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今回は4月6日に開かれた ’97春 電動機の集い で撮影した写真を何枚か載せます。 行われた場所は、埼玉県児玉郡神川町の神流川近くにあるクロスウインド・フライヤーズ・クラブ飛行場です。
会場と参加者です


この日は朝方から雨模様で天気予報も一日雨の予想でしたが、それにも関わらず会場に集まった人達は20人以上でした。 皆さん本当に熱心ですね。 いつものように飛行が一段落したところで、滑走路中央に全員集合して記念撮影をしました。

佐々木正男さんとミニバードです


佐々木さんの機体は、往年の名機バードオブタイムの縮小版、ミニバードを電動化したものです。 ミニとはいえ、スパン2mの機体です。 翼平面形などにクラシカルな雰囲気が溢れていますね。 パワーユニットはルマン AP29BBをコスモテック製ユニットでギアダウンして、グラウプナーの 11*8インチのペラを駆動します。 AR 500mAh*10セルで、6,500rpmだそうです。

住谷正芳さんとビッキー


住谷さんのビッキーは、純粋なハンドランチの機体を電動にしたもので、DMC20BBという 280くらいのモーターをギアダウンで使っています。 プロペラは 8*4.5、バッテリーは AE 600mAh*7セルです。 全備重量は 570gで、受信機もナノレシーバーという超小型のもを使っています。

山本武夫さんとフュージョン


山本さんのフュージョンは、SPEED 400(6V)モーターをギアダウンしてグラウプナーの 11*8インチのペラを駆動しています。 バッテリーは10セルで、さすがに引きは相当凄いようです。 山本さん、住谷さん、佐々木さん、皆さんギアダウンユニットはコスモテック製の 4.5:1同軸タイプを使ってました。

坂本秀一さんとF−16です


見てのとおりこの機体はグライダーではありませんが、電動機の集いにはこんな珍しい機体も来ます。 このF−16は発泡スチロール製で、何と1978年にIM産業で製造されたものです。 機首部に SPEED 400モーターとギアダウンユニットが取付けられています。 この珍しい機体のことをもっと知りたい人は、坂本さんのホームページをご覧下さい。 この機体をはじめ、電動飛行機に関する情報が満載です。

関根正慶さんとパイパーJ3カブ


電動飛行機による空撮のベテランである関根さんが、この日初飛行を行ったのはパイパーJ3カブの双発機です。 実機は単発ですが、機体中央キャノピー内から正面を向けてカメラ撮影するため、プロペラが視野に入らないように左右に割り振って双発としています。 強力なダイナテック02Hを2基使っていますので、3kg以上ある大柄な機体も楽々上空に上がっていきます。 そして水平飛行に移ると、ハーフスロットルで十分な安定した飛行を続けます。