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今回は3月8日に開かれた三和杯争奪R/Cハンドランチ・グライダー大会で撮影した写真を何枚か載せます。 行われた場所は、東京都立川市にある国営昭和記念公園です。
大会会場です


会場はいつものとおり、昭和記念公園の中にある「みんなの原っぱ」です。 原っぱ中央の丸い木の下が大会本部になります。 葉がすっかり落ちているので、木の下が明るくて夏よりも開放的な感じですね。

流郷繁さんとオリジナル機です


流郷さんの機体は、ご覧のようにスケール機ですが、機体の着色は今後になるようです。 エルロン機で、大きな尾翼はエレベータとして動作します。 エルロンには仕掛けがあって上側だけに動作し、上げると下にはブレーキが出てきます。 名前は「ダイ・バード」といいますが、ダイ(代)とバード(鳥)をくっつけると意味が分かります。

藤本信夫さんとHL−1コンペ EX


藤本さんの機体は、クラフトるうむ製の高性能ハンドランチグライダー HL−1コンペの新バージョンです。 まだ発売はされていないとのことです。 特徴はHL−1テクノに似た新型の胴体と6%の超薄翼、220gという軽量さなどです。

市川正典さんとモナーク


市川さんのモナークは、正確にはモナークCの胴体と、モナーク94の主翼の組み合わせです。 主翼裏面はカラフルなレインボーカラーですし、胴体上面にはホログラムシートが貼られていて、目立ちます。

信太昌義さんとペプシマンです


この機体はマーリンをヒントにした信太さんのオリジナルで、少し大きめの機体です。 信太さんはハンドランチサイズのグライダー用のウィンチも自作していて、見せてくれました。 このウィンチは、10セルのニッカドバッテリーを電源として動作しますが、2mくらいの機体も上げられるそうです。 大きさは30cm四方くらいのコンパクトなものです。

徳永信資さんとブーメラン


徳永さんのブーメランは隼モデル製のエルロン機で、この日の優勝機です。 前回大会でも優勝していますね。 翼型はSD7037 で、翼厚は7%にしているそうです。

表彰式の様子です


競技終了後の表彰式です。 この日の競技は、ハンドランチクラスが6組とショックコードクラス1組で、総勢約35名でした。 日中ずっと風が吹いてやや飛ばしにくい天候でしたが、各クラスとも予選2ラウンドと決勝を行うことが出来ました。