ベビーグロブ (BabyGROB)

(ドイツ/HKM-modellbau)
こんな機体です

製作メモ
主翼は発泡スチロールコアにバルサプランクでフィルム貼りまで済んでました。 尾翼はバルサ単板にフィルム貼りです。 エルロン、エレベータはテープヒンジで固定します。 胴体はFRPの白色ゲルコート仕上げで、ほぼ完成しています。 ラダーが固定となっていますが、切り離してヒンジで可動するように加工しました。 その他主翼左右の接合、主・尾翼取り付けの加工、リンケージなどの作業が必要です。 エレベータとラダーのサーボは垂直尾翼内に埋め込み、ダイレクトリンケージとしました。 エルロンサーボは左右1個ずつ主翼に埋め込みます。 最後にデカールを貼って完成です。
図面ではスピード400モーターをダイレクトで使うようになっていますが、私はギヤダウンにしました。 QRPのモーターと400BBギヤユニットを使って8インチのペラを駆動します。 このギヤユニットは加工精度が高く、回転はスムースです。 また、取り付け方法がフローティングマウントとなっていますから音も静かですね。

フライト・インプレッション
低翼機ですから簡単に手投げという訳にいきません。 それで地上滑走から離陸させます。 ただ車輪が小さくて芝の上ではうまく走りませんから舗装路(駐車場)から上げました。 滑走中左に行こうとしますから、ラダーの当て舵で修正します。
最初7インチのペラで試してみましたが、引きが少し不足のため8インチのものに交換しました。 8インチの場合で、8,700rpm、9A弱の電流ですからまぁまぁの値でしょう。 しかし、電動機用のペラって形は変だし、ブレードの幅も広いですね。 それでなくても8インチではダイアが大きすぎますから、プロペラ周りのスケール感はまったく無いです。
上空では、太くて短い胴体のせいで直進性が良くありません。 特に風に向かった場合にその傾向が大きく、すぐ横を向こうとしますから始終修正舵が必要となります。 高度を取ってモーターオフで滑空に移ると、モーターランのときより安定した飛びとなります。
小さな機体なのであまり高く上げるとスケールの意味がなくなります。 ですからこれは低空飛行用グライダーですね(^^;
両方のエルロンを上げてスポイラーとして使いますが、それほど伸びる機体じゃありませんから着陸は楽です。

機体の諸元と主な使用パーツ

項目数値など備 考
全長660mm
全幅1,500mm
主翼面積およそ20dm 2
主翼翼型S 3021
尾翼面積およそ3dm 2
全備重量780g
モーターHYPER 400/35T-RVQRP
ギヤユニット400BB(32:16)QRP
プロペラ8*4slim-prop
バッテリーAR 500mAh*7サンヨー
アンプ20Aコントロニク
送信機FF 8A
受信機FP-R148DPPCM 8ch
サーボFP-S3103*2
UM-9G*2
E,R
A*2