北の国から 夏海編

第6話・・・2004GWは、突然北海道へ

04年5月4日、18:30。北海道へ向かうフェリーの2等寝台にオイラは居た。
わずかに4日前、北海道行きを決めてしまったのだ(苦笑)
それも、強行中の強行3泊4日(うち2泊はフェリー)・・・我ながら、アホかと思う日程だ(^^;;;
富良野〜美瑛で、どうしても見たいものがあったため、新愛機TR50での初北海道となった。
苫小牧入港です

04年5月5日、13:00
旧室蘭航路に就航していた、「へすていあ」を下船すると、まだ肌寒い苫小牧である。
先ずは恒例、温泉。
なごみの湯
またもや名称変更した「なごみの湯」で一休み。
とりあえず、今日は予定が無いので、いつものラーメン屋に直行だ(笑)
赤レンガのお母さんと、なんだかんだで2時間ほど話をして、出発。
苫小牧東ICから道央自動車道で札幌まで行き、札樽道札幌JCTから旭川方面へ向かう。
滝川ICで降りて、R38を東へ向かい、芦別市へ。
今宵の宿は「道の駅スタープラザ芦別」にした。
去年までと違い、現愛機はキャンパーなため、ベッドメイクに多少時間は掛かるものの、
寝てしまえば極楽(笑)朝まで爆睡であった。
スタープラザ芦別

04年5月6日、06:00起床。
朝の支度をして、07:00前に芦別を出発する。
R38を中富良野に向けて走っていると、道道70号芦別美瑛線の標識が目に入った。
これは近道かな?と思い入ると、突如ダートが始まる。

まあ気にするまい。ホイホイ走っていくと、前方に遮断機がっ!?
まだ冬季閉鎖中
5月いっぱいは、冬季閉鎖中だったのだ!?
こういうのって、入る前に表示してくれよ〜とブツブツ言いながら来た道をUターン。
再度、R38を中富良野まで行き、R237で美瑛へ向かう。
深山峠(みやまとうげ)を越えて、美馬牛(びばうし)から道道824号で、しばし山間を走ると。
十勝岳方面を望む
冠雪の十勝岳連峰を正面に、ものすごく気持ちの良いドライブルートが続く。
そして目指すは「哲学の木」である。
この季節は葉っぱが無くて寂しい
言わずもがな、TUBE「プロポーズ」PVに使われた場所である。
春先は葉っぱも無い木が、夏は緑で覆われ、冬はPVの様な景色となるのを想像するだけで、
それはそれで楽しい。
また違った表情を見てみたいと思いつつ、哲学の木を後にする。
次に向かったのは、「ケンとメリーの木」
えっ?テラノはだめ?
ポプラの古い巨木は痛みも目立ち、保存も大変なようだ。
R237へ出て、先に通り過ぎた深山峠で一休み。
ここから見る十勝岳連峰の眺めは格別である。
深山峠展望台
美瑛を離れ、富良野市街へ入り、先ずは給油しようとGSを探していると。
ほくれんっ♪
なんと!ホクレンのセルフスタンドが有るではないか!(笑)
ついつい引きずり込まれて給油(^^;
次の目的は「北の国から」である。
2002年に終了したシリーズの、それまでは見れなかった「家」を見に来たわけで〜(純風)
先ずはJR富良野駅に立ち寄り、資料集め。
観光案内所でパンフをもらおう
そこから目と鼻の先にあるのが「北の国から資料館」である。
レンガ倉庫を利用して、内部はドラマのセットや台本、実際に使用された小物等、
貴重なものが沢山展示してある。
内部は写真撮影は可能だが、「web公開等は禁止」とのことなので、外観だけでも。
資料館外観
道道253号を麓郷方面へ向かう。
この道は、麓郷へ行くには少し遠周りになるルートだが、草太にーちゃんの牧場や、
純と蛍が通った分校等、実は色々撮影で使われた場所があるルートなのである。
展望台から富良野岳を望む
急カーブの先はダートとなっていて、そこに展望台がある。
実はこの場所、レイちゃんの自転車のチェーンが外れた場所だったりする。
しかし、ダートも残すところ数メートル。完全舗装となれば、チェーンも外れないかな?
麓郷交差点を左折すると、すぐに最初の目的地である。
拾って来た家-やがて町
02遺言で完成した「拾って来た家ーやがて町」である。
これが見てみたかった!!どんなもので作られているのか、非常に興味があったのだ。
中もじっくり見れます
雪子おばさんの家の隣には、新たに家が建設中です。
同じ場所に、五郎さんが石の家を建てる前に住んでいた家(第4の家?)もあります。
アキナの小屋もあります本日、ゴローさん不在です
その他にも、撮影に使われた小物がたくさんあります。
バイオ発電!雪子おばさんの息子が携帯を投げ込まれた水車
次の目的地は、石の家だが、その前に麓郷の森にも立ち寄ってみる。
風車小屋丸太小屋
風車小屋は、内部の痛みが激しく立ち入り禁止でした。
前回(99年)訪れた時は、内部も入れたので、残念です。
丸太小屋も、前回時より明らかに傷んでいる様子。もう少し気を使って見学してほしいものだ。
そして遂に、石の家である。
ドラマ調に近寄ってみる
家の前には、純から贈られたヤギが放牧されており、その柵沿いを歩いていくと。
石の家ですよ
内部は公開されてませんが、家の周囲から中を覗けば、ドラマの中に入れます。
シュウも火起こしした風呂ゴローさんに招待された感じ
出来ることなら、永久保存してほしい。いや、続編が見たい!
ドラマとはいえ大切にしたい、そう願わずにいられなくなった一時でした。
最後に、昼飯を〜と思い、ゆかりの地で探してみることにした。
道道544号を布部に向かい、R237布部大橋の脇に「布部札幌軒」というラーメン屋がある。
ここは、純とシュウも訪れたラーメン屋さん。
83冬では草太にーちゃんがデートに利用した味噌ラーメンとライス
店のおばさんが何故か偶然、北の国からの話をしていて、純が結婚した時の話が聞けて、
ラッキーでした(^^)

もう、その後は、ひたすら走る走る(^^;
R237で富川まで行き、止めときゃいいのに新冠へ行って。
(しかも、優駿スタリオンステーションが移転していて、場所が判らないし・・・)
でもって、大急ぎでR235を苫小牧まで走り、なんとか赤レンガの閉店前に滑り込み(^^;
ラーメン食して、みやげ買って、風呂はフェリーの中で良いやってことで乗船。

5月6日23:59出港。
限定もの〜♪
定番のサッポロクラシックと、発泡酒の限定もの、キリンガラナはメッツでは無くなっていた。
ついでに、日本ハムの札幌移転限定スポーツドリンクで、キメ!(笑)
帰路のフェリーは、ガラ空きでした。