M:i:V
2006.7.1
監督:J.J.エイブラムス
出演:トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ヴィング・レイムス、ローレンス・フィッシュバーン

いやぁ,2時間半近く画面に釘付けでした。のっけのショッキングなシーンから始まり,最後の最後まで「此れでもか!」って感じw。3作目は1,2作の延長なんて思ってみた自分が悪かったぁぁぁ。許してトム様ぁん。
ブラピのMr. & Mrs.のように,スパイの結婚がストーリーに妙味を加えているのだが,実際の話,スパイは恋愛どころぢゃないよねw。常に正体を隠し,いつも危険に身を曝しているわけですから…。シリーズ最高傑作なのは間違いない。DVDは間違いなく買う。んでもって,もう一度観に行くかもしれない。来月の映画の日が狙い目やな。あっ,東の邦のMen's dayと謂ふ強ひ味方があったバイw。

イーサン・ハントをチーム・リーダーに、IMFの新たなる戦いが始まった。常にハイテンションで絶体絶命の危機が連続する“作戦:不可能”なミッションだが、今回のイーサンは敵の罠に陥り、過去に経験のない衝撃の計画に翻弄されてしまう。彼は自分との戦いを克服し、成功率0%の任務を成し遂げるため、ヨーロッパやアジアへと向かい、新たなるメンバーと共に戦いに挑むのだった…。
GOAL!
2006.6.11


以前から見たかった「GO★L!」をHTUCで鑑賞。観客はサッカー少年がほとんど。★のチームの子も来てて,なんだか映画館ぢゃなひみたひww。主人公の成長にも感動したが,「住人がコゾッテ応援するあんな街になったら良ひなぁ」なんて思ひながら観てました。病院で寝てるお爺ちゃんが「ワシの何よりの薬は勝ち点3ぢゃ」なんて謂ふシーン。20〜30年後の俺を観てるみたひだww。スタジアムはいつも満員でチケットもなかなか手に入らなひ。んでもって,チケットを持たなひ人はBARでTVを前に熱く応援。
あぁ,何て素晴らしひ!続さんのアトのアト辺りを狙っときますかw。

連理の枝
2006.5.20

監督: キム・ソンジュン
出演: チェ・ジウ,チョ・ハンソン

ちぇじうによるちぇじうのための映画ってとこかw。韓国の仔の手の映画は,一昔前の日本の「赤いシリーズ」なんかに繋がるものがあるなぁと思って最近観てます。つまり,日本では描かなくなった恋愛モノを韓国では撮ってるわけで,たぶん日本のオバサマ,オジサマはそんな純愛モノに郷愁を感じるんだろうな。きっと。ナンか理屈は無ひぢゃなひですか。出会ひがあって,別れがあって,自然の摂理をシンプルに描くから,とても分かりやすひよね。ある意味,何も考えずに観れる安心感みたひなものがある。泣くだらうなぁと思って観に逝って,やっぱり泣かせてくれる。そんな安心感w。既にほとんどのトコで上映は終わってると思ふので,気になる方はDVDでチェックしてくださひ。

THE CHRONICLES OF NARNIA
2006.3.11
監督: アンドリュー・アダムソン
出演: ウィリアム・モーズリィ、アンナ・ポプルウェル、スキャンダー・ケインズ、ジョージィ・ヘンリー、ティルダ・スウィントン


「★ルニア」と書くと,腰が痛いイメージがあるのは俺だけだろうかw。

指輪物語,ハリポタと同系の映画と思って観に逝ったが,其の通りでしたね。此れは第1章って事ですから,前2作同様,次に続いて逝くのでせうね。母さん,僕のあの麦藁帽子,何処へ逝ったのでせうね。おっと,此れは人間の証明でした。ははは。ちなみに文部科学省様ご推薦の映画らしいのですがね。四十路の叔父様には,少しファンタジック過ぎる映画で御座いました。

我々だけでなく,主人公もナ★ニア国には,なかなか逝けないんだよ。此処がポイントね。指輪+ハリポタ+タイムマシーンみたいな。。。


偉大なる王アスランが作った神秘の国ナルニア。この国は冷酷な白い魔女によって、永遠に春の来ない冬の世界に閉ざされていた。白い魔女への恐怖と心まで凍てつくような寒さの中で、ナルニア国の住人たちはひたすらに祈っていた。偉大なる王アスランの帰還と、4人の真の王が現れるのを…。

OLIVER TWIST
2006.2.16
監督: ロマン・ポランスキー
出演: バーニー・クラーク、ベン・キングズレー、ジェイミー・フォアマン


う〜ん,観終わった後,暫し考へこんでしまった。。。此の映画の訴求点って何???産業革命に沸く倫敦の裏社会で必死に生きる子供達の物語??勧善懲悪???オ☆バーの伝記????
情景描写は流石と思ふのだが,何となく内容がボケた感がある。オ☆バーは可愛ひし,健気で,happy-endで良かったぁと思ふのだが,何となくスッキリしなひんだよね。ナンなんだろね。
予告CMで「九州のみんな,どげんしよーと?」と日本語で問ひ
かけてたオ☆バーことバー☆ー・クラーク君が一番かなwww。

19世紀・英国で孤児として育った9歳のオリバー少年。わずかな食事のおかわりを求めたばかりに救貧院を追放されてしまう。オリバーが目指したのは大都会ロンドン。やっとたどり着いたロンドンで彼は飢えと疲れで歩けなくなってしまう。そんな彼を助けてくれたのはスリの少年ドジャーやその仲間たちだった・・・。

NORTH COUNTRY
2006.1.16
監督:ニキ・カーロ
出演: シャーリズ・セロン、フランシス・マクドーマンド、ショーン・ビーン、リチャード・ジェンキンズ

邦題は「スタ☆ド・アップ」。
全然予備知識は持たずに観に逝ったんだけど,セクハラ裁判の先駆けとなった鉱山で働く女性の実話に基づく映画でした。現代では(セクハラ厳禁ってのは)当たり前のことだが,そのルーツを知る意味で何だかとても勉強になった。人権研修で上映しても良ひかもねw。
暴力夫と別れ,子供2人を自分の手で育てるため,故郷に戻り実父が働く鉱山に行くことになったのだが,炭鉱は「男の職場」,数少ない女性労働者は卑猥な言葉をかけられたり,露骨な嫌がらせを受ける毎日。
家庭では,思春期の息子への接し方に悩み,実父も娘がHigh-school時代に子供を出産したことがトラウマとなって自分の娘を汚らわしいと思っている。そんな観ている方が辛くなってくるくらい過酷な状況の中,更に職場での嫌がらせが続き,我慢の限界になった時,彼女は会社を辞めることと会社を訴えることを決意する。。。。
労働組合は組合員を守るためにあるはずなのだが,映画の中では「女性労働者は組合員ぢゃねぇ」バリに組合大会の中でも徹底的に悪者扱ひされる。(昔はマジにこうだったんだろーねー)その大会の最後,主人公が反論の演説をする中,罵詈雑言を浴びせる男性従業員達に対し,彼女の敵であったはずの父親が(静かに彼女の横に立ち),「今まで仲間だと思っていたが,君達には失望した。仲間うちで妻や子供が集う時は,女性に対して卑猥なことを言ったりしないではないか。自分の娘(主人公)が謂われているようなことを君達の妻や娘が謂われたらどう思うか。自分は娘を誇りに思う。」このシーンはマジで泣きました。
今まで厳格だった父親の優しさが一気に溢れ出てて,「やっぱそうだよな〜」なんて納得しちゃう。
昨年11月に開催した研修でも,講師の方がセクハラのセルフチェック(ブレーキ)として「自分が言おう(行おう)としていることを,自分の家族に言われた(された)らどう思うか」ってことを挙げておられました。
いろんな方に観ていただきたい作品。

