ヤンター (JANTAR)
(チェコ共和国/HF modell)
2001.07.29
こんな機体ですよ
製作メモ
チェコのHFモデルというメーカーのスロープ機で完成状態です。
主・尾翼はバルサシャーレ製で、ゲルコートたっぷりなので、ツルッツルです。
エルロン、エレベータはエラスティックヒンジで加工済みです。
ラダーは指定の位置にヒンジを差し込んで固定します。
胴体はFRPの白色ゲルコート仕上げ、キャノピーは加工済みでラッチまで出来ていてしっくり嵌まります、うれしいですね(^^)/
作業としては、ラダーの取り付け、バラストの取り付け、リンケージなどの工作が必要となります。
エレベータは機首部のサーボからの長いリンケージを介して動作させるように指示されてますが、付属のリンケージ用芯棒が固くて動きませんでした。
それで直径1.6mm程のワイヤに交換しました。
ラダーは指定どおり機首のサーボからのリンケージです。
エルロンに2個のマイクロサーボは主翼内に埋め込みますが、かなり薄い部分なので若干下に出っ張りました。
主翼は左・右翼の2分割で、接合部のカンザシは直径8mmのスチール製です。
このカンザシは10mmほどカットする必要がありました。
フライト・インプレッション
初フライトはクラブの夏合宿で行った、信州白樺湖近くのスロープでした。
晴天と良い風やサーマルに恵まれて、なかなかの好条件でした。
スケール機はどれでもそうですが、手投げしにくいです。
そのため特に、発航直後は機速がついてませんから要注意です。
そんな時に大きな舵を打つと失速の恐れがありますので、じっと堪えてスピードが出るのを待ちましょう。
スピードが出ればOKです。
主翼強度は十分ありますから、きついターンも大丈夫です、まあスパンも小さいですからね。
ただ遠くに持って行くとちょっと見難いです。
スパンが2.4mしかない上に全身白一色ですから・・
翼面荷重が約50g/dm2と大き目ですから、フライト中はある程度速度が必要ですね。
多少前進角が付いているように見えますが、重心位置は通常と同じくカンザシ位置で合います。
細い主翼、太い胴体の機体が目前を飛ぶ様子は、スケール機の楽しさが堪能出来ます。
また、この機体は小型なので家の中での扱いが楽という点もメリットですね。
機体の諸元と主な使用パーツ
項目 | 数値など | 備 考 |
全長 | 1,030mm |
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全幅 | 2,400mm |
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主翼面積 | 29.0dm 2 |
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主翼翼型 | S 3021 |
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尾翼面積 | 不明 |
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全備重量 | 1,470g |
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送信機 | FF 8A |
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受信機 | FP-R129DP | PCM 8ch |
サーボ | FP-S3103 FP-S143 | A*2 E,R |
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