孔雀明王 くじゃくみょうおう

 毒蛇を食らう孔雀を神格化したもので、孔雀王母菩醍、孔雀仏母などとも呼びます。その像形は、一面四臂で孔雀の背に乗っています。その顔の表情は憤怒が一般的な明王にはめずらしい温和な慈悲相で、手に孔雀尾や蓮華を持っています。《仏母孔雀明王経》では、毒蛇にかまれた比丘が孔雀明王陀羅尼を誦して救われたように、この尊を念ずれば一切諸毒が消除するとされています。日本での孔雀経法の歴史は古く、9世紀初めの役小角が孔雀の呪法を修めたと言われています。また、空海が《孔雀経》の護国性を強調して以来、東密ではとくに重んじられ、祈雨の際の本尊とされ、修法されます。
 インドでは「マハマユリ」と呼ばれます。
 
 キャラクターとして習得した場合、解毒や飛行、そしてある程度の攻撃呪術もあり、戦闘場面だけでなく、様々なシーンでの使用が可能です。反面、呪術を使用する適切なタイミングをプレイヤーに求められる為、ある程度慣れたプレイヤー向けの仏です。
 MLv6の呪術が無いため、MLv5まで習得するか、飛び越えてMLv7にするのがお勧めです。

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