“ファーザー”と呼ばれる巨大ワニ


池から巨大なワニが陸に上がってきた。村人は「おおっ、ファーザーだ!」と叫んだ。
親分格のワニらしい。「このワニを見れて、おまえは幸運だ。」といわれた。

ファーザーと呼ばれる巨大ワニ
この池の管理人らしき人(この人に入場料を払った。)が来て、「ホワイトマン、カモーン!」と叫んだ。ホワイトマン? 私以外は、観光客も含めすべて黒人だ。私しかいない。行くと、「このワニの上に座れ。」という。そして、写真を撮ってやるからといってカメラを持っていった。たくさんの人が見ているし、せっかくだからとトライ。しかし、お尻をワニの背に着けることは恐くてできなかった。
 写真を撮ると、今度は「尻尾を持て。」という。そんな無茶な、と思いながらも、尻尾を持ち上げて記念撮影。おじさん、なかなかシャッター押さない。「早くしてよ〜、もし尻尾振られたら五体満足では帰れないよ。」
 その後、観光客がかわるがわる記念撮影。聞くところによると、このファーザーはおとなしく、口のなかに手を突っ込んでも大丈夫(本当か?)だとか言っていた。
ワニに座るワニの尻尾を持つ
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