暴力夫とは別れたばかり、故郷に帰ればシングルマザーに向けられる冷たい視線、娘を理解しようとしない父親との確執、彼女の生き方に背を向ける息子。さらに、鉱山という“男の職場”で働き始めたジョージー・エイムズを待っていたのは、度を越えた嫌がらせと耐えがたい屈辱。友人さえ離れていく逆境の中で、いったい何ができる?自信もなければ助けてくれる人もいない。そんな彼女が起こしたたった一つのアクション。それは“立ち上がる”ことだった。

ZATHURA
2005.12.25
監督: ジョン・ファヴロー
出演: ジョシュ・ハッチャーソン、ジョナー・ボーボ、ティム・ロビンス、クリステン・スチュワート、ダックス・シェパード

何年か前に観た充満時の続編(?)みたひな映画。要は,双六を始めた途端,其の双六の世界に取り込まれて,双六を上がらないと現実の世界に戻れないと謂ふ映画です。充満時はサファリ版双六だったけど,座数羅は宇宙版双六。充満時同様,Storyなんて無いけど,ナンだか最後は結構ほんわかしちゃふんです。まぁ,X'masにカップルで観る映画ぢゃないけどねw。ご家族で如何でせうか??さて,次は何を見るべ。。。

ダニーは、兄ウォルターに閉じ込められた家の地下室で見たこともない古い箱を発見する。それは、「ザスーラ」と書かれた、ボード・ゲームだった。リビングに戻った彼は、ゲームを始める。飛び出してきた1枚のカード。そのカードの裏には、これから始まる予測不能の危機が、書かれていた─。

Mr. & Mrs. Smith
2005.12.4
はい。予告どおり観て参りました。5つ☆に近い4つ☆です。
冒頭,夫婦のカウンセリングのシーンで始まるのだが,結婚から6年経ってマンネリとなったA.ジョリーとブラピの会話が味噌。お互いの結婚生活の評価は10点中8点。Mr.SmithことブラピはMrs,SmithことA.ジョリーの完璧主義が気に入らない。一方Mrs.はMr.の何でもハッキリせず,中途半端なところが嫌い。でも,評価は8点なんだよね〜〜w。ここがこの映画のポイントだと思います。日常生活を離れると,二人は飛びっきり凄腕の殺し屋。しかし,お互い,各々が殺し屋であることを知らない。。。ある時,Mr.&Mrs Smithは互いに闘うように仕向けられ,壮絶な空前絶後の夫婦喧嘩が始まるのだが…。まぁ,迫力のある夫婦喧嘩をご覧くだされ。どんなにハードな場面でも,この2人って愛し合ってるんだな〜って思ってしまうのが不思議なところ。映画の最後もカウンセリングの場面で終わる。さぁ,夫婦喧嘩のアト,評価は何点になるのでしょう??

運命的な出逢いから、電撃結婚を果たしたスミス夫妻。しかし、二人には、お互いが知らない秘密の顔があった。フリーで活躍する"一匹狼の殺し屋"ジョン(ブラッド・ピット)と、業界トップに君臨する"暗殺エージェントのエース"ジェーン(アンジェリーナ・ジョリー)。いわば商売敵なこの夫婦が、平穏無事な結婚生活を送れるはずもなかった・・
Fantastic 4
2005.9.24
監督: ティム・ストーリー
出演: ヨアン・グリフィズ、マイケル・チクリス、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス

最近,どんなアメリカンコミックでも実写化されてる感がありますが,こちらもそのひとつですな。CMが結構インパクトあったので,観たひな〜と思っておったのですが・・・はっきり謂って,X-men,Spidermanの方が格上で,Hell-boy,Thunder-birdと同格って感じでした。観てなひ人にはわかりずらひけどねw。つ〜か,4人の能力を考へると,X-men + Hell-boy + One-piece(ゴム人間:ルフィー)やん。
しかし,コミックをリメイクすると,ストーリー展開が限定されちゃふのが悲しひトコですね。格の違ひは,リメイクでのストーリ展開,その辺の違ひなのかしら。
そう謂ふ中でも,紅一点のジェ☆カ・ア★バ嬢が凄く輝ひて見へたのですが,10月公開の「シン・シ☆ィ」にも出演しておられるやうで,今売り出し中の女優さんなのですな。映画の中でもStormって名前で,X-menのStormこと,春べりぃを彷彿させる彼女に今後期待です。

若き天才科学者リードは人類の進化と宇宙嵐の謎を解明するため、元恋人で女性科学者のスー、彼女の弟でパイロットのジョニー、そしてリードの親友ベンと共に、スーの今の恋人でもある実業家ビクターの援助を受けて宇宙実験を実施することに。だがその最中、計算外に早くやってきた宇宙嵐の放射線に晒され、地球に戻った彼らは、やがて不思議な超能力を発揮し始めるのだが・・・。

ils se marierent
et eurent beaucoup d'enfants
2005.8.18
監督: イヴァン・アタル
出演: シャルロット・ゲンズブール、イヴァン・アタル、アラン・シャバ、エマニュエル・セニエ、アラン・コーエン、アヌーク・エーメ、ジョニー・デップ

大☆合同新聞のHPを見てたら,本作の紹介が載っておった訳ですが,最近某氏の影響で仏蘭西が気になっていたことも手伝って,久しぶりに仏蘭西映画を観ました。高校時代に観た「ラ・ブーム」以来では無ひでせうか。ノン,「レ☆ン」とか「ニ☆ータ」とかも仏蘭西でしたっけ。
現代の男と女,夫婦を描ひた映画。「う〜ん」と考えさせられる内容なのですが,それよりもBGMで流れる音楽が秀逸。それとどの場面を見ても「お洒落やな」と思うのは仏蘭西人に対する俺の偏見かw。 邦題は「フレ☆チなしあ★せのみつけ方」。男の幻想,女の現実,男と女は永遠にすれ違い。正にこんなトコでしょう。でも,だからこそ人生は面白いのですよ。と達観してみる(爆)
そうそう,億様も仏蘭西の方なんだそうですが,J・ディップが隠し味で効いてます。

3組のカップルを通して男と女という普遍的テーマに迫る、エスプリ満載のフランス映画。浮気、価値観の違い、夫婦の危機、仕事と家庭の両立など、女性の共感を呼ぶテーマがヒット曲に乗せて次々と展開され、男と女の本音がユーモラスに語られていく。ガブリエル役のシャルロット・ゲンズブールとヴァンサン役のイヴァン・アタルは、実生活でもパートナー同士とあって、何気ないシーンもリアルそのものだ。ガブリエルのロマンティックな幻想の相手として、ジョニー・デップがカメオ出演しているのも見逃せない。

