***奄美大島にいったきなした***
      < 7月12日(金) 〜7月14日(日) >
          
7月11日(木) 出発前日  強風

屋久島から帰って来てから中3日、体を休める間も荷物を片付ける間もなく、
奄美行きの前日になった。午後からメールで幾度となく相方君から
相談メールが入る。なんせ台風7号・8号の揃い踏みなんだもの。
7号は翌日の午前中には奄美を通り過ぎる為影響は薄そうながらその後の
8号の動きが読めない。っていうか3日先の台風なんて予測のしようがない。
屋久島特攻以来、自然の怖さを延々と説教してきた相方君に今回は判断を
委ねる事にした。 
 そう簡単に予定をずらせないのには大きな理由があって、チョビも
楽しみにしている奄美大島のリーフ(サンゴ)を存分に遊ぶためには、相方君
曰く、ここ数ヵ月のうちで一番いい潮らしいからなのです。この次点ではそんな
に潮が大事なものだとはミジンコしか理解してなかったんだけどね。

やや残業して帰宅するも天気予報と相変わらずにらめっこの相方君。
旅行に備えて冷蔵庫はカラッポなので、とりあえず焼肉を食べに行った。
ところがそこの店長と釣り談義に花が咲き、生中4杯を快調に流しこみ、
○ーソンでビールを買いこみ、何の用意もできぬまま(←ちょびだけ?)
沈没したのでした。  



7月12日(金)  

飛行機の予定は8:00am。目覚ましが鳴ったのは朝5時30分。
朝イチの天気予報をみてもやや日曜日の帰路は大いに不安だったけど
ノロノロと支度をし始め、慎重派(又は優柔不断)な相方君もようやく重い
瞼と腰をあげる気になったらしい。前日の用意不足がたたり、空港まで
つかまったら一発免停の速度で突っ走り、飛行機に乗りこみました。
ちなみにゴールドドライバーのチョビが約135キロで走行。

ものの40分で奄美大島空港着陸です。でも同じ県内なのにジェット機で
こんなにかかるなんて、信じられないよ。タラップから降りたとき明らかに
違う空気を感じた。熱帯特有のまったりとろーりとした空気とでもいう?
借りたレンタカーは3日借りて9500円という安さで、島民の車の平均速度
は50`以下という空気と同じくトロイ「奄美時間」に従い岬へ。
 
←とりあえず相方君とちょび。

↓波が浜近くじゃなくて写真の下から2/3辺りの黒いシミみたいのが切れた
辺りで崩れてるのがわかりますか?ここまでがリーフ(サンゴ礁)です。
これのリーフの内側はいつもおだやかで磯遊びにはぴったりです。
これは見晴らしのいい小高い山の上からです、でもよくみえるんだよ〜
天気がよければ飛行機からでもサンゴ礁がみえるんだって!


朝早かったのでちょびつんはとったもお腹がすきました。やっとみつけた
商店でパンをあさると賞味期限切れのパンの中に賞味期限内のメロンパン
を発見! 半分も食べないうちにシュノーケルタイムになってしまった。

 サンゴ礁を泳ぐのは初めて!

シュノーケルセットを前日に買いこみ、ボディボード用のフィンを持参です。
相方君とお手手をつないで海中ランデブーです。



サンゴ礁は長い時間をかけて、少しずつ沖に向かって育っていくので
その先端(リーフエッジ)までいくと、海底迄一気に落ちこむように深く
なります。そこまで泳いで入ったのですが、距離も決行あったしその
深みが怖くて泣きそうでした。帰り道は引潮が始まっていたのでなかなか
すすまず疲れました。でも初挑戦のサンゴ礁シュノに大感激でした!

さて、泳ぎ疲れた後、お待ち金のお昼ご飯です。
奄美といえば、はい、そうです「鶏飯」(けいはん)ですね!翌出来ました。

  

お櫃に入ったご飯と具が別にきます。    そりを子のように美しく
地鶏を裂いたもの、錦糸卵、ネギ、のり   もりつけたら。。。
しいたけ・沢庵



 

杯目でもお腹一杯なのに…2杯も。    一回でたべないで、少しずつつくって
鶏の油が浮いてるのわかる?        熱々を食べるのが鶏飯の食べ方!
パパイヤの漬物も載せてみました。     丼2杯ですげーらはぱんぱん。。。


地鶏濃い味と噛みごたえ、こってりスープを吸った金糸卵+しいたけのあまみが
伝わるかなぁ?


