961013.html


今回は10月13日に開かれた第1回QRPミニ・モーター・グライダー大会で撮影した写真を何枚か載せます。 行われた場所は、埼玉県児玉郡神川町の神流川近くにあるクロスウインド・フライヤーズ・クラブ飛行場です。

参加した人たちです


滑走路中央で、参加者一同機体を持って記念撮影です。
第1回大会にもかかわらず、この日集まった参加者は24名にもなりました。 380モーターやハンドランチサイズの小型グライダーが、かなり広まって来ているんですね。

競技中の様子です


1組4人の同時スタートで、40秒間のモーターランで行われました。 選手には早く着地した順に1、2、3、4ポイントが与えられます。 その他に、着地で指定場所に機体が入るとさらに1ポイントが与えられます。 優勝者は3ラウンドとも満点の合計15ポイントの得点でした。
本部テント横に設けられた4つのパラソルは、各選手に付くジャッジ用です。

市川正典さんとモナーク E


市川さんのモナーク Eは、競技用の高性能HLGモナークの電動バージョンで、モーター取付け専用の胴体です。 国内ではまだ販売されていないのではないかということです。 この日市川さんは昼の休憩時間に、無尾翼電動グライダーのフライトも見せてくれました。

岸田武さんと出場機


岸田さんの機体はきれいなT尾翼機ですが、主翼はロッキーのものだそうです。 そして、どう見てもFRPとしか思えない胴体はバルサ製の自作です。 やはりバルサ胴だけあって軽く、全備重量は480gです。

鳥羽さんとロッキー改


どこがロッキーなのかと思わせる鳥羽さんの機体は、たいへんユニークなエルロンを装備しています。 翼端全体が動翼なのです。 翼端フライングエルロンとでも言えば良いのでしょうか。 それから主翼上反角がありませんので、その理由を聞いたところ、「きらいだから」という答えでした。

丸田克広さんとロッキーバルボラ


丸田さんの機体もロッキーを改造したもので、主翼中央部のフルプランク部分を足してスパンを延長しています。 そして胴体は完全な自作で、940mmとやはり長くなっています。 機体を大きくした分やや重くなって、全備重量は530gだそうです。

金井孝さんとABOUT


ABOUTは金井さんのオリジナル機ですが、実はパイロン機です。 この機体で1ラウンド出場しましたが、記録は2分28秒でした。 たった40秒のモーターランですから、この滞空時間は立派ですね。