THE ISLAND
2005.7.30
監督: マイケル・ベイ
出演: ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン、ジャイモン・フンスー、スティーヴ・ブシェミ、ショーン・ビーン

全然予習なぞせずに感覚的に面白そうと謂うことで,言わば衝動的に観賞したわけですが,かなり面白かったです。最近,当りの映画ばかりですな〜w。いやぁ,良き哉。良き哉。ストーリーもアクションもしっかり凝ってて,近未来にきっと起こるであろう「クローン」の問題に焦点が当った内容に仕上がっておりました。クローン牛が登場した時は「ふ〜ん」って感じで然程興味も無かったけど,牛で出来るという事は人間のクローンだって出来る訳で,そうなると生体移植等の臓器も自分のクローンから貰うなんてことも現実味がある話なんだよね〜。これから先は映画の核心に触れてしまうので書けませんので,映画館で確認くださいませ。御勧めです。

どんな願いも叶う人類最後の理想の地、それが「アイランド」。21世紀も半ば、誰もがそう信じ、移住を夢見ていた。しかしリンカーンは知ってしまった。自分の暮らす居住空間の全員が、どこかにいる「本物」のコピーであり、彼らへ臓器提供のために“生産”されるクローンだったのだ。真実を知ったリンカーンはアイランド行きが決まったジョーダンと共に脱走を決意する。
STARWARS EPISODEV
REVENGE OF THE SITH
2005.7.19
監督: ジョージ・ルーカス
出演: ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、へイデン・クリステンセン

満を持して観賞。前評判どおりの内容でした。SWが始まった1977年は,SWの特撮CGを楽しみにしていたモノですが,もう今やCGで驚くことは無くなってしまいましたね。ホント技術の進歩って凄いものがあると思います。反面,新シリーズになってからは,ストーリー性がかなり増してるな〜と感じます。ただ,77年にルーカスのインタビューを聞いたことがあるけど,あの頃から「SWは9話から成る話しだ」と彼は謂ってました。それからすると,最初からキチンと話しの組み立ては出来てたんだな。
さて,映画を観て思い出したのは,黒澤明「椿三十郎」のラスト・シーン。三船敏郎演じる中年侍が彼を慕う若い侍達に「本当に良い刀は鞘に収まってるもんだ。俺みたいに抜き身の刀になっちゃいけねぇ。ちゃんと鞘に入ってな!」と謂う。つまり,常に自分の力に執着していると,ギラギラした抜き身の刀のように周りのモノを何でも切ってしまうことになるから,本当の侍は,刀の抜き時を心得ているってことなんだけど,アニーにも椿さんから謂ってあげて欲しかったな〜w。やはり,自分の人生だけに執着することが如何に虚無かってことなのかな。日々,自分を支えてくれてる様々な人達への感謝の気持ちを忘れずに生きましょう。

ローン戦争の3年後、ジェダイ騎士団はいまだクローン兵を率いて銀河を奔走していた。そして邪悪なシスが1000年にもわたって企ててきた陰謀が明らかになった時、共和国軍は崩壊し悪の皇帝が出現してしまう。ジェダイの英雄アナキンはフォースのダーク・サイドに魅了され、皇帝に服従を誓う―ダース・ベイダーとして―。
ついに完結!ダース・ベイダー誕生の秘密、ジェダイの運命、謎に包まれていたその全てが遂に明らかになる!

SAHARA
2005.7.3
監督: ブレック・アイズナー
出演: マシュー・マコノヒー、ペネロペ・クルス、スティーヴ・ザーン

どこかのTV番組でお☆ぎさんが,「事前の評判は聞こえてこなかったけど,お薦めの映画」って云ってました。タックンがこだわっててw,2人で観に行ったのですが,マジに面白かった。変な遊びが無くて,これでもか,これでもかってくらいアクション・シーンの連続。申し訳ないが,けひじ様のNTより数段上ですね。まぁ,理屈抜きにアクションを楽しめる作品ですが,最後のオチも結構イケてます。俺もお薦めしますバイ。

ナイジェリアのサハラ砂漠が広がる地域に突如謎の病原体が発生、原因究明のためWHOから美しきエリート研究医エヴァが現地へ派遣された。一方米国政府の特殊機関NUMAのトップエージェントであるダーク・ピットも、ある情報を得て同国に現地入りしていた。しかしそれぞれの目的を持った彼らの旅は、死と隣あわせの壮大な冒険へと姿を変えていく…。
HIDE and SEEK
2005.4.29
監督: ジョン・ポルソン
出演: ロバート・デ・ニーロ、ダコタ・ファニング、ファムケ・ヤンセン、エリザベス・シュー、エイミー・アーヴィング、ディラン・ベイカー

邦題にもあるとおり,題名の「HIDE and SEEK」とは「かくれんぼ」のこと。この映画,かくれんぼで始まり,かくれんぼで終わるのだが,最初と最後では全く意味合いが変わってしまう。詳しく言うと種明かしになるので云えないけど…。「心の傷は痛みを伴う。それを癒すには他にハケ口を求めなければならない」との精神科医のアドバイスが最大のポイントか。う〜ん,重い。重過ぎるよ。けだし名言ですな。だって,俺にも疑似体験があるもの。でも,そのハケ口が殺人てのは頂けませんな。おっと,これ以上云ってはいけませぬ。續は劇場でどうぞ。最後に,エミリー役のダゴダ・ファニングは将来かなり期待できる女優ですぞ。

妻のアリソンが自殺し、すっかり心を閉ざしてしまった娘エミリーの傷を癒そうと、デビッドはニューヨークの郊外にある町へと移り住む。周囲と打ち解けようとしないエミリーはやがて地下室で彼女にしか見えない友達<チャーリー>と遊ぶようになる。しかしその行動は、ある一線を超えた時、徐々に悪夢のような色合いを濃くしていく。無邪気な遊びとはかけ離れた「かくれんぼ」はついにデビッドですら止められない異常なものとなっていく。
NATIONAL TREASURES
2005.319
監督: ジョン・タートルトーブ
出演: ニコラス・ケイジ、ハーヴェイ・カイテル、ジョン・ヴォイト、ダイアン・クルーガー、ショーン・ビーン、ジャスティン・バーサ

宝探しの映画と言えば,やはり「レ☆ダース」ですよね。学生の頃,今のソラリアはスポーツセンター と云って,普段はプロレスなどの催し物,冬はスケートリンクになる施設があったのですが,その隣に 旧作を常時1,000円で鑑賞できる小さな映画館があり,そこで「レイ☆ース 失わ☆たアーク」を連続 3回見たわけですよ。何が云いたいかと云うと,それだけあの映画はインパクトが強かったし,仕掛けも 掴みもフンダンで,其の後あの映画を超える宝探し系映画は出てない気がします。敢えて云ふならば「ハン☆プトラ2」が良いトコ行ってるかなという感じですかね。 前置きは長くなりましたが,映画自体は展開も軽快で気持ちよく,アクションシーンも結構あって 面白かったのですが,やはり聖典「レイ☆ース」越えは無理でしたね(笑)それよりもけひじ様の御髪が気になって,気になって・・・。

