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今回は5月18日に開かれた第8回 東日本地区電動グライダー大会の様子です。 開催場所は千葉県東葛郡関宿町の江戸川河川敷にある、関宿滑空場です。
競技の様子です
この日は、リミテッドA、リミテッドB、フリーダムの3クラスで競技が行われました。 リミテッドAは7分滞空の7セルクラス、リミテッドBは1時間滞空のやはり7セルクラス、そしてフリーダムはF5B規定の機体による10分滞空です。 リミテッドAとフリーダムは予選3ラウンドと決勝が行われ、リミテッドBは2ラウンドでの競技でした。
風が強い天候でしたから、何機かの機体は着陸前の強風で破損したりしました。 しかし、スムースな競技運営で予定のすべての内容を消化しました。

吉田名人親子です
97年日本F3Bチャンピオンの吉田さんと息子さんです。
息子さんは、日本チャンピオンを助手にして健闘していました。 そしてフリーダムクラスで、強豪相手に決勝に進出しました。

市川さんとバットです
市川さんのバットは、ハンドランチサイズの小振りの機体です。 これにアストロ035を積み、ダイレクトで7インチのフォールディングプロペラを駆動します。
モーターランでは急角度の上昇を見せてましたし、ラダー機なのに、滑空でも機敏な動きをして注目の機体でした。

田中さんと EL-1です
EL-1は、クラフトるうむから発売されている高性能ハンドランチグライダー HL-1の電動バージョンですね。 モーターはロベのプラネタパワー 400です。 これはマブチの 380モーターと同軸ギアダウンユニットを組み合わせたもので、8インチのプロペラをセットしています。
田中さんはリミテッドAクラスに出場し、そして決勝進出しました。 急上昇が要求されるこのクラスで、380モーターでの決勝進出は初めてじゃないでしょうか。

大会本部と参加者の車など
大会本部のテントはオレンジ色でよく目立ちます。 本部テントを中心として土手中段部分に、参加した人達の車が並びます。

表彰式の様子です
すべての競技終了後、得点計算の結果順位が決まり表彰式が行われました。 この日はラウンド数が多かったため、表彰式の時間はすでに陽はかなり傾いてきてました。 各クラスとも優勝、2位、3位の人には表彰状とメダルが手渡されました。
表彰式の後は恒例の抽選会で、グライダーのキットやパーツなどが抽選で参加者全員に当たりました。