ゴルフクラブの特性を表す方法としてFOVIX符号を考えました。
体躯能力とゴルフ技量に照応させたゴルフクラブの選択の基準となります。
クラブ全長L(cm)、しなり係数γ(A−60/L−70)(%)、
クラブ全質量W(g)、 スイング負荷値Ms ( g・m2)
スイング感覚値α〔Ms/(A−20)〕(g・m)を表示します。
 
全長L区分
数値をセンチメートル(cm)単位でそのまま表示する。
単位以下は四捨五入とする。
例)“109”は108.5 cm 以上 109.5 cm未満を表す。
しなり係数γ区分
下表のように、クラブ全長Lに対するバランスアームAの割合
(A−60)/(L−70)の値の百分率単位で表し、単位以下を四捨五入とし、
その範囲を記号で表す。
a(50〜51) b(52〜53) c(54〜55) d(56〜57) e(58〜59) f(60〜61)
g(62〜63) h(64〜65) i(66〜67) j(68〜69)k(70〜71) l(72〜73)
m(74〜75) n(76〜77)o(78〜79)p(80〜81)q(82〜83) r(84〜85)
s(86〜87)t(88〜89) u(90〜91)v(92〜93)
例)“k”は(A−60)/(L−70)の値が0.695 以上 0.715未満を表す。
質量W区分
数値をグラム(g)単位でそのまま表示する。単位以下は四捨五入とする。
例)“314”は313.5 以上 314.5g未満を表す。
スイング負荷値Ms区分
数値をグラム・メーター(g・m2)単位でそのまま表示する。
単位以下は四捨五入とする。
例)“142”は141.5以上142.5g・m2/cm未満を表す。
例題として、全長109.2 cm、バランスアーム87.3cm、質量314g、
(スイング負荷値142.2g・m2)のクラブのFOVIX NO.は、
「109k314−142」として表示されます。
 
スイング感覚値α区分
下表のように、α=Ms/(A−20)の値の小数点第一位以下を四捨五入
した数値とし、その範囲を記号で表す。
A(110)、B(120)、C(130)、D(140)、E(150)、
F(160)、G(170)、H(180)、I(190)、J(200)、
K(210)、L(220)、M(230)、N(240)、O(250)、
P(260)、Q(270)、R(280)、S(290)、T(300)
例)“K”は209.5以上220.5 g・m 未満のセットを表す。
 
ドライバーからアイアンセットまでのセットクラブの表示としては、初頭にクラブセット
の表示をし、続いてクラブ単品の表示を行う。
上記例題としての、セット総合表示のFOVIX NO.は次のように表示されます。
K−109k314−142
備考;これらにシャフト自体の仕様が併記されると更に分かり易くなる。
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