OCEANS 12
2005.2.19

オー☆ャンズ11は,マジに10回は見たんです。11は劇場では見れなくて,DVDを購入したん だけど,リズミカルなテンポで進んでいくストーリー展開に一気に引き込まれ,また,どんでん 返しの結末に爽快感を覚えたのでした。それにクルーニーとピットの格好良さは堪らん。大人の お洒落ってこれだよな〜とファッションの参考にさせてもらったり。。そんなこんなで何度も見ているうちに悠に10回は見るはめになったとです。(ヒロシか!) で,かな〜り期待して12を見たのですが,上記2人様の格好良さは相変わらず。ピットなど更にパワーアップしてて,俺も「坊主刈りにしたい」などと思ってしまった(笑) ただ,残念だったのは,11では11全員が何らかの役割をもって活躍していたのに比して,12では 確かに12番目のオーシャンズが活躍(?)するんだけど,ほとんどの存在が消えていて,内容的にはオーシャンズ4か5って感じだったってことですかね〜。 まっ,11に続きウイットにとんだジョークが前編に散りばめられ,なおかつどんでん返しの連続 は見ていて気持ち良いですね。俺はJ・ロ☆ーツよりキャ☆リンの方が好みです(笑)。

MAN ON FIRE
2005.1.7
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング

昨年,11月以来の映画鑑賞。「ありえねぇ〜」のカンフー・☆ッスルへ餓鬼の皆様を放り込み,一人でまったりと観ました。冒頭,メキシコでの誘拐事件の状況なるものが流れるのだが,メキシコでは1日に何十人と云う単位で誘拐されているのだそうだ。某発電所勤務の皆様は大丈夫か,などと考えつつ,映画に引き込まれていく。D・ワシ☆トンが格好良いには異論ないが,誘拐される女の子が可愛いかったなー。演技もなかなかで将来が期待できると言うもの。当初想像していた内容よりも,更に過激な展開でストーリーは進んでいく。しかし,一言言わせてもらえるならば,ラストにもう一捻り欲しかったところ。俺的には,「そこまでやっときながら,その終わり方は無いやろ」って感じですな。ただ,面白い映画であることは間違いない。

OLDBOY
2004.11.7
監督:パク・ミンシク
出演:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン

実は下のバイオハザードを観た後ですね,ヘルボーイ,スクービー・ドゥー2と立て続けに観てたのですがね,まぁ,何と云うか,もう其の手の映画は暫く観たくないなぁ,って感じで,このレビューもさぼっていた訳ですよ。いえ,どちらも面白かったんですよ。でも,軽いと云うか,重くないと云うか…。えっ,同じぢゃないかって? まぁ,そうですね〜。

って訳で,重たい映画を観たくて観た映画です(笑) 予想以上に重かったですが,久しぶりに映画を観た気分で帰ってきました。「復讐」の裏に「復讐」ありで,2時間を長いと感じさせない内容。ストーリーを言うと面白くないので,観てのお楽しみということにしときますが,カンヌでグランプリを取っただけあり,中身は濃く,最後はあっと云わせます。R指定で結構暴力シーンも多いけど,その辺が大丈夫な方は一度ご覧になっては如何でせうか。

RESIDENT EVIL : APOCALYPSE
2004.9.19
監督: アレクサンダー・ウィット
出演: ミラ・ジョヴォヴィッチ、エリック・メビウス

VH1はマジで気持ち悪い描写が多かったですが,Uはストーリー重視。それでも,ウイルスで変異した化け物はかなりキモイ。ゲームに出てきていた最強の化け物(「スター」と呼んでいますが…)の出生の秘密が分かったりして,またゲームをしてみたいなどと思ってしまうのでした。しかし,まぁ何ですなー。最近はアクションRPGに時間を費やす気力がないものですから。残念!!

アンデッドの街と化したラクーンシティ。アリスは、数少ない生存者と行動を共にしていた。そこへ、全ての元凶“T-ウイルス”を発明した、アシュフォード博士から電話が入る。彼は、街に核爆弾が投下されると告げた。残されたのは4時間。悪夢を生き抜いた彼女を、更なる試練が待っていた・・・。

VAN HELSING
2004.8.28
監督: スティーヴン・ソマーズ
出演: ヒュー・ジャックマン、ケイト・ベッキンセール、ウィル・ケンプ

小さい頃(小学校低学年),祖母の家で伯父さんと「ドラキュラ」を見て,その迫力に夜一人でトイレに行けなくなったのですが,まぁ,そう云った正統派モンスター勢揃いって感じの映画です。3人の女ドラキュラがとてもセクシーだったのですが,後からTVで見たところによると,みなさん有名なモデルさんだそうで,ひとり納得したのでありました。大衆娯楽です。主演はXmenの渋いヒュー・ジャックマン。

時は19世紀。ヨーロッパ中にその名をとどろかせるモンスター・ハンターのヴァン・ヘルシング。怪物伝説の土地トランシルバニアに向かった彼は、代々怪物を倒すために闘い続けてきた一族の末裔、アン女王と出会う。邪悪な敵に立ち向かうふたりの冒険の中、明らかになるヴァン・ヘルシングの過去とは。

THE CHRONICLES OF RIDDICK (満点は5つでーす)
2004.8.14
監督:デヴィッド・トゥーヒー
出演:ヴィン・ディーゼル、タンディ・ニュートン、ジュディ・デンチ/コルム・フィオーレ/カール・アーバン
出演:ビル・パクストン、ベン・キングスレー

ワイルド・スピードで脇役ながらその圧倒的な存在感を示した俳優ヴィン・ディーゼル。私も大好きな俳優の一人であります。鍛えられた肉体も然る事ながら,低音ボイスが堪らなく恰好良いと思うのですが,皆様は如何御感じでしょうか。前作のトリプルXと云い,クールな一匹狼的な役回りをさせたら,彼に並ぶ俳優は居なひのでは,と思うくらい。(少し賞賛しすぎかな〜) 
ストーリーは「?」ってとこもあるけど,この映画は物語云々ではなく,ヴィン・デイーゼルの恰好良さを感じれば良いのですから,とにかく一度ご覧くださいな。

遥かな未来―。それは銀河全域が圧倒的な武力と恐怖の力によって支配された暗黒の時代。だが、その強大な勢力に本能の命じるまま宿命と戦い続けるひとりの男が現れた。救世主かそれとも新たな悪夢の始まりか―。その一人の男“リディック”を巡り、 全宇宙を巻き込んだ壮絶な戦いが始まる。
THUNDERBIRDS (満点は5つでーす)
2004.8.7
監督:ジョナサン・フレイクス
出演:ビル・パクストン、ベン・キングスレー

サンダーバードと云へば,生まれて初めてプラモデルなるものを作ったのが,確かサンダーバード2号でした。で,4号も作って,調子に乗って「トレーシー・アイランド」にも挑戦した記憶があります。結構リアルで,木がバタン,バタンと倒れて2号が出て来たり,4号が下から海に飛び出したりと,はまって遊んだものでした。
と言う事はさておき,実写版を見てきました。まっ,予想通りの映画で可も無く不可も無くと云ったとこでしょうか。映画にするとトレーシー一家の誰かにスポットを当てないと難しいのは分かるけど,主役のアラン以外は誰が誰だか分からんて。サンダーバード・フリークとしては「ん?」って感じかな。唯一イントロのアニメが新鮮な感じで良かったです(笑) あっ,そうそうサンダーバード各号がリニューアルされてて恰好良かったのはプラス材料でした。

