-2004.7-
Last up date: 2004-08-02
2004.07.31 (Sat) 水まきババア現わる!
自宅付近にある神社。秋祭りは大変な賑わいの神社。
たいして大きい神社ではないけれど、立派な御神木もあり
戦争でも焼け落ちずに、都会の片隅に静けさをたたえる神社なのだ。
そこは野良猫達にとっても、土と緑があり、身を寄せてゆける
よりどころとなっている場所。夜遅くにその側を通ると数人の
年輩の女性達がボランティアで野良猫達にゴハンをあげに来ている。
猫が苦手な人に迷惑がかからないように…等などと気を使いつつ
そっと野良猫達を呼び集めてゴハンをあげている。
今日は日中の暑い時間帯にその神社の側を通った。
すると、猫達はもちろん木陰などで涼をとっているんだろうから
姿など全く見られないんだけれど、夜よく見かける猫ボランティアの
御婦人(おばあさん)たちが、神社の周囲の石段やアスファルトなどに
一生懸命に水をまいている姿を見かけた。
バケツに一杯の水を重たそうに運び出し、柄杓でもってパッパッと
目玉焼きが焼けそうな道路に水を撒いている。
それを横目で見ながら、心の中では「ビバ!水まきババアたち♪」
なぁんて声援を送ってしまった〜(笑)
思わず出てきたこの「ビバ!」なんてフレーズに笑っちゃったけど^^v
でも、なんだかとっても嬉しい、優しい気持ちになれました♪
2004.07.30 (Fri) 3ヵ月連続送別会!
5、6月…そして今月末…と、3ヵ月連続の送別 会。
その間にも、派遣社員の出入りは色々とあったけれど、それは別として
正社員でしかも割と社内では明るくて楽しい存在だった人ばかりが
続いて退職していった。それぞれ理由は異なってはいるけれど
やはり寂しいものですねぇ(ToT)
今月退職した子は、以前私の朗読も観に来てくれた事もあり、
また自らもトランペット・プレイヤーでもある仲良しの女の子。
仕事帰りに飲みに行ったりお喋りしたり…と楽しい思い出いっぱい。
だから、できれば引き止めちゃいたかったんだけれど…。
突然の寿退社となってしまったので、笑顔で送りだすしか仕方ない。
退職の方が先に決まっていたんだけれど、なんとその直後に
オメデタが発覚し、いわゆる「できちゃった結婚」となったのだ(笑)
最初は転職が理由だったんだけれど、それどころじゃなくなって
今はママになるべく準備中〜というお別れの御挨拶もあり、
送別会会場は、驚きとお祝いの声で、いっぱいになった一夜でした^^
…と、送別会は楽しく過ぎ、解散となったわけだけれど…
一つだけ帰り際に超・不愉快な事があって、グッタリした。
帰りの電車に一緒に乗り込んだ普段仕事でもあまり関わらない
某・営業課長さん。私よりも小さくていつも笑顔のやさしいオジサン。
そこまでは別に一緒に電車に乗っていてもかまわなかったんだけど…
色々とお話しをしているうちに、乗り換え駅が待ち遠しくなった。
酒席の帰りだから、軽く酔っているのはわかるし多少乱れるのもわかる。
でも、私の腕にペタペタさわったり、全身を舐めるように眺め回すのは
さすがにムカついてきた。あげくにその某・課長さんは仕事的にも
サエない立場の万年課長なので、部下も持たせてもらえず、
社内でも飲みにゆける仲間は一人ぐらいしかいないらしい。
その他諸々を私に向けてグチりはじめたのよぉ〜(>_<)
お酒が入っての事だから…と、ある程度は我慢して聞いてはいたけれど
乗り換え駅で「やっと解放されるぅ〜♪」と立ち去ろうとする私に
追い縋り、「今からもう少しだけ飲みに行く時間くれませんか?」
と、きたもんだー!!! 私、親しくもない、ただ同じ会社に居るって
だけの上司とツーショで飲みに行く程ヒマじゃありませんのよぉっ!
なんてズバリとは言えなかったけれど、「この後、約束があります」
なんて目が笑えてない作り笑顔で鄭重にお断りしてサッサと帰宅。
あぁ〜うっとうしかったぁ〜!!!グチって情けない姿を見せて
同情とか母性本能とかに働きかけてたつもりかしらぁ?
