ロンドン London
紀元前63年からのイギリスの首都で、政治、経済の中心であるばかりでなく、世界的にも知られた国際観光都市です。
町を二分してテムズ川が悠然と流れ、紀元前500年頃に海を渡ってきたケルト人がこの河岸に集落をつくったのが、現在のロンドンの始まりでした。
その発祥の地がテムズ川の北岸、官庁街で世界経済の要でもあるシティです。
大英帝国の風格と古い伝統を伝える町並みが魅力です。
yukitabi☆旅の記録 > イギリス > ロンドン
国会議事堂 House of Parliament（ウエストミンスター宮殿）
1065年に完成したテムズ河岸に建つ大宮殿。ウイリアム１世が居を定めて以来、歴代国王の居住でした。 1529年にヘンリー８世がホワイトホール宮殿へ移住した後も行政機関はそのまま残され、宮殿内に上院下院の議場が作られ、国会議事堂として使われるようになりました。
現在のウエストミンスター宮殿は1834年のロンドン大火の後、1860年に再建されたもの。再建の設計はコンクールで選ばれた建築家チャールズ・バリー。ゴシックリバイバル様式の壮麗なものとなっています。
ビッグ・ベンは宮殿のシンボル。
ウエストミンスター宮殿の北端にそびえ立つ時計塔で、その名は初代の設置責任者ベンジャミン・ホール卿のあだ名に由来しています。大鐘が１時間毎、４つの小さな鐘が15分毎に時を告げ、BBC放送の時報にも使われています。
完成当初からグリニッジ天文台の標準時に合わせられ、現在まで正確に時を刻んでいます。
宮殿の南側に立つビクトリアタワーには国会の議事録が保存されています。
ウェストミンスター寺院 Westminster Abby
エドワード王によって建てられたイギリス国教会の修道院で、正式名称はセント・ピーター教会。
エドワード王は、信仰心の深さから懺悔王と呼ばれていました。 1066年にウイリアム王がこの寺院で戴冠して以来、王の戴冠式が行われるようになりました。
工期が長引いたにも関わらず、建築様式としては13世紀のゴシック様式が貫かれています。
内部の礼拝堂には歴代のイングランド王や女王の墓が並び、チャーチル、ニュートン、ヘンデル、チャールズ・ダーウィンなど多くの著名人の記念碑や墓碑があります。
BA ロンドン・アイ BA London Eye
テムズ川の右岸に2000年に出現した大きな観覧車で、ミレニアムマイルの呼び物。約30分で１周し、ロンドン市街の展望を360°楽しめます。
バッキンガム宮殿 Buckingham Palace
エリザベス２世女王の宮殿で、ロンドンでの公式の住居かつ、公式行事に使われています。ジョージ４世がバッキンガム公爵の私邸を改修し、1837年にビクトリア女王が移り住んでから王宮として使われるようになりました。
宮殿を警護する近衛歩兵連隊は、赤い上着に黒い熊の毛皮の帽子をかぶったスタイル。鼓笛隊の演奏にあわせてパレードする交代儀式は、ロンドン観光の目玉になっています。
セント・ジェームズ・パーク St.Jame's Park
バッキンガム宮殿の前に広がるロンドン最古の公園で、ヘンリー８世の狩猟場だったところを公園にしたものです。
中央には人造湖があり、木々が茂り、水鳥や野鳥の楽園となっています。
ロンドン塔 Tower of London
1078年にイングランドを征服したノルマンディー公ウイリアム１世がテムズ河畔に居城として建てた要塞で、王権の拠りどころとして何世紀にもわたって歴代の王により城郭が拡大・増築され、城壁の中には７つの塔と４つの館が残されています。王宮・要塞・牢獄・処刑場などと姿を変え、暗い歴史のエピソードももっていますが、その血生臭い歴史とは裏腹に美しいお城です。
タワー・ブリッジ Tower Bridge Experience
テムズ川に架かるゴシック様式の塔をもつ橋で、1894年に完成しました。中央部分は大型船が通過する時、90秒かけてハの字型に開閉します。
上にかかるガラス張りの歩道橋からはロンドン市内を一望できます。
キュー・ガーデンズ Kew Gardens（キュー王立植物園）
ロンドンの南西部、テムズ川沿いに広がる庭園で、４万種以上に及ぶ植物があります。
1759年にジョージ3世の母后プリンセス・オーガスタが庭師に命じて造らせたのがはじまり。その後、キャプテン・クックに付いて世界各地を巡り、様々な植物を収集したバンクスのコレクションにより充実しました。
園内にはアヒルがたわむれる人造湖、大きな温室や花壇が配置されています。
■yukitabi★厳選ロンドンのホテル：
■yukitabi★厳選イギリスのおみやげ： ポストカード 、 Walkers SHORT BREAD 、 TWININGS
Copy Right yukitabi Since 2007