++1日目・Portlandへ出発++ 今回の旅行は、往きは久しぶりの一人旅。無事に行けるかどうか少し不安〜。 ゴルフバッグと大きな荷物は、先に宅配で空港に発送済み。 ボストン&ハンドバッグで身軽に出発。節約の為、空港まではリムジンバスで行く事に。 少し早めに着き、送っておいた荷物を受け取りチェックイン。空港内はガラガラ。 化粧品を買いに免税店へ行くも、お目当ての品物は入っていないとのことでした。 売れ筋を置かないってなんか理由があるのかなぁ。最近商品が揃っていないこと多いのよね。 まだ時間もたっぷりあるのでラウンジで休憩。白のグラスワインを飲みながらの〜んびりゴルフ雑誌を読んでいると、あっという間に搭乗時刻。 搭乗ゲートへ行くと待っている人で満席状態。空いている席を見つけて座っていると、 「○○さま」と私の名前を呼ぶアナウンスが!何か忘れ物か手違いでもあったのかなと 係りの人の所に行ってみると、ビジネスが満席になりましたのでアップグレードさせて いただきますとのこと。やったぁー!ラッキーと心の中で叫んでも顔はこわばったまま。 小市民の私はまだ本当かどうか疑って、ファーストの入り口には行かず、ビジネスの入り口に 行く小心者ぶり。半券を見せると左側を指さされるも、場所がわからずもたもたする始末。 そわそわしてはっきりいって挙動不信状態。恥ずかし〜い。 でもあんまり機体もきれいじゃないし、ビジネスより広いぐらいで小柄な私には有り難味薄し。 ![]() ![]() ![]() ![]() そしてお待ちかねの初ファーストの機内食。見た目はまずまず 味は今ひとつといったところ。 6月に乗ったルフトハンザのビジネスの機内食の方がはるかに美味しかった。がっくり。ちょこちょこっと つまんで残しました。ダイエットだと思えばいいか。 同日の9時20分無事サンフランシスコ空港に到着。しかしここからが大変だった。 入国手続きは長蛇の列、やっと自分の番が回ってきたけど、指紋がなかなかつかず検査官に上からぶにゅっと押される始末。 やっとそこを通り抜けて預けた荷物が出てくるのを待つが、ゴルフバッグが全然出てこない。15分程待って仕方なく 係りの人にロストバッグかもしれないと言うと、どんな荷物か尋ねられゴルフバッグと答えると、オーバーサイズは別のターンテーブルだと 教えられる。何なのよー、そんなん知らんやんと思いながら、必死で重いゴルフバッグをカートに乗せ、再び預け入れ荷物の所へ。 そこの係りの人に急いだ方がいいよ〜と言われパニック状態に陥り必死で走る。そして履いているサンダルを脱ぎボディチェックを受け、サンダルのベルトを結ばず走ると、ベルトを落っことす始末。 しかし心優しいマダムが「拾ったわよ!」と歩く歩道で手渡してくれ、御礼を言い再びダッシュ。 息をゼイゼイ言わしながらゲートに行くとドアは閉まったまま。飛行機はもう出発してしまったと思った私は大パニックに。1人待ってる人がいたのに、汗って係員の人に尋ねようとすると、 こちらの方が先ですと言われ、大恥をかいてしまったぁ!ばかばか!今思い出しても顔から火が出ます。 しょーんぼり。レディ失格ざます。で、「さぁ、あなたの番よ!」と言われ、恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にしながらチケットを差し出すと、搭乗までもうしばらくお待ち下さいとのこと。 えっ?飛行機まだ出発してなかったの?ガーン!!!足の指の皮が剥けるほど走り、係りの人にたしなめられ、大恥かいたのは一体何だったの。それに遅れても次の飛行機に乗れるからと友人に言われてたのに。 単なる私の勘違いでした。しょんぼりしながら待合の隅で靴のベルトを締め直し、自分の行為を深く反省しながら搭乗が始まるのを待ったのでした。 ポートランド行きの機内の席は、さっきと打って変って1番後ろの狭い席。隣はひたすら携帯で喋り続けるでっかい男の人で、余計に狭く感じてしまった。 2時40分ポートランドに無事到着。荷物を取りに足早に歩いていると、後ろから友人がポンと肩を叩いてくれたのでした。 これでやっと一息つけました。前に泊ったレジデンスに着き、荷物をほどきちょっとぐーったり。 友人に道中の話をすると、あっ、ゴルフバッグのこと言ってなかったわ!だって。まぁ無事に辿り着けて何よりでした。 やはり軟弱者の私には1人旅は全く向いていないことがわかりました。 そして明日のゴルフのために早めに就寝しました。 長〜い旅の初日はこうして終わったのでした。 |