約40年間に渡り全世界の人々から愛され続けてきた「サンダーバード」が、全く新しい待望の実写版となり生まれ変わった!!そして今、世界に次々と巻き起こる危機から人類を救うため、最新鋭のメカたち<サンダーバード号>は、謎の無人島トレーシーアイランドから《出動》する!
SPIDER-MAN2 (満点は5つでーす)
2004.7.17
監督:サム・ライミ
出演:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、アルフレッド・モリーナ、ジェームズ・フランコ、J.K.シモンズ

1に引き続き鑑賞。2が出来ると聞いた時から見るつもりでしたから。残念っ! 結論は最凶日記にも書きましたが,もうツボに嵌ってしまって,さぁ大変状態。餓鬼んちょが結構多ひ中,おじさんはこっそり涙を拭っていたのでありました。1の時も論評させて戴きましたが,この映画は勿論,蜘蛛男の超人的な能力が売りとしつつも,その実は切ないそして秀逸なラブストーリーだと思うのでございます。冬ソナよりも切ないかも,なんて思うのは私だけでしょうか。愛する人を危険に巻き込んではいけないと思い,「愛していない」と云わざるを得ないなんて,悲しいぢゃありませぬか。しかも,その彼女は他の人の下に嫁いでいこうとしてるし・・・。結論は観てからのお楽しみってことで。
1の格言は「大いなる力には大きな責任が伴う」ってことでしたが,2の格言は「人生を全うする中では,他人のことを第一にを考え,一番大切なものも諦めなければならないこともある」(たぶんこうだったと思うけど)。スパイダーマンを辞め,自分の好きなことに打ち込むが,次第に葛藤を感じ始める主人公に叔母さんが言う言葉。自分のことだけを考えて生きる人生が如何に虚無なものか。う〜ん,身に摘まされますな〜。他人あっての自分。感謝の気持ちで生きていかなければ・・・。ってことで私としてはお薦めの一作です。

ピーターはスパイダーマンとしてニューヨークの街を守っていた。そんな彼の前に怪人ドック・オクが現れる。新たな敵の登場、そしてメリー・ジェーンとの恋愛の行方、親友ハリーとの友情の行方、ピーターの悩み多き人生は、更に複雑にエスカレートしていく!
The day after tommorow (満点は5つでーす)
2004.6.27

「絶対観たい!」と云う映画でもなかったが,ハリポタは何となく厭きたと云うか,ナンというか・・・で,子供達をハリポタに押し込み,一人で観たのだが,のっけから引き込まれてしまった。仕事柄,環境問題や温暖化などには日頃から関心を持って接しているが,南極や北極の氷が溶けると,水位が上がるだけではなく,海流の流れがなくなり一気に異常気象を引き起こすという仮説は考えたこともなかった。まぁ,映画で描かれているように,竜巻が一時期に10数個も発生したり,寒冷版台風などはちょっと現実味はないのでは,と思ってしまうが,全くあり得ない仮説ではないのだろう。内容は,そういった科学的なものあり,恋愛あり,親子の絆ありで,よく練ったストーリーだなと感じました。お薦めできる映画だと思います。ちなみに,買ってきたパンフには,地球温暖化の原因は,二酸化炭素の増加に伴うものよりも,太陽活動が活発化し,宇宙線(荷電粒子)の量に影響があるという説も紹介されており,ナンだかとても勉強になった映画でございました。。

KILL BILL Vol.2 THE LOVE STORY (満点は5つでーす)
2004.5.1
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、マイケル・マドセン、ゴードン・リュー

お子ちゃま達の「ホーンテッド☆ンション」には付き合わずに,こちらを拝見いたしました。Vol.1ではイマイチよく分からなかったキドーとビルの関係がハッキリしたことで,何だか安心してしまった次第。「なるほど,そういうことだったのね」って感じですな。Vol.1では単なる復讐アクション映画だったのが,Vol.2によって俄かにストーリー性を帯びてくる。だから,たぶん2本見て1本なんだろうな〜。 ん? おかしい??でも,やっぱ,タラちゃんは画の撮り方が旨ひよね〜。こんなにも顔のどアップが出てくる映画って無ひと思うのですが・・・。そんでもって,西部の場面ではマカロニウエスタン調な画があったり,中国で修業する場面ではカンフー映画的な画があったり・・・。そう言えば,Vol.1ではアニメも登場したよな〜。良い意味で楽しんで撮ってるんだろうな〜。CGなぞは使わずに,当たり前に撮ってるとこが何だか逆に新しひ画を観てる気がして新鮮でございました。
奇しくも今日の日経夕刊に本作の寸評がありました。「これは<普通のアメリカ映画>だ。しかし,普通の(スタンダードな)アメリカ映画を作るほど今日困難なものはない。」「スタンダードとは,カメラの構図や移動を意識させず,リアリズム原則に則った編集でなめらかに物語を語る手法」「タラン☆ィーノは正に期待通りの映画を作ってくれたのだ。おめでとう。」 これを読んで,何だか素直に「うん。うん」と頷いてしまったのでした。

かつてのボスであり恋人であったビルに瀕死の重傷を負わされ、ビルとの間に身ごもった娘まで殺されたザ・ブライド。彼女は襲ったメンバーに次々と復讐を果たしていく。それは「愛ゆえ復讐」なのか、「憎しみに満ちた復讐」なのか。すべては彼女が娘の存在を知ったとき、明らかになる!
THE LORD OF THE RINGS : THE RETURN OF THE KING (満点は5つでーす)
2004.2.15
監督:ピーター・ジャクソン
出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン

結末は凡そ分かっているとは云え,見たくなる悲しい性よのぅ。3時間半飽きさせない映像は流石だが,ストーリー展開は2作目までで出尽くした感がある。今回もある意味主役のゴラムが良い味出してます。しかし,リブ・タイラーは文字通り神々しいばかりの美しさでございました。御父君(エアロ・スミス)もさぞ御喜びでございましよう。まぁ,中身はご覧になっての御楽しみってことで…。

最後の旅が始まる。フロドは、指輪を滅びの山の亀裂に捨てることができるのか?冥王サウロンが率いる20万もの軍との最後の戦いは?旅の仲間はもう一度めぐり会えるのか?愛と友情と裏切り、失われる尊い命――壮大な旅が終わる時、世界は映画史上最大の感動でひとつになる!!

