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今回は、12月6日に開かれたジョーワーツカップR/Cハンドランチグライダー大会で撮影した写真を何枚か載せます。 行われた場所は、東京都立川市にある国営昭和記念公園です。
参加した人達です
当日は穏やかな天候にも恵まれ、40人を超える参加者で盛況でした。

競技は、オープンクラスとビギナークラスの2クラス合わせて4組と、今回初めてのモスキートクラス1組で行われました。
モスキートクラスは機体サイズが普通のもののちょうど半分の、スパン750mm以下という規定です。


大会主催者の方々
TDKHのメンバーが中心になって運営をしていただきました。 TDKHとは、高月田畑滑空班の略称ですね。

写真の中で立っている人のうち、右はしの人が冨田さんで、左はしの人が徳永さんです。 モスキートクラスはこのお二人が提唱している日本独自の規格です。
小さいながら、飛びっぷりはノーマルサイズにさほど劣らず今後広まりそうですね。


羽場さんのモスキート機です
これはもともと屋内用ハンドランチとして作った機体だそうです。 羽場さんの機体は、いつもながらきれいな仕上がりですね。
リブ組み構造の主尾翼で、全備重量は85gです。 この日のモスキートクラスの機体の中でも、かなり軽量な方です。

受信機用バッテリーには50mAhのものを使っているので、念のためにラウンド毎に充電をするそうです。


中村さんのモスキート機です
この機体には胴体というべき部分がありません。 機首から最後尾までカーボンパイプだけです。 その秘密は主翼中央部に見える、赤と黒の部分です。 赤色のパーツがサーボで、黒い部分は裸の受信機です。 つまりかさ張るものは、すべて主翼の中に収められています。

全備重量は98gで、この機体もやはり軽量の部類に入ります。


信太さんのモスキート機です
矩形の主尾翼で、Vテールという独特の機体形状です。 また重量が190gということですから、軽量な機体の2倍ほどもあります。 しかし、矩形翼でしかも翼弦長がありますから、かなり翼面積があるようです。

モスキートクラスは、まだ始まったばかりですから、皆さんいろいろなアプローチをしてますね。


鈴木さんの無尾翼機です
こちらはノーマルサイズのハンドランチ競技に出場の機体ですが、何と無尾翼です。 オープンクラスに参加して、他の機体と同様に純粋な手投げで飛行していました。

無尾翼機が手投げで上昇して、滑空する様子を見るのは不思議な感じがします。 しかし、安定した飛行でした。


モスキートクラスの上位入賞者です
優勝したのは、さすが提唱者ですね、冨田さんでした。

並んだ3人の方の身長と比べると、モスキートクラスの小ささがよくわかります。