960707.html


今回は7月7日に開かれた電動機の集いに集まった機体を撮影しましたので、その写真を何枚か載せます。 行われた場所は、埼玉県北部を流れる神流川近くのクロスウインド飛行場です。

本部テント前の様子です


本部テント前でそれぞれの機体を操縦する参加者たちです。 テントの近くで前屈みになっている人が主催者の角倉さんです。 夏場の河川敷は雑草がどんどん伸びますが、この日は本部の周りだけでなく、滑走路や通路などもきれいに草刈がされて気持ちよく飛ばすことが出来ました。 角倉さんや関係者の皆さんに感謝します。

大城勝正さんとバード


バードは大城さんのオリジナル機で、完全なガル翼できれいに仕上がっています。 モーターは380でダイレクトドライブです。 上空に上がるとプロペラは見えませんから、飛ぶ様子はトンビかかもめのようです。

千葉光信さんとエレクトラ400


エレクトラ400は380のモーターをダイレクト駆動で使う電動グライダーで、7月末にQRPからキットで発売される予定です。 なお、主尾翼はハンドランチグライダーのロッキーと同一なんだそうです。

市川正典さんと娘さんと電動フュージョンです


市川さんの機体は、サーマル工房から発売されているフュージョンを電動化したもので、380モーターをダイレクトで使います。 この機体はほとんど電動用に作られたのかと思えるほどペラがマッチしています。 写真の機体はラダー機ですが、市川さんはエルロン仕様の主翼も持って来られてました。

大森誠さんとクラウディア


クラウディアはフィルム貼りまで済んでいる完成機で、メカの搭載だけで飛ばせるそうです。 主翼などに使われている青透明のオラライトは日本国内では販売されていないので、補修は透明テープを使うということでした。 モーターはダイナテック 02Hですが、スピード500用のギアユニットを使っています。

渡辺裕司さんとギャラクシー


ギャラクシーはスロープ用の機体ですが、渡辺さんはこれを電動化しました。 この日、渡辺さんは屋内でも飛ばせる超軽量電動機も持って来られてました。

小出さんと彼のオリジナル機


小出さんの機体はスパンが2メートルを超えるT尾翼機です。 モーターはダイナテック 02Hをギアダウンで使っています。 ギアユニットは同軸型ですが、そのユニットも自作しています。 機体をあけて見せていただきましたが、細い機首にぴったり収まったユニットは、各軸受部にボールベアリングを入れた高精度のものでした。