MOS-1

(オリジナル)
こんな機体です

製作メモ
97年12月に昭和記念公園で行なわれたハンドランチ大会で見た、モスキートクラスの機体を作ってみました。 モスキートクラスの機体は小さくて軽いだけに、手投げからの初期獲得高度は高いです。 滑空性能はやはり劣りますが、その分シビアなコントロールを要求されますので、うまく上昇出来たときには喜びも大きいようです。
そんなことで私も作ってみました。 胴体はポッドとテールパイプの構成にしてます。 ポッド部は適当な自作で、内寸で幅17mmです。 これはユニオンの9グラムサーボとホーンの長さから決めました。 サーボは簡単に収まったのですが、問題は受信機でした。 フタバのカー用3チャンネル40MHzのものを、クリスタル交換で空用としましたが、17mmには入らないのでケースを取ってあります。 そしてサーボコネクタが出っ張るので、コネクタのプラスチックを外して中の金属部分だけにして差してあります。 それでも出るので差した状態で受信機側の金属ピンごと斜めに曲げました。 あとクリスタルだけが出っ張るのですが、これは胴体側板に楕円の穴を開けて外に出してます。 これで機体をばらさずにクリスタル交換が出来るので、かえって便利ですね。
尾翼は1.5mmのバルサ単板で、ポッド部も1.5mmのバルサ2枚重ねの側板と僅かの1mm航空ベニヤなどで作ってます。

最近製作の遅い私に割と簡単に出来たのには訳がありまして実は、主翼はヒロボーのG-22Mのものをちょうど半分に詰めて使ってます。 もともと翼弦長が短めの翼だったので、スパンを半分にしてもそんなに見た目のバランスは悪くはなりませんでした。 テールのパイプも同じG-22Mのものを使ってます。
今回作ったこの機体は重心位置の予想を大きく誤ってしまい、機首部に20gくらいもウエイトを載せなければなりませんでした。 次回はウエイト無しで重心が取れる機体にして、必要最低限の重量としたいと思います。

フライト・インプレッション
予想以上に機速があり、舵の効きも敏感ですから、なかなかスリリングなフライトですね。 スパン、全長ともに短いためにロール方向、ピッチング方向とも速い動きをします。
さすがに沈下は早いので何も無ければ、じきに降りて来ます。 逆にちょっとしたことで浮く場合もありますから、サーマルハントの楽しさは変わりませんね。

機体の諸元と主な使用パーツ

全長600mm
全幅740mm
主翼面積10dm 2
主翼翼型不明
尾翼面積2.1dm 2
全備重量約150g
バッテリー50mAh*4
送信機SKYSPORTS 4FM 4ch
受信機FP-R113FFM 3ch
サーボUM-9G*2R,E