摩利支天 まりしてん

 インドでは「マリシ」と呼ばれており、威光、陽焔と訳され、摩里支、末利支、末利支提婆、摩利支天菩醍などと呼ばれます。梵天の子として、みずからの姿を隠し、障害を除いて利益を施す神様として、古代インドの民間で信仰され、後に仏教に取り入れられ天部に属すようになりました。密教では護身・隠身などの修法の本尊とされています。
 日本における摩利支天信仰のはじまりは、軍神として中世から始まったと言われています。特に忿怒形(ふんぬぎよう)の摩利支天が武士の守護神として信仰され、敵の攻撃から身を守ってくれると信じられていました。
 その姿は、二臂像、三目六臂像、三面八臂像などもありますが、もっとも代表的な姿は、三面八臂で猪の背の上に立つ形像がよく知られています。
 
 キャラクターとして習得した場合、攻撃呪術もありますが、ある程度戦闘技能を修得すると共に、MLv6の摩利支天太陽杵を使用しての近接戦闘を行うのがお勧めです。陽炎残身術や秘妙術など、身を守る呪術も多く、身を守りながら攻撃するタイプがうってつけです。
 用意された呪術の数は少ないものの無駄なく揃っています。

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