戦:報徳学園延長で6点差つけられるも逆転勝ち】
互いに得点を与えぬまま延長へ突入したこの試合は、延長10回に倉敷工がいっきに6点をあげました。これで勝負ありかと思った10回裏、報徳学園は6点差を追いつき、続く延長11回にサヨナラ勝ちしました。 |