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今回は、5月10日に開かれた第7回四国地区サーマルソアリング大会で撮影した写真を何枚か載せます。 行われた場所は、香川県丸亀市にある讃岐WINGS飛行場です。
大会の参加者です
総勢30数名の参加がありましたが、過去最多の参加者ということでした。
競技は、オープン、ミニ、電動オープンそして電動ミニの4クラスで行われました。
ルールは7分の滞空と定点着陸で、電動の場合モーターランの時間は1秒につき1点減点という規定です。 ミニクラスだけは3分の滞空時間となります。
また、各クラスとも、スケール機だと15点が加算されます。

オープンクラスの発航
競技者は、主催者側で用意したウインチを使い順にスタートします。
索の回収にはミニバイクが使われましたが、途中エンジンの不調に見舞われるというハプニングもありました。

この日は朝から時折小雨がぱらついていましたが、昼前からやや強くなり各クラスとも午前中の1ラウンドだけとなりました。 ただし電動クラスはグループスコアリングだったため、午後に1000点の選手による決勝を行いました。


電動ミニクラスのスタート
競技者には1人ずつジャッジが付きます。 モーターのオンオフは自由ですが、ジャッジに聞こえるようにコールします。

写真は午後の決勝で辻洋一さんがスタートするところです。


ミニクラスです
ミニクラスの競技風景です。 主催者が用意したショックコードを使い、同じラインからスタートします。 その後3分間maxの滞空を行います。 そして、後方の指定エリア内でハンドキャッチを決めると20点が加算されます。

依岡節雄さんのエレクトラ400です
QRPのエレクトラ400ですが、ギアダウンとなっています。 そして主翼中央部にはスポイラーが追加されています。 これは主翼裏に付けた9gサーボによって動作させます。
ギアユニットやサーボなどが追加されていますが、それでも全備重量は450g程度だそうです。

星島さんのハイライトです
今回の大会でミニクラスおよび電動ミニクラスで活躍していた機体がハイライトです。 ミニクラスでフライトの様子をじっくり見ましたが、非常に沈下が少ない機体でした。 翼型はS4083modです。 フィルム貼りまで済んでいる完成機で、主翼前部がカーボンDボックス構造となっており、きれいな仕上がりです。
なお、この星島さんの機体の胴体はハイライトのものではなくて、HL-1の胴体のようです。

F5Bチャンピオンです
写真中央の白いポロシャツの方が、97年のF5B日本選手権の優勝者、真部文明さんです。
昼休みの時間を利用してF5B競技のデモフライトをしていだきました。 素晴らしいスピードで距離タスクやリンボーからの上昇などをデモしてくれました。
それでも御本人は、今日はあまり走っていないとおっしゃってました。 ときおり小雨が降る天候でしたから、空気の状態があまり良くなかったのでしょう。