THE LAST SAMURAI (満点は5つでーす)
2003.12.23
監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ、渡辺謙、真田広之、小雪

面白いという評判を聞き,覚悟の上観賞。マジに面白かった。DVD出たら,迷わず買う1本ですな。で,何が面白いかと云うと,話しはシンプルなんだけど,情景描写の見事なところ。先住民への弾圧により精神的に負い目をおったアル中トムが,”侍”との触れ合いの中で自分を取り戻していく。そして,今の日本には見られない”侍”のストイックな生き方が俺の急所を見事に突くんだよな〜。やはり,ナンだカンだ云っても俺って生粋の日本人なんだなぁなどと改めて思った次第(当たり前ぢゃん)。それと,キル・ビル観た外国の方には,是非続けて観ていただきたいですね。正しい日本人が描かれていると思います。

かつては名誉と国のために命を賭けた男・ネイサン・オールグレン大尉。そして、遠く離れた地で代々続くサムライの最後の長として崇拝されている勝元。日本の若き天皇が、日本初の近代的な軍隊を養成するためにオールグレンを雇った時、二人の戦士の行く手がひとつに重なる。

BAD BOYS II (満点は5つでーす)
2003.12.01
監督:マイケル・ベイ
出演:ウィル・スミス、マーティン・ローレンス、ガブリエル・ユニオン、ジョルディ・モリャ

最近おもしろひ映画に当っているぞ〜。と云うかJEが酷かっただけか(笑) ストーリーは所謂「勧善懲悪」もので,これまでもリーサル・ウェポンを始め数え切れないくらいあるであろう麻薬組織とPOLICEの闘い。やはり最後は完膚無きまでに正義が勝利するのである。で,ありふれたストーリーだが厭きさせないのは,Wスミスと相方のキャラが既に確立されたモノで,そのやり取りが絶妙なところか。映画の中での合い言葉は「う〜さぁ〜」。情緒不安定な時に気持ちを沈めるために唱える言葉。要は登場人物全て日頃の激務でお疲れなのであ〜る。しっかし,Wスミスってあんなに恰好良かったっけ。WWウエストとかMBのイメージが強くて,俺の中ではどうしても3枚目キャラなんだけど…

マイアミ警察の敏腕コンビ“BADBOYS”のマイクとマーカスは、麻薬密輸入撲滅のために結成された特捜チームに任命される。ところが、“BADBOYS”の手にかかると、極秘捜査はいつの間にか市街地でのカーチェイスや銃撃戦に発展。もう誰もヤツらを止められない
THE MATRIX REVOLUTIONS (満点は5つでーす)
2003.11.07
監督:アンディ&ラリー・ウォシャオスキー
出演:キアヌ・リーヴス、キャリー・アン・モス

3作目は正直おもしろかった。2作目のストーリーがよく思い出せない(老化現象か)んだけど,あまり,印象に残っていないから?? しかし,エージェント・スミスの最後に至る伏線を読み取ることができず,フラストレーションが溜まっているのですが(笑) 「全ての始まりには終わりがある」=「お前は必然に過ぎない」=「創造奢にはなり得ない」ってこと??? 彼らはコンピュータの一プログラムな訳だから,絶対的な権力=自由を得るためには,仮想現実=マトリックスを創造する側に廻ることが全てのはず。最後に出て来たおっさん(SOURSE),そしてオラクル(その名のとおり奇跡)おばさんの存在と関係が鍵か。う〜ん,もう1回観る手もあるが,いずれDVDを買いそうだから,そこで謎を解くこととしよう。あっ,パンフ買っとけば良かった〜

KILL BILL (満点は5つでーす)
2003.10.26
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ユマ・サーマン、ルーシー・リュー、デヴィッド・キャラダイン、SONNY CHIBA こと千葉真一

いや〜,のっけからQTワールド炸裂です。一寸の迷ひも無しってとこですかね。周りを見渡すとQT作品は初めてと思しき御仁が多数である。きっと,布袋さんの恰好良いテーマ曲が流れるTVCMをご覧になって観賞になられたのでござろう。そんな御仁の甘い期待を気持ち良いまでに粉砕して,QT様はどこまでも飛んで逝くのであった。しかし,登場人物と云い,場所と云い,使用言語と云い,音楽と云い,アニメーションと云い,この映画は完全に邦画ですな。街中や飛行機の中で,皆さん携帯電話よろしく日本刀を持ち歩いている描写は勘弁願いたいもの。日本人誤解されるて。クライマックス,雪中でのルーシーの白装束は誠に綺麗。また,猪嚇しの「コーン」って音もいとおかし。まー,日本贔屓のQTワールドに関心がある方には御勧め。覚悟してご覧あれ。

史上最強と呼ばれた闇の女エージェントは結婚式当日、かつてのボスであり恋人でもあったビルに襲撃され、恋人、関係者、そして身ごもった子供まで虐殺される。5年後、奇跡的に目を覚ました彼女はビルに復讐する為、伝説の刀鍛冶から授かった日本刀を武器に壮大な旅に出る。

S・W・A・T (満点は5つでーす)
2003.10.11
監督:ベティ・トーマス
主演:サミュエル・L・ジャクソン、コリン・ファレル、ミシェル・ロドリゲス

これもTVドラマのリメイクだったのですね。久しぶりに一人でゆっくりと観賞。まぁ,普通に楽しめる映画でございました。正直面白かったのですが,何か物足りない気がして…。それが何かをずっと考えて得た結論は,全てが中途半端ってことか。主人公の描写,起承転結,悪役の極悪度,どれをとっても…。決して批判ではないのですよ。極めて難解な局面を主人公の超人的な活躍或いは気転で乗り越えるってな展開が欲しい気がしました。ただ,あくまでも乾燥を書こうと思って感じたことです。繰り返しになりますが,映画自体は面白かったですばい。

逮捕された麻薬王が報道陣の前で“俺を逃がしてくれた奴に、1億ドル払う”と宣言した。380万人のロス市民が注目する護送の任務に就いたのは、エリート集団S.W.A.T.の6人。誰もが賞金を狙う可能性のある、緊迫した状況。守るべき市民は、敵か?味方か……?

JOHNEY ENGLISH (満点は5つでーす)
2003.10.4
監督:ピーター・ハウイット
出演:ローワン・アトキンソン、ナタリー・インブルーリア、ジョン・マルコヴィッチ

あときんそんの映画は始めて観ました。個人的には1時間半の映画では笑いの間も伸びてしまうのかと。Mr.ビーンの如き日常生活のテンポ良いコメディが身上なのかと。スパイ=ジェームズ・ポンドのパロディの視点はオーソドックスではあるが,そー見せなかったのは彼のウマさなのではないかと。SUSHIBARで食べているのは,雲丹と云っているがきっとヒトデではないかと(しかし,普通ヒトデは食わんわなー)。しっかし,観客の殆どが小学生であり,東宝マンガ祭り状態。「ぎゃははは」「ビーンってバカみたい」などと辺り構わず騒ぎまくり,真面目に観賞したい客にとっては耐え難き環境であった。マルコビィッチ様も登場。


TOMB RAIDER2
THE CRADLE OF LIFE
(満点は5つでーす)
2003.9.28
監督:ヤン・デ・ボン
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ノア・テイラー、クリス・バリー、シアラン・ハインズ

私がララ・クロフトに造詣が深いことは,前作を観賞した際に記述したとおりだが,最近ララと云えば。A・ジョリーのはまり役となってしまった感がありますな。違和感が無ひっつーか。で,そのこと自体は良いのだが,2作目はそのこと(ララ=ジョリーの魅力)に頼り過ぎなのではと単純に思った次第。この手の映画では超人的な能力を発揮して局面を打開ってのは許容範囲なのだが,「おいおいマジかよ」って展開が結構多くて…。たぶん,ゲームを知らない,ララを知らない御仁であれば,何の違和感もなくTRワールドに入って行けるのだろう。超ムズゲーであるTR。局面を打開するのは,神ワザではなく,頭を悩ませトリックを見破り,何度もトライしていくこと。それを映画にも求めているからなのだろうか。ちなみに10月にはゲームの新作が登場です。