 奄美と言えば豚!んで味噌漬け。
そんなクセがなくて、なるほど、豚の味噌漬けって感じ。これもうまかっつ。

食後は重たいお腹を抱えて釣りタイム。午後2時の干潮前後になると
サンゴ礁が浅瀬に徐々に浮かび上がってきた。

相方君が台風がきていようともこの日に着たのは、この干潮時の潮位が
ここ数ヵ月で一番低いからだった。ここまで潮位がさがると、さっき散々
泳いで行ったリーフエッジまで歩いていけるのだ。相方が執拗大潮という日
にこだわるのかこの期に及んでやっとこ理解した。

リーフエッジに立つと、深いその海の底まで(10数メートル?)くっきり
と見え、お魚がうようよしているのもみえる。ま〜じですごいよ!
早速釣り糸を垂れる。



これ、かなーり沖の方まで歩いてます。すごい景観じゃない?
しばらくすると、まずは相方君が、続いてちょびにも釣れました!
この釣りの途中でなんと「ウミガメ」に遭遇。亀にも耳があるのか、
ちょびが興奮して「カメだカメだ〜」と叫んだら驚いたように潜って
どこかに行ってしまった。えーん。



ちゃんと1一匹ずつ別のだよ〜、使いまわしじゃにゃいよ〜

逃げる場所もないこのリーフエッジで途中雷が鳴ったりして一時中断
しましたが、2時間くらい遊び、潮が満ちてきたので退散しました。



これ全部サンゴ礁。後ろに見えるのがリーフエッジ。いつもはここまで
海なわけです。

リーフからの帰りに、大阪からちゃり旅行をしているというけったいな
お兄ちゃんに会った、そして又その辺でお水を汲んでのみました。
屋久島のほうがおいしかったぞなもし。。

 


さて、名瀬市内まで車で走ること1時間。相方君の去年同じ課にいた
男のコ(内田君。かわいぃ〜んだなぁ、胸板薄いけど…)と一緒に飲む
約束をとりつけてあったので、「花かげ」というお店に行った。
おまかせしかないと言うので、おまかせにした。

 → 
1.ピーナッツ豆腐 とろぷる。     2. もずくとつぶ貝のお酢のもの

 
まぐろやらサーモンやたこ、カツオ      と、そこへ島唄の流し登場。
等を特製ドレッシングであえてある。   顔に似合わず高くてきれいな声。
なぜかドレッシングが甘口のカレー     テンポも結構いい、、、と踊れと    
に似た味で微妙。。。            いうではないか、、そういわれても。。

ハイピッチでビールをのみ、奄美特産の黒糖焼酎を煽っているうちに
だいぶ酔ってきた。店のおかみさんがカウンターの中で踊るのを見様見真似で、、、

 

踊った..踊る阿呆に見る阿呆。。
あと10枚くらい写真あります。延々おどってたので。


 
まだ食べます。煮豚と揚げ餅。    ごーやーちゃんぷるぅ。
さつまいもが入ってるのかな?    これに梅ご飯もついてました。
いももちか?


はぅ〜、よく飲んだ。と思ったら相方君は帰り道に追加のビールを買いに
行った。恐ろしい。この食事で奄美の新情報をいろいろ内田君にきいた。
次の日は島の南にある瀬戸内町に宿泊する予定だったが、そこからフェリー
で渡れる加計呂麻島(かけろまとう)がオススメだという。
えーい、ここまできいたら行くしかない!速攻島のお宿をとり準備を整えた。
旅はフレキシブルにいきたい!明日に備えて早めの就寝。。。

 今日はよく遊びました。 zzzzz





7月13日(土曜日) くもりのち雨

予測していたよりも台風8号の北上が早いみたい。ちょっと心配に
なりつつも、とりあえず近くの港に早朝釣り。ちょびははりせんぼんが
釣れた(笑)。しかし短時間のうちにルアーを2個もなくし、しょぼくれた。
朝ご飯をたべて南下する。

途中にさすがに南国で川下が「マングローブ林」になっている
名所があるので、ボートを借りて乗りこんだ。ところが乗って漕ぎ出して
すぐ、雨が降り始めた。ひどい。。ひどすぎる。。
マングローブの根元を狙って相方君は釣りに励む。
1時間ちょっとたった頃、雨は強さを増し、たたきつけるようになった。
寒いじゃないか!やむをえず撤収。

 
ずっと相方君が漕いでくれた。     水の色が緑っぽかったよ。
さんきう。川はだいぶ広いです。

瀬戸内の町についたころにはやっとやんだものの、加計呂麻島で海遊び
にはちょっとつらい天候。とりあえず展望台へ登る。晴れていたら本当に
美しいらしい。青い海に緑の島が浮かび上がるはずだったんだけど。。。

 

風が強くなる一方なので、残念ながら加計呂麻行きはあきらめた。
かわりに、海底庭園をみせてくれるグラスボーとに乗ることにした。
ん?1人2550円?ちょっと高くない?ぼったくりじゃないの?と思い
つつも。

グラスボートまで時間があったのでまずは腹ごしらえ。瀬戸内の港の近く
をうろうろするもどうにもひかれるところがない。まだまともそうなところに
入るものの、いまいちお腹がすいてないので、ちょびはなぜか海の町
瀬戸内で「茶そば」。相方君は定石の「刺身定食」

はずした・・・

茶そばは乾麺をそのまま茹でるだけなのでしれてるけど、相方の刺身は
驚くべきセンスのない盛り方。皿の中央にツマがポツンと置かれ、その
まわりに一目で冷凍とわかるマグロが2切ずつ数カ所に「散らばっている」
のだ。なんだこりゃ?

食後はグラスボートに乗りこんだ。お客は予想に反して多かった。

 
右手前が相方君。 到着するまでの15分くらいは甲板で。
この時間はちょっと晴れてきてたけど。このときだけだった。


海底庭園にはテーブルサンゴや木の枝状のサンゴなど種類も
豊富で、それにピンク、黄色、紫といったイソギンチャクが
こんもりともりあがり、波に揺れていた。まわりじゅうお魚
だらけで船内のあちこちから歓声があがる。いやぁ、、
ぼったクリとか思ったけど、たのしかった。。

グラスボートを降りた後は、風裏でシュノーケルをするべく、
島の東側にあるダイビングスポットに向った。
幹線道路から1時間くらい走ったところに美しい砂浜が
続いていた。なぜか人がいなくどこも貸しきり状態。
早速シュノーケルをはじめた。 昨日のシュノーケルした所
よりもサンゴの数も少なく、悲しいことにみんな死んでいた。
それでもミノカサゴなど魚はそこそこいたので楽しかった。
岩場の回りはまた違った雰囲気だったしね。
 
帰り道に相方君はまた魚を釣った。    そして夕焼け。なんておだやかな海
なんて魚だ?

名瀬市内に戻ってきた。風がだいぶ強くなってきた。
お腹すいたので、相方君の上司(昔奄美に勤務)のオススメ「むっちゃん」
に行った。

とりあえずオリオンビールで乾杯!
 

 お店のカウンターで!いい感じ〜       イカの味噌漬けだったかな?
                            ちょっと発酵っぽいクセがある。

   
なんと店のおじちゃん、相方の上司      お刺身もらった。。
はよくご存知だった。これはお手製の    カツオ・シイラ・いか 
レモングラスの焼酎漬け。きくぅ〜

写真はないけど、アオサノリに小さく切った海鮮をまぜて揚げたのは
香ばしくてすごいおいしかった。

そして一押しはコレ↓
 
じゃじゃーん、アバサ(ハリセンボン)       がぶりより。
のから揚げ。身はプリッとやわらかく
揚げものになっておいしさパワーアップ。


上から、ほうれん草・サーモン・白身の魚・かぼちゃ・もずくのムース。
キレイだね!

今日もよくたべました。しかもほとんどお店のご主人さんのサービスで
いいものばっかりだしてもらった。相方君の上司に大感謝です!
この日もよく食べ、よく飲みました。

お部屋に帰ってテレビで天気予報をチェック。予想外に早いスピードで台風8号
が奄美を直撃しようとしていた。 や、やばい。…( ̄□ ̄;)。

予定の翌日の最終便はどうみてもムリ。
相方君は午前中ならなんとか飛ぶかもしれないので朝イチで航空会社に
電話し様というが、寝ボス毛の相方君とチョビが起きれる保証はどこにもなひ。
なんで、小心者のちょびは航空会社の24時間受付センターに電話。
最近は音声で24時間予約ができるんだねー。すごいねー。んでガイドに従って
予約を入れようとすると、9時。10時半、12時と3便あるうち9時しか空きがない。
午前中遊んで帰ろうというキモチは誰も一緒みたいだった。
9時じゃ、早起きして空港に向わないと間に合わない。
優柔不断な相方君としばし悩んだ末に9時を予約してようやく寝ることができた。




7月14日(日)

早朝に起きて早々にチェックアウトし、空港へ向った。
相方君がサンゴのある海がここまで荒れるのを見たことがないという
程の大荒れ。急ぎながらも海岸からパチリ。

 すごい荒れップリ。

高くうねった波がリーフエッジで砕けて大迫力です。

空港につくと、なんとこの日はちょび達が予約をしなおした一便だけで
後はすべて欠航とのこと。うきゃー、ラッキー。よくぞこの後の便が満席で
あってくれたと胸をなでおろす。

そうも大きくない空港内がキャンセル待ちの人でごった返していた。

 混雑を尻目にお土産を物色。。

結局丸2日しか遊べなかったけど、珊瑚の海を泳いだり、リーフエッジからの
釣りなど貴重な体験ができて、もっさ楽しかったです。
鶏飯もおいしかったし、島唄も聞けたし(踊ったし。。)満喫でした。

また遊びにいきたいとこらです。

ご愛読ありがとうございなした。