冗談じゃないのだ〜! 親しくもないのにグチられたら不愉快じゃん!
私、頑張ってもいないのに「癒されたい」とか「甘えたい」なんて
根性の男は大っっ〜〜嫌いなのよぉっ!!!
私はやっぱり、男も女も頑張ってる人が好きっ♪
2004.07.24 (Sat) 一気に観た4本
先週末からのDVD半額レンタル…というのに便乗して
4本もレンタルしてきちゃってた(笑)見る暇ないのにさぁ^^;;
で、慌てて一気に観てしまった〜(目が疲れたぁ〜笑)
・ドリーム・キャッチャー
スティーブン・キング原作。彼の作品(本)は以前から好きで
結構読んでいる。映画化されたものもかなりあって、中でも
「キャリー」「シャイニング」「ミザリー」「スタンド・バイ・ミー」
などは、かなりメジャーなので観た人も多いのでは?
私もご多聞に漏れず上の4作品はお気に入り^^v
今回の作品『ドリーム・キャッチャー』も面白かった♪
仲良し4人組は少年時代に一人の虐められていた少年を助ける。
その少年(ダディッツ)は不思議な力の能力者でもあった。
彼(ダディッツ)を中心に4人組は不思議な体験をし、ダディッツ
から彼の能力をそれぞれ分かち合う関係になる。
そして成長した4人組が巻き込まれてゆく事件…。
ここからいきなりSF色が強くなってゆく奇想天外な展開となる。
でも、普通ならB級のスットコドッコイなストーリーになる所が
やっぱり原作スティーブン・キング! 最後まで飽きさせないのだ。
名優モーガン・フリーマンまで登場して深味を加えるしね♪
そして、ラストでのダディッツの演技の光っていたこと!
特典映像でダディッツ役の青年の素顔が見られるので、その
変わりよう、演技力の凄さはあらためて認識できると思うな。
暑いこの季節に、雪の世界でのクライマックスを観るというのも
かなり涼しく感じられて楽しめた♪やっぱりキングは凄い♪
・キル・ビル
クエンティン・タランティーノ監督作品。
彼の作品は一躍注目を浴びた「レザボア・ドックス」以降ほぼ
全部観ているんだけど、今回もきっちりエンタテイメント♪
日本の映画が大好きというだけあって、評判通りの日本色が
彼なりの色付けで満載された作品。途中アニメを導入したりして
ものすごくスピード感のある、ある意味での「美」を追求した
仕上がりだった。日本刀での殺陣のシーンでは、ホースでも
仕込んでるの?ってぐらいの血しぶきのシャワーで、これも
ちょっと笑えちゃったりもするんだけれど、北野武作品が
好きなタランティーノらしくって面白かった♪
パート2も近々発売になるので、またチェックしなきゃ^^v
・座頭市
どぉせなら、「キル・ビル」とまとめて観てしまえ!…と
思って、一緒に続けて観てしまった(爆)
勝新太郎作品のオリジナルの方は随分昔に観た記憶がある。
で、そのイメージをベースにしつつ、新しい「座頭市」として
新鮮な気持ちで観てみた。流血シーンが「キル・ビル」と
同じ方式で、「どっちが先?」なんて笑いながら観ちゃった^^
悪役として出演した岸辺一徳の演技も光ってた。
大昔GSでキャーキャー言われていた人とは思えないぐらい、
そしてCMでキムタク相手にコミカルに笑わせてくれる人とは
まるで別人のような冷たい怖い悪党ぶりは、さすが!だったな。
そして、芝居一座の女形「チビ玉兄弟」の子供時代と
大人になっても敵討ちのために女のなりをしての演技も
さすが「女形!」だけあって、美しくて楽しめた^^
ラストのタップシーンは必要性を感じなかったけれど、