ロッカーズ (満点は5つでーす)
2003.9.23
監督:陣内 孝則
出演:中村 俊介、玉木 宏、岡田 義徳、佐藤 隆太、塚本 高史

久しぶりに外務大臣も参加して観賞。まず多彩な出演者の面々にビックリ。監督陣内孝則の人脈の広さと云うところか。ワンポイントでいろんな人が出てきます。キョンキョンが良い味出してましたね〜。ストーリーは単純明快で,キャッチコピーのとおり,笑って,泣いて,感動してって感じ。監督が豪語するだけあってライブシーンは圧巻です。福岡で活躍するtravelersなんかも登場しててローカル色満載。しかし,不覚にも最後は泪を見せてしまった俺って…。やっぱ,「山笠があるけん,博多たい!!」の一言に尽きます。


ジンが率いる腐れ縁の4人組ロックバンド“ロッカーズ”。だが、4人の力に限界を感じたジンは、新メンバーを募集する。そこに応募してきた抜群のテクニックを持つタニの加入をキッカケに、真剣にプロを目指そうとする彼らだったが、大切な日を目前にアクシデントが襲う……。
HERO〜英雄 (満点は5つでーす)
2003.8.31
監督:チャン・イーモウ
出演:ジェット・リー、トニー・レオン、マギー・チャン、チャン・ツィイー


紀元前200年、戦乱さなかの中国。絶え間なく命を狙う暗殺者から身を守るため、百歩以内に人を近づけない秦王、後の始皇帝。そんな秦王に一人の男が謁見を許される。三大刺客を討ち取ったと言うこの男は、功績を語り始めるが、謎を含むその物語は二転三転し、やがて驚くべき真実が明らかになる。
PIRATES OF THE CARIBBEAN (満点は5つでーす)
2003.8.10
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ


T3とどちらを見るか大議論の末,こちらを観賞することに。T3を見てからでないと分からないが,予想以上に面白い映画であった。CGが凄いわけでもなく,ストーリーが凝っているわけでもなく,何も飛び抜けたものはないのだけど,飽きることなく最後まで見れる映画。ナンか海賊って男の憧れなんだろうね。「シザーハンズ」のジョニー・デップ(年は俺と一緒なんだね。うさぎ年生まれだぁ),「ロード・オブ・ザ・リング」のオーランド・ブルーム,SWアミダラ王女のキーラ・ナイトレイと知った俳優ばかりなのも安心感があって良いのかも。

カリブ海の港町。総督の娘エリザベスは、子供の頃ウィルという少年から手に入れた黄金のメダルを大切に身につけていた。ある日町は海賊に襲われ、エリザベスはさらわれてしまう。精悍な若者に成長したウィルは想いを寄せる彼女を救うため、一匹狼の海賊、ジャック・スパロウと手を組む。
CHARLIE'S ANGELS FULL THROTTLE (満点は5つでーす)
2003.7.13
監督:McG
出演:キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー


中学生の頃,毎週日曜夜の10時半が待ち遠しかったことを思い出した。それは元祖TV版CAの放送があったから。ファラ・フォーセット・メジャースの金髪に胸をときめかせたものである(笑)。映画では,その元祖CAが出て来たり,ストーリーもCAのOGとの闘いだったりして,言わば時空の縦の広がりも加わり,オールド・ファンとしては満足の一作となっている。否,初めて見る人でも,そのテンポの良さと底抜けの明るさには,満足するはず。この3人の組み合わせは絶妙の一言。誰かが飛び抜けてる訳でなく,相乗効果で各々が光り輝いている。このメンツでもう一作は作って欲しいものなり。
MATRIX R (満点は5つでーす)
2003.6.22
監督:アンディ&ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス


1作目を初めて見た時,映像もさることながら,まずマトリックスの発想に唖然とした記憶がある。全て予めプログラミングされた幻影の中で,機械に生かされている人間。将来,あり得ない話では無いよなーと思ってしまうところがナンだか怖いのである。覚醒しようとする人間の意識の中に現れるMB張りのエージェントとの闘いがメインだった1作目だが,2作目は,機械から逃れた人間が機械からの全面解放を目指す闘いがメインと言ったところか。しかし,ラストは見事にぶつ切りされて,最終章「リボリューション」へ續くのであった。プログラムが自由意思を持ち,削除される前に逃げ出すなんてことが,やはり将来はあり得るのでせうか。えいめん。
X-MEN 2 (満点は5つでーす)
2003.5.18
監督:ブライアン・シンガー
出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、イアン・マッケラン、ハル・ベリー


以前も申し上げたが,アニメの実写版は大好きなのである。誰にナンと云われやうと好きなのである。しかもX−MENは変身ものではないのが堪らないのである。前振りはこのくらいにしておいて,かなり面白い映画であったことは間違いない。人間とミュータントとの共存を望む勢力とどちらかの完全優位を狙い戦争を仕掛ける勢力,何だか現代の縮図みたいな気がした。最後に付け加えるならば,ストームを演じるハル・ベリーが大好きなのである。

自分たちを恐れ、忌み嫌う社会との共存を模索し続けるミュータントのX-MENたち。彼らの孤独な戦いは、凄まじい破壊力を持つ襲撃者の出現によって混迷の度合いを深め、反ミュータント運動を一気に呼び起こす。果たして彼らの運命は?X-MENの新たなる戦いが始まる!
リロ&スティッチ (満点は5つでーす)
2003.3.15
監督:クリス・サンダース&ディーン・デュボアピーター・ジャクソン


社宅のお子ちゃまらを引き連れて鑑賞。スティッチと未来少年コナンがかぶる。コナンは始めから純真無垢な少年だけど,スティッチはリロと姉のナンに感化されて良心が芽生へていく。ディズニーならではの,心温まるエンディングとなっております。しかし,そろそろヘビィな映画が観たいものぢゃ。

親のない少女リロは姉と二人きりで暮らしていた。友だちもなく、さびしい毎日を送るリロの前に、ある日不思議な子犬が現れる。それは待ちに待った友だちのはずだったが子犬の正体は逃亡中のエイリアン。行く先々でトラブルを起こすが、リロは“家族”として優しく接する。
the road of the rings two towers (満点は5つでーす)
2003.3.2
監督:ピーター・ジャクソン
出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ヴィゴ・モーテンセン


はっきり言っておもしろひ。ただし,必ず1作目はチェックしてみるべし。登場人物が多い上に,「人間」だの「エルフ」だの「魔法使い」だの,兎に角,種族も多岐に亘ってるんで,1作目で背景も含めて基礎勉強をしておいた方が良い。見所は,ローハン城の攻防。オーソドックスな闘いなのだが,その迫力に圧倒される。さて,いよいよ次作で完結。どのような結末が待っているのだろう。

