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今回は、8月9日に開かれた三和杯争奪ハンドランチグライダー大会で撮影した写真を何枚か載せます。 行われた場所は、東京都立川市にある国営昭和記念公園です。
昭和記念公園の玄関です
こんなところもあるんです。
昭和記念公園で大会があるときは、いつも「みんなの原っぱ」の写真だけですので、今回1枚目の写真は場所をかえてみました。 公園の立川駅側の入口から入ると、ヨーロッパ風の庭園があり、その奥にはこんな立派な噴水があります。
もちろんここ以外にも、ボートにのれる池や自転車で走れる外周コースなど広い園内には沢山の場所があります。 ハンドランチ大会が無い日でも、出掛けてみたら気持ちが良いと思います。

この日参加した選手達です
この日の競技は、ハンドランチクラスとショックコードクラスで予定されており、合計で20数名の参加でした。 どちらのクラスも機体のサイズはスパン60インチ以下という規定です。

競技ルールは、ハンドランチクラスの場合、5分間の作業時間内に5回投げて滞空を競うもので、滞空時間はmax1分間です。 しかし11号台風の影響による風が収まらず、1ラウンドだけの実施となってしまいました。
また、ショックコードクラスは結局1回も行われなかったので、競技ルールの発表はありませんでした。


木村正明さんとスカイウォーク改です
木村さんの機体は、自作の胴体にムサシノ製のスカイウォークの主翼を組み合わせたものですね。 これと同じ機体で、400クラスのモーターグライダーも作ったそうです。

この日は家族連れでの参加ですが、木村さんの他にも家族いっしょの人は何人もいました。 家族と公園でという雰囲気で楽しめるのも、ハンドランチグライダーの魅力ですね。


村田優さんと Hustler/miniです
Hustler/miniは、村田さんの完全な自作機です。 エポキシグラスの胴体とリブ組みの主翼で、エルロン機ですが全備重量は330gだそうです。 胴体はノーズコーン着脱の本格的な機体ですが、村田さんはこれを何と3週間で作り上げてしまったそうです。 たいへんな人です。
ショックコードクラスの参加だったので、結局この日本番でのフライトは見ることが出来ませんでした。 しかし次回も参加するということですので、期待しましょう。

徳永嘉亜さんとウイザードです
ウイザードは、競技会では常に上位に来る高性能な機体、モナークのエルロンバージョンです。 国内ではまだあまり見かけないそうで、徳永さんのウイザードもこの日がお披露目ですね。
主・尾翼はブルーフォームにマイクログラスを直貼りですが、バキューム吸引で少ないエポキシ樹脂でも良く密着させてます。 その結果350g以下におさまっているそうです。
フライトでは進入性が良く、綺麗な飛行姿勢でした。

猿渡敏郎さんと送信機です
ちょっと木陰で見えにくくなってしまいましたが、送信機のアンテナに注目です。 フレキシブルアンテナに変更されています。 普通のロッドアンテナのように折れたりすることはありませんし、取り回しが楽でハンドランチにもよさそうですね。
猿渡さんはアメリカに住んでいた頃にもR/Cフライトを楽しんでいたそうで、あちらのR/C事情に詳しい方です。 手に持っている送信機はフタバ製ですが、送信機もアンテナもアメリカで買ったものだそうです。

丸い木の下の様子です
いつものように、参加した人達は原っぱ中央の丸い木の下を駐機場所、休憩場所としています。 様々な機体が来てますので、情報収集には絶好の場所ですね。