劇中での田んぼを耕す農夫たちの、鍬や鋤を使ったリズムパートは
アクセントになっていて、面白かったな♪
・チェンジング・レーン
ベン・アフレック、サミュエル・L・ジャクソン共演。
ベン・アフレックといえば、「アルマゲドン」で大スターに。
サミュエル・L・ジャクソンといえば、「パルプフィクション」、
「交渉人」などでも素晴らしい演技が光ってた役者さん。
この全くタイプの違う二人が、全く違う人生の中ですれ違った。
わずかなもつれから、とんでもない事へとハマリこんでゆく。
ある種サスペンス映画なんだけれども、私達の日常にも
ちょっとした行き違いから、こんなとんでもない事態へと
巻き込まれ落ち込んでゆきかねないような恐怖を味わえた。
最後まで飽きさせず、上手いストーリー展開に満足できた♪
余談 ・蘇る金狼
これは自分のストックを久々に最近観ただけなんだけど。
突然、松田優作の顔が観たくなって、引っぱり出してきた。
やっぱり素敵っ♪共演の吹雪じゅんも素敵♪
観終わって、自分の中にドキドキする感動とか切なさなどが
いっぱいになっていて、嬉しかった(*⌒▽⌒*)v
松田優作ってプロポーションもすんばらすぃ〜っすねっ♪
2004.07.23 (Fri) オンダーマン
ザ・オンダーマン…音田選手と呼ぶべきかな(笑)
彼は私の今の職場の元・営業マン。今はボクシング選手。
ダイエットと健康のために始めたという趣味のボクシングが
彼の眠れる才能を呼び覚まし、数年前には新人王。
そしてこの数年間での負けはわずかに2〜3回の負け知らず。
だから彼の出る試合は後楽園ホールでもファイナルかセミファイナル。
あっ!という間にのし上がってきた火の玉ボーイの折り紙つきだ。
会社に勤めていた頃から、豪放磊落なキャラクターで面白かった。
そのままのキャラでリングにあがる。ブンブン腕を振り回して(笑)
そんな彼の試合を1年ぶりに応援しに行った。
あっ!という間の1RKO勝ち(笑)相手はタイのイケメン選手。
じっくり応援する暇も与えてくれずにガツーン!と一発。
勢いのある「当たると怖い」一発は健在だったなぁ(笑)
どこまでやれるか、どこまで昇りつめられるのか…
限界なんて自分で決めるものじゃない。頑張っていけるとこまで
いっちゃって欲しいな〜なんて期待一杯になった一夜でした♪
2004.07.19 (Mon) カーミラ・ザ・ハンター
我が家の姫猫の一人(匹)カーミラ・ド・レファニュ姫。
彼女は13才という猫齢を疑わせる程の若さと美貌の持ち主。
名前…というものには呪(しゅ)というものがあって、それは
良い意味でも悪い意味でも、本人に作用しているものと聞く。
そういった意味では、カーミラ姫はまさに老いを知らない
ヴァンパイアの姫のような体質を持ってしまったのかもしれないな。
猫叉のそれにも似て、まだ発育途中の子猫のように小さな身体。
双児のルナ姫とくらべるとまるで親子のように小さい。
月が満ちるように齢を重ね、満月のように熟した魅力を加えてゆく
ルナ姫に対して、カーミラ姫はいつまでも子猫のような振舞いをする。
全身で自己主張をし、時には腹が立つほど喋り(鳴き)まくり
高い所からのムササビ・ジャンプもお手のもの。^^;;
彼女が気品を漂わせるのは、ちょっと疲れてのパトラ・ポーズの時だけ。
そんなカーミラが、昨夜…というかこの夜中に見事な狩りをした。
オモチャで遊ぶ時にハンティング・コール「カ・カ・カ」と鳴く。
それを突然一人(匹)、壁に向って発した。
見に行くと、黒光りするアレが………(@o@)ぎゃ〜!!!
