超マイクロサーボ


京商製サーボ:Team HS-60 (No.57532)

ストラトスの大成功以来グライダーにも力を注ぐ京商から、マイクロサーボが発売されています。 Team HS-80およびTeam HS-60の2種類で、HS-80の方がいわゆるマイクロサーボのサイズで、HS-60はそれよりさらに小型軽量で、京商では「超マイクロサーボ」という呼び方をしています。
HS-60の方を、今製作中の380クラス電動グライダーに使用するつもりで購入してみました。

いまでは京商は海外で製造された機体やパーツを沢山扱うようになっていますが、ご多分にもれずこのサーボも国内で製造されたものではありません。 箱にはMade in Koreaと書かれています。
主なスペックは下の表のとおりです。 比較のために長年愛用しているフタバ製のマイクロサーボFP-S143とFP-S5102のスペックも並べてみました。 数値はいずれも各社のカタログに記載されたものです。

いくつかのサーボとの比較
項目京商
HS-60
京商
HS-80
フタバ
S143
フタバ
S5102
品名
超マイクロサーボ
マイクロサーボ
マイクロサーボ
マイクロサーボ
(メタルギア)
スピード
0.21sec/60°
0.15sec/60°
0.18sec/60°
0.22sec/60°
トルク
1.1kg・cm
2.2kg・cm
1.9kg・cm
2.1kg・cm
長さ
26mm
28mm
28mm
28mm
高さ
24mm
28mm
29mm
29mm
13mm
13.7mm
13mm
13mm
重量
14g
17.5g
19g
22g

上の表を見て気が付くことは、HS-60のトルクで、他のサーボの半分程度しかありませんのでちょっと心配ではあります。 しかし、寸法の小さなことはなかなかのものがあり、特に高さが5mmも小さくなっていますので、より小型の機体に搭載できます。 サーボを機体に積むときに、胴体が丸い場合など特に感じるのですが、サーボの高さが意外にじゃまになることがあるものです。

なお、FP-S143及びFP-S5102は現在では出荷されておらず、同等品はトルク性能などがアップしたFP-S3101及びFP-S3102となっています。