折りたたみ無尾翼機


京商09モーターハンググライダー (No.2431)

ハンググライダーに動力装置を付けたもので、プッシャータイプです。 この模型はもともと10クラスのエンジン用ですが、翼が布製ですからオイルでベトベトになりそうなので、エンジンでは1回飛行させただけで、すぐに電動化しました。 最大の特徴は、翼が布製でアルミパイプによる骨組み構造により折りたたみ出来ることです。 これは実物のハンググライダー同様運搬には重宝します。
それからコントロール方法に独自のものが採用されています。 翼前縁のパイプにサーボによりひねりを与えて、その動作で翼端の後縁を上下させます。 この動きにより翼端をエレベータとエルロンとして動作させます。
機械的なミキシングを使っていることや機構に遊びがあるせいか、舵の戻りが十分でないために飛行中の操作は楽じゃありません。 直進することは、ほとんど不可能です。

数年前に近所の模型店の棚の上で見つけて購入しましたが、かなり古いもののようです。 組み立て説明書に印刷されている郵送料金の日付は昭和57年4月5日となっています。

主なスペックは次のとおりです。
・全長--------660mm
・全幅-------1,620mm
・翼面積------44.8dm^2
・全備重量---約 1.5kg
・モーター----ルマンAP36L
・サーボ-----フタバS3001×2
・バッテリー--8.4V 1,000mAh