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今回は6月1日に開かれた第2回 QRPミニ・モーター・グライダー大会の様子です。 開催場所は埼玉県児玉郡神川町の神流川河川敷にある、クロスウインド飛行場です。
スタート!
この日は、3回のラウンドが行われました。 基本的なルールは、最初一斉に40秒のモーターランを行い、滞空に入ります。 そして長く滞空した順に4、3、2・・の各ポイントが与えられます。 また、滑走路中央付近の指定された範囲に着陸した機体が入ると1ポイントとなります。 ただし、滞空は最長10分間でそれを超えると失格となります。

競技中の選手の様子です
各選手には1人ずつジャッジがつき、滞空時間の計測や着陸時の指定点の判定を行います。 この日の競技では1組が3人ずつでした。 また3ラウンド目は、モーターランを1分間、滞空時間を15分にそれぞれ延長して行いました。

住谷さんのビッキーです
住谷さんの機体は、純粋なハンドランチグライダーのビッキーを電動化したものです。 胴体が細くてSPEED 400モーターを中に入れることが出来ず、機首左側面にテープでとめています。
モーターランのときと、滑空のときとそれぞれ反対向きに舵を取られるそうですが、よく粘って滞空してましたよ。

山本さんとファッションです
ファッションは、京商から発売されているシンプロップ社製のハンドランチグライダーですね。 これに SPEED 400モーターを積んで、フォールディングプロペラはロベ社の6インチです。
この機体はスタイル抜群ですし、クロームホワイトの主翼が青空に映えますね。

片野さんと PLAY BOYです
PLAY BOYはこの大会の出場機ではありませんが、片野さんが持って来て見せてくれたものです。 かなり前に作られた機体で、丸い胴体もバルサ製ですし、表面は絹貼りです。 スパン 2,250mm、全長 1,260mmとやや大きめの機体ですが、アストロ05と自作のギアダウンユニットで、大径のプロペラを駆動しています。
PLAY BOYは溝呂木さんが作られた機体ですが、片野さんはこの半分くらいのサイズの PLAY BOY Jr.も持って来られてました。

優勝した岸田武さんです
3ラウンドが終了した時点で最高得点の選手が2人いたため、優勝はフライオフによる決勝で決定しました。 この結果優勝は岸田さんでした。 写真はこの決勝戦で優勝が決まった直後に撮影したものです。
岸田さんの機体は、エレクトラ400の主翼中央部を280mm延長したものを自作の胴体に組み合わせていました。 その胴体は、サーボを寝かせて入れてあるため薄型です。
おとなりの女性は岸田さんの奥さんですが、すみません、逆光になってしまいました。

参加した皆さんです
途中、参加者全員集合して写真撮影が行われました。
この日の参加者は15名と、昨年の第1回大会より少なかったのですが、同じ日に別の場所で行われた郵政大臣杯電動グライダー大会の影響もあったようです。