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今回は9月28日に開かれた三和杯争奪 R/Cハンドランチ・グライダー大会で撮影した写真を何枚か載せます。 行われた場所は、いつものとおり、東京都立川市にある国営昭和記念公園です。

みんなの原っぱです


ハンドランチ競技はいつもこの「みんなの原っぱ」で行われます。 写真中央の丸い木の下が大会本部であり、駐機場であり休憩場所となります。

競技のジャッジ


各選手には1人ずつジャッジが付きますが、ジャッジは本部前で椅子に座って判定と時間計測・記録を行います。 作業時間開始のスターターは、競技の進行係でF3B日本チャンピオンでもある川村周二さんです。

羽場博行さんとオリジナル機です


随分スパンの短い機体と思ったら大間違いで、本邦初公開の折りたたみ翼のR/Cハンドランチグライダーです。 手投げ後しばらくして外側の翼が下から開いて本来のスパンになり、そのうえ翼端にはウイングレットまで出て来ます。 最初の発航で、みんなから盛大な拍手を受けました。

冨田敏彦さんとブーメラン


冨田さんのブーメランの特徴のひとつは、主翼上面に貼られた文字や前縁のラインにあります。 虹のようにひかるホログラムのシートが使われています。 地面に置かれているときも、とっても目立ちます。

本平康博さんとゾンビ


本平さんのゾンビはスパン1,200mmと小型の機体ですが、主翼上反角はRによって付けられていますし、被覆は紙です。 そして胴体(ポッド部)も発泡スチロールに紙貼りという独創的な機体でした。

高崎浩一さんとスカイウォーク


スカイウォークはムサシノ模型飛行機研究所から出されているキットで、一連の鳥シリーズの造り方が踏襲されています。 高崎さんは、フィルムの代わりにFF用の紙を貼ってさらに軽量化し、普通のHLGサイズにもかかわらず200gで仕上がっています。

横塚洋人さんと舞1号


横塚さんの機体はスパン990mmというサイズで、小型・軽量による高度獲得を狙って設計されています。 その結果、全備重量165gという軽さで出来上がった機体は、狙いどおり手投げから高い高度を確保し、良い成績を残していました。