ひとり旅

  沿道のタンポポが笑っていた
  電線のスズメが歌っていた

  僕はただ ひとり旅で
  胸の辺りに君を連れてる

  風の音に耳を傾け
  水の流れに心ひたし

  僕はまた
  少し泣きそうになった

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