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今回は10月27日に開かれた ’96秋 電動機の集い で撮影した写真を何枚か載せます。 行われた場所は、埼玉県児玉郡神川町の神流川近くにあるクロスウインド・フライヤーズ・クラブ飛行場です。

ミーティングの様子です


午前中に開かれたミーティングの様子です。 参加者全員が各自の機体を持ち寄って、滑走路中央で行われました。
主催者の角倉さんの話によると、今回は初参加の人も多く全数でもいつもより多かったそうです。

角倉真広さんとRV3


角倉さんのRV3に使われているのは、アビオクス・ブラシレスモーターです。 1412/3Yというこのモーターはモーター本体および専用のコントローラで構成されます。
本体の大きさは直径がほぼ 550モーターと同じで、長さが少し長いです。 また、コントローラはやや大きく、50Aのアンプの3倍くらいありそうです。 カタログでは 1,200Wの入力となっていますが、通常の 550モーターが 200W程度の入力ですから、これは驚異的な数字ですね。

RV3は14セルで重量は2.7kgですが、この機体でF3Aのパターンを完全に飛行した後も、まだまだモーターランが可能でした。


三ッ橋隆史さんとエレクトラ400


NIFTY-Serve模型フォーラムのメンバーで、エンジン機、電動飛行機、ヘリ、グライダーとオールマイティーの 三ッ橋さんです。このエレクトラ400の胴体底面には、滑り止めのベルクロテープが貼ってあります。 これは、指定点を狙う必要のある競技では良さそうですね。

田中栄吾さんとエレクトラ400


田中さんはR/Cを10年ぶりに再開されたそうですが、機体はエレクトラ400です。 主翼上面には息子さんの名前が書かれています。 上の三ッ橋さんの機体とほとんど同じカラーリングですが、お二人はまったく偶然にそうなってしまったようです。

長尾牧さんとオリジナル機です


長尾さんの機体はSPEED 400をダイレクトドライブで使うオリジナル機ですが、ごく細いバルサ巻胴には、縦1列にパックされた 500mAhのバッテリーが収められています。 そしてエレベータコントロールも省略されて、操舵はラダーのみです。 軽量さやスリムさが巧を奏して、非常に良く浮いていました。

小出さんと彼のオリジナル機


7月に開かれた電動機の集いのときにはラダー機だった小出さんの機体は、今回エルロン機に変身していました。 主翼スパンは長大で、2.5mくらいありそうです。 それから主翼上反角はありません。 エルロンの効きがもう少し必要とのことです。

下城理丘さんとピークスピリット


ピークスピリットはタミヤがはじめて出した空モノR/Cですが、主翼の中央にあるスポイラーが特徴のひとつです。 下城さんはスポイラーを効果的に使って、短い距離で着陸をしていました。