邪悪な力を持った指輪を滅びの山の亀裂に捨てる旅に出た仲間たち。第一部では離ればなれになった旅の仲間に想像を絶する危険が襲い掛かるが、それぞれの力で立ち向かっていく。そして、二つの塔から繰り出される闇の勢力と白の勢力の戦いはクライマックスを迎える。果たしてその行方は…。
ハリー・ポッター (満点は5つでーす)
2002.12.30
監督:クリス・コロンバス
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ケネス・ブラナー、マギー・スミス


確かに子供的には面白ひだろう。しかし,やはり2作目となるとマンネリ感はある。キャストもほとんど変わらないし,物語の舞台もホズワーズ魔法学校だし,真新しひ魔法も登場しないし,大人的にはもう一捻り欲しかった。3作目が決まっているらしひが,ジュラシックパークの二の舞は避けてもらいたひもの。辛口御免。

12歳になったハリーが遭遇するのは、愛するホグワーツ魔法学校の過去に隠された、恐ろしくて、深い謎。ホグワーツのどこかにあると言われる「秘密の部屋」。その扉が開かれたとき、ホグワーツの謎とハリー自身の謎がからみ合い、思いもよらない新たなる冒険が始まる――。
スパイキッズ2 (満点は5つでーす)
2002.09.08
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:アントニオ・バンデラス、カーラ・グギノ、アレクサ・ヴェガ、ダリル・サバラ、スティーヴ・ブシェミ


前日急遽「スパイキッズ1」のDVDを購入→予習し,いざ出陣。マイ・ホーム・シアターと化したホークスタウンのユナイテッドシネマで観賞。「スパイキッズ1」よりも数段パワーアップした子スパイと各種アイテム。終いにゃ,スパイ爺さん,スパイ婆さんまで登場して,もうスパイオンパレードなのである。スパイってーと,やっぱ,MI:2とか,原作のスパイ大作戦とか,007とかやっぱカッコイイぜって感じなんだけど,アントニオ・バンデラス扮する父さんスパイはどこか3枚目。姑さんにイジメられたりするんだなー。なぜかこの映画,タランティーノ俳優で固められてるんだよね。もしかして,タランティーノが影で糸引いてる映画なのか?!

スパイダーマン (満点は5つでーす)
2002.05.18
監督:製作総指揮:クリス・コロンバス
出演: ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、トム・サイズモア、エリック・バナ、ウィリアム・フィシュナー、ユアン・ブレムナー、サム・シェパード、ガブリエル・カシアス、キム・コーツ、ロン・エルダード、アイオアン・グラファド、 他 
2001年アメリカ 145分/リボリューション作品

何も考えずに楽しめる映画は大好きなのである。特にアニメの実写版はこれまた大好きなのである。で,昔のTVドラマのリメイクなんてのも大好きなのである。バットマン,ディック・トレーシー,X-MEN,チャーリーズ・エンジェル,トゥームレイダー(おっと,これはゲームか)などなど。で,肝心の映画でございますが,単にリメイクするだけではなく,ひとつのラブストーリー仕立てとなっておりまして,恋の進展にハラハラしちゃうのである。最後はハッピーエンドかと思いきや,正義のヒーローは恋に現を抜かすことは許されないのだバリのエンディングで,「ん,これは続編睨みか」などと下司の勘繰りをした次第。「大きな力には大きな責任を伴う」と云ふベン叔父さんの言葉がキーワードなり。主人公を見れば見る程,カビラ慈英本人ではないかと思ったのは俺だけだろーか。プラトーン以来の大ファンであるウイリアム・デフォーも悪役に色を添えている。

ナイトホーク・ダウン (満点は5つでーす)
2002.05.02
監督:製作総指揮:クリス・コロンバス
出演: ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、トム・サイズモア、エリック・バナ、ウィリアム・フィシュナー、ユアン・ブレムナー、サム・シェパード、ガブリエル・カシアス、キム・コーツ、ロン・エルダード、アイオアン・グラファド、 他 
2001年アメリカ 145分/リボリューション作品

アメリカ軍のソマリア内乱での実話を基にしている映画。映画自体も誰かにスポットを当ててストーリーを展開させるのではなく,淡々と時間経過に沿って,事実描写が進んでいく。だから,映画に遊びがない。約2時間半,緊迫した映像が迫ってくる感じである。近代兵器に身を包み,短時間でミッションを終了させるはずだった米軍が,ゲリラ戦の罠にハマっていく。全滅かと思われた事態を的確な指示と勇気をもって対処する指揮官。戦争反対でもなく,戦争賛美でもない。ここにあるのは,事実のみ。だから,観た人も事実から自由に何を感じるかがこの映画の見所なのだろう。

ハリーポッター (満点は5つでーす)
2001.12.30
監督:製作総指揮:クリス・コロンバス
出演:ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン ジョン・クリーズ ロビー・コルトレーン 他 
2001年アメリカ 152分/ワーナー・ブラザース

うむ。確かに魔法が使えたら,面白かろう。ってのが最初に抱いた感想。でも,映画終わって,フォグワーズ魔法学校を卒業した子供達は,人間社会に戻って魔法を使わずにどんな生活をしてるんだろう,なんて考えてしまって…。これは大人の発想ですな(笑)。単純に映画を満喫しなきゃね。
子供が主役の映画って,結構当り外れがあると思うけど,その点ではこの映画は及第点かなー。 以上

Tomb Raider (満点は5つでーす)
2001.10.6
監督:サイモン・ウエスト 
出演:アンジェリーナ・ジョリー ジョン・ボイド イアン・グレン ノア・テイラー 他 
2001年アメリカ 101分

人気ゲームシリーズの映画化(1・2作目では「ララ・クロフト」ではなく「レイラ・クロフト」って名前だったの知ってました???)。アクションゲーム大好きの私は勿論全作クリア済み!って言いたいとこだけど、忙しさに感けてシリーズ4作と5作目には手を付けていないのであった〜。ゲームは超ハードで何回ララを死なせたことか(ララごめん)。で、前置きが長くなりましたが、ゲームの世界と映像の世界がうま〜く融合されてて、メッチャ面白かったです。ゲームのララとアンジェリーナ演じるララのイメージが殆ど一緒だったのもこの映画の良さのひとつではないでしょうか。アクションシーンは勿論及第点。ストーリーも面白かったと思います。映画を観てゲームをするも良し、ゲームをして映画を観るも良し。でも、クリアに時間かかるから、映画観てゲームした方が良いかも…。しかし、ここまでララのキャラが確立されてるから、当然続作も作られるような気がしませぬか?。
千と千尋の神隠し (満点は5つでーす)

2001.8.18
監督:宮崎 駿 
声:夏木マリ 内藤剛志 沢口靖子 菅原文太 
2001年日本/東宝 125分

宮崎駿監督の映画って、見終わった後、「爽快感」が残るんだよね。で、もって人間の優しさっていうか、自然との共存っていうか、そんなものが一貫して根底にあるような気がするのですが…。不思議な街に迷い込んだ(神隠しに遭った)千尋が、両親を助けるため、そして、ハク(川の神様)への愛のため、様々な困難に立ち向かうお話。2時間という時間を感じさせないストーリー展開で、大人でも十分楽しめました。アニメに関しては「世界の