うーとくーのお話(第8章)


仲なおり

うーのお散歩!!

びっくりおめめのうーたろー!

うーは、外に出すといつも粗相をするため、注意深く見ていられるときでないと、外をお散歩できませんでした。あまり外で遊べない代わりに、うーは大邸宅に住んでいました。そのおかげで決まったところにトイレをすることを覚えました。

最近、毎晩お散歩できるようになりました。うーのお散歩コースは居間から台所や玄関に行きます。玄関マットの上で身繕いしたり靴をにおったりします。お風呂は覗くのですが決して入ろうとはしません。放っておいても独りで帰ってきます。

うーちゃん、お利口になったね!

(追伸)毎日お散歩するようになったので、大邸宅は半分になり、くーと同じになりました。

仲直り!!

おでこぺろぺろ!

我が家に来て約1カ月、うーがくーを噛んで以来、くーは「キーッキーッ」と大きな声で泣いたことを忘れませんでした。でも、隣同士で暮らしているうちに過去の記憶はうすらいでいったようです。

うーは、外で遊ぶとき必ずくーのところに遊びに行きます。そしてサークルの隙間に顔を突き出してじっとしています。そうすると、くーがうーのおでこをぺろぺろと舐めてあげるのです。

うーの洗濯機!!

うーのお気に入りの遊びは、くーのおうちのすぐ側にあるおがくず入りのトイレの中で洗濯機のようにぐるぐる廻ることです。広い居間を走り回れば良いのに、わざわざ狭い30cm四方の小さなスペースで遊ぶのです。外に出たとき、ほとんどの時間をくーんちの側のこの小さなスペースの中で過ごします。

うさちゃん列車!!

くーの遊ぶ時間はいつも夕方、うーの遊ぶ時間はいつも夜です。うーは遊んだあとは、くーのそばのトイレでお休みします。ふと気がつくといつのまにか眠りについています。もう帰る時間になっても眠っているのでトイレに入ったまま「うさちゃん列車」で帰ります。

そうです。うーのうさちゃん列車は夜行列車です。

○「うさちゃん列車」は高橋さん作ゲームの名前から由来しています。

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「うーとくーのお話」の目次 | 「うさ」の部屋 | Eメール | 作成日:1997/3/20