私…どぉしてもアレはダメで、気味悪さと恐怖で涙出るタイプ…。
「姫っ!助けてぇ〜〜〜!!!」の私のゴーサインを合図とばかりに
カーミラ姫はグリーンの瞳をキラリン♪まさに狩りモード。
そこからの彼女は素早かった! オタオタする私を邪魔だとばかりに
「ニャニャニャッ(どいて!)」と一蹴すると、縦横無尽にアレを
追い立てはじめた。早い!早い!カーミラ早ぁ〜〜〜いっ♪
あっ!という間に、アレは何度も叩きつけられまさに虫の息…。
これ以上はいくら大嫌いなアレでも、なぶり殺しになってしまう…
それだけは、あまりにも不憫だったので、キッチンペーパーを
何重にも重ねた上から止めだけは私がさしました。
そして指先に絶対に感触がわからないようにぶあつくくるんで
サヨナラさせていただきました〜(-o-)=3 ホッ♪
その後は、カーミラ姫のあまりにも見事なハンティングぶりに
感動の波が押し寄せてきて、カーミラがうんざりするまで
ずぅっとずぅっと、感謝と尊敬の褒め言葉とナデナデをしたのでした♪
いやぁ〜、あれは見てなきゃわかんないだろうなぁ〜(笑)
ハンティングをしているカーミラの躍動する美しさってば☆
え?その間のルナちゃん? 最初は参戦しようとしたんだけれど、
カーミラのスピードと迫力に気押されちゃって傍観してました。
やっぱり、最初に見つけたのがカーミラだったからね^^
いやぁ〜、我が家には頼もしいハンターが居てくれて幸せっ(笑)
2004.07.18 (Sun) 夏の質
35℃という気温を『夏』だなんて呼びたくないな。
エアコンをかけ続けていないと、汗の流れを止められない
そんな極端な暑さは『夏』なんかじゃないと思う。
『夏』っていうのは、もっと風情があり愛がなくちゃイヤ。
意味もなくイラついたり、外出が苦行のように思われたり…
今日もそう。外に日傘もなしに出てしまうと、まるで太陽に
あぶり焼きにされているような痛みを肌に感じる。
おまけに、深呼吸ができない。肺が焼かれてしまいそうで。
永久氷河やら永久氷山やらが、ここ数年少しずつ溶け出して
南の方の小さな島国では、着実に国土が小さくなっているとか。
世界中のほとんどの国土が水没化する近未来を描いた映画
「ウォーターワールド」なんてのもあったけれども、
このままだと、それもあながち空想だけじゃなくなっちゃうかも。
とにかく、悪循環の精神と環境は早足で進行中なのはたしかだ。
『夏』の質が悪化しているのもたしかなことだと思う。
滅びの美学なんていうものは、美学なんかじゃないわけで
安定した現実があってこそ、そういった稀有なものに対しても
美を見い出す事ができるという、例えでしかないと感じる。
このままだと、滅びこそが現実で、安定した未来というものが
夢のまた夢…なんてことになりかねないぞぉ。
世界中で全員が、一日だけ裏切りっこなしで全てのエアコンを
シャットダウンしたら… できるわけないのかなぁ?(ToT)
2004.07.16 (Fri) テレフォン・ノイローゼ
夜遅く、電話のベルが鳴った。受話器の向こうからは
2年ぶりの懐かしい声と遠い土地から漂う夏の気配。
一瞬、時間が逆戻りしたかのような錯覚に陥る。
『テレフォン・ノイローゼ』って甲斐バンドの曲を思い出す。
むかし美姫がお気に入りで、唄ってくれた事で知った曲。
受話器の向こうには、まさにそんな匂いを漂わせた時間があった。
祇園祭りの山鉾巡行… 組み立て中のそれ…とか
四条河原町通りの人々の喧噪、黒塗りハイヤーの後ろ窓に
芸者姿の白いうなじをみつけたり… それらの時間が
一気に押し寄せてきた。 時間は戻る事などないのにね。
戻る事はできないけれど、そこから先の人生はある。
人は生きると書いて、人生だものねぇ(笑)
忘れかけてる人生… 仕事の代償にしちゃっていいのかな?
ふと、そんな事を訊ねてみたくなった。言わなかったけどね。
2004.07.03 (Sat) 気持ちいー晴れ♪
7月かぁ〜 ここのところ梅雨らしくなくて
どちらかというと、五月晴れの気持ちいいのみたいなカンジ。
暑いけれども、湿気が少ないので過ごしやすいよね♪
台風が多いのがタマニキズだけど^^;;
とにかく、週末に晴れてくれるのは何よりも嬉しいんだけどね^^v
平日忙しくて何もできなかったりする分、週末は一日使って
家事をまずこなさないと、姫猫たちからブーイングが飛んでくるのだ。
ところで、7月ともなれば、あちこちで花火大会が催される♪
たとえ見に行けなかったとしても、TVでもやってくれるから好き^^
本当は現地に行ってワイワイしたいんだけど、蚊がねぇ…^^;;
皮膚が弱くって、すぐ化膿してしまう私としては辛いのだ。
一番ベストなのは、絶好のポイントのあるビルかなんかの
冷房の効いたお部屋でワイン片手に「たぁまやぁ〜♪」
なんてやっていられるのが理想なんだけどなっ(笑)