ゴルフィング・メソッド

直線上に配置

要旨

 パターを除く13本のゴルフクラブは、コース戦略上主に期待するボールの飛距離に照応してセット
 されます。ボールの飛距離に関係するのは主にヘッドの運動量であり、ヘッドの質量とヘッドスピード
 に比例しています。
 ヘッドスピードはプレイヤーがクラブをスイングして発生させるものですから、クラブはスイングし易い
 ものでなければなりません。
 そのスイングする時のクラブの重さの感覚がどのクラブでも同じで、あなたにとって心地良いもので
 あれば、必ずスイングの結果は満足のいくものになるでしょう。

 ゴルフクラブはあなたのスムーズなスイングを妨げるものであってはならないのです。


 
       クラブはゴルフを楽しくする道具であるべきです!!

        

ラウンドでは、クラブは14本まで使用することが許されています。
その内1本はパターで、他のクラブとは特性も形も大きく異なっています。
残りの13本は個々には勿論目的に応じて仕様が夫々に異なりますが、特性的には
同類で、その目的は主にボールの弾道と飛距離です

パターとウエッジ類を除いたクラブは、目的であるボールの期待する飛距離に照応してクラブ長さが変化しています。勿論長いクラブが大きい飛距離を期待できます。
コース戦略上、
ボールの飛距離の変化はクラブの番手に対応して整然と連続している
ことが望ましい
のは言うまでもありません

道具と身体の関係からクラブの仕様の中で特に重要なものは次の通りです。

アドレス;クラブの長さとライ角の組合せ

特にティーアップをしないで使用するクラブでは、クラブの長さとライ角の組合せが適切でなければソールが不安定で致命傷になりかねません

スイング;クラブの重さとクラブの重心位置とシャフトの撓り

ヘッド、シャフト、グリップの夫々の重さの組み合わせが適切であることが大切です。それによりクラブの重心位置が定まり、その重心位置までの
長さに応じてダウンスイング時の重力が効果的に作用し、シャフトの
しなりも効果的に発生してヘッドスピードが加速されます。

ウエッジ類(PW,AW,TW,LW,SW等)は大きい飛距離を求めるクラブでは
なく、ボールの弾道をコントロールするクラブ
であり、ライ角の他にヘッドの質量、
ロフト、ソール、グース度が重要な要素となります






直線上に配置