ジンバブエ

ビクトリア・フォールズ Victoria Falls

ジンバブエとザンビアの国境にあり、アフリカ 第4の大河ザンベジ川中流に位置。
南米イグアスの滝、北米ナイアガラの滝と並び世界三大瀑布のひとつに数えられています。
1855年11月16日早朝、アフリカ大陸横断途中にあったリヴィビングストンにより発見されました。
現地では、「モシ・オ・トゥニャ」(雷鳴の轟く水煙)の名で呼ばれています。

■デヴィッド・リヴィングストン
イギリスの医師、宣教師、探検家。
1813年、スコットランドの貧しい家庭に生まれる。大学で医学と神学を学び、宣教師として南アフリカに渡る。
布教のかたわら探検を開始し、1855年、ザンベジ川流域で巨大な滝を発見。母国の女王にちなみヴィクトリアと名付けた。
その後もナイル川の源流を探す等アフリカでの探検を続け、1873年、ザンビアで60歳で病死した。


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ザンベジ川

アフリカ大陸第4の大河で、全長は2,700km以上。ザンビア北西部に源流があり、ジンバブエ国境付近でヴィクトリアの滝となり、モザンビークを横切り、やがてインド洋に注いでいます。大半は乾燥したサバンナ地帯を流れていますが、流域には緑が生茂り、多様な動植物を育んでいます。交通路としても重要な大動脈で、ザンビアの国名の由来にもなっているそうです。

















ヴィクトリアの滝

最大落差はおよそ110mから150mほどで、滝の幅は1,700m。雨季などで水量の多い時は毎分最大5億リットルもの水が落下するそうです。
およそ250万年前、下流域の土地の隆起によってザンベジ川の流れが変化、川は東の広大な玄武岩台地に流れ込み、その重みによって生じた岩盤の深い亀裂から水が一気にこぼれ落ち、ヴィクトリアの滝が形成されたと言われています。その後、長い年月の侵食作用によって、滝の位置は少しずつジグザグ状に後退。最初に亀裂が生じたのは80kmほど先の下流で、上流には新たな亀裂が発生しており、数千年後に出現するであろう9つ目の滝の兆候が現れているそうです。














■ビクトリア・フォールズのホテル:Victoria Falls Safari Club
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