「イングランド編目次」
1.はじめに
2.ハワース
3.ヨーク
4.リッチフィールド
最初に訪問したのは93年6月。その後94年と95年8月にも訪れている。これらの旅の写真は「競馬場訪問記」で既に紹介しているし、他の有名な観光地の写真は他のサイトにいくらでもあると思うので、ここでは私の気に入ったところを紹介しようと思います。
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ムーアに向かう歩道 |
ハワースの町から歩き始めて、最初にこのペニストンヒルに出ます。広い荒地というだけで、特に何もありません。右の写真は、ペニストンヒルから撮影した私が泊まったB&Bです。(“旅の宿”編に紹介あり)
その向こうに見えるのはローワーレイズ貯水池。
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さらに歩いて約1時間、ブロンテの滝に到達します。この写真は水量が少なくて迫力がありませんが、雨あがりが最高に美しいらしい。ブロンテ姉妹は、よくこのあたりに来て遊んだということです。
ブロンテの滝;93年6月撮影
ハワースから約6km、標識にそって歩き、湿地帯を抜け、柵を越えゲートをくぐってようやくこの廃墟,トップウィズンズ(ワザリング・ハイツ)に到着。ここがエミリー・ブロンテの「嵐が丘」の舞台となったとされています。このあたりにいる羊は、人が近づいても逃げていかず、逆に餌をねだりにくる。
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ハワースムーア;93年6月撮影 | ハワースムーア;94年8月撮影 |
紫に染まるムーアを見たくて、2年続けて訪問。上の写真は、ほぼ同じところを撮影。左の写真の色の濃い部分がヒースが群生しているところ。右の写真では紫色になり、想像以上の素晴らしさ。
夏にきたら次は冬のムーアも見なければ不公平? 冬の荒涼たる風景が一番「嵐が丘」のイメージに近いと思うが、機会がない。
最長コースはこの後、来た道を途中まで戻り、今度はポンデンカークを目指します。大半の人はトップウィズンズ往復で済ましてしまうので、このルートは人の数がぐっと減ります。農場をいくつも横切るので、道はあってるのかと不安になりました。
ポンデンカークは、「嵐が丘」ではペニストンクラッグという名の断崖で、大きな岩が露出しているところがあり、その岩の下には大人1人が入れるぐらいの穴がある。足場はあまり良くないし人もほとんど来ないので、もし足でも怪我したら大変だと思いながらも、岩穴をくぐってきました。
その後さらに歩き続け、ポンデンホール(「嵐が丘」ではスラシュクロス農場、現物は小説のイメージとかなり違った。)前をとおり、さらにかなり歩いてハワースに到着。総距離約16km,6時間の周遊コースです。
ヨークに来たのは94年8月、スコットランドを周遊した後に訪問。目的はG1レースが3日間連続で開催される競馬観戦だったが、午前中はヨーク市内を観光、中世の城壁を歩いて一周したり博物館へ行ったり。でも、ヨークの目玉はやはりヨークミンスター。イングランド最大のゴシック建築であり、世界の始まりと終わりを描いた世界最大面積のステンドグラスがあり、とても荘厳,神聖な雰囲気でした。
城壁ウォーキングの途中にあった砦跡。
「1190年3月16日の夜、この砦にいた150人のユダヤ人は、リチャード某に煽動された暴徒達から城を守ろうとし、忠誠を放棄するよりはこの場所での死を選んだ。」という文が石碑に刻んであった。
![]() | イングランド中部、ダービーの近くの町リッチフィールドの大聖堂。 装飾が素晴らしく、イギリスに来て最初に見た大聖堂なので一番印象に残っているのですが、説明の書かれたパンフレットを紛失、捜索中でして、見つけ次第、紹介文を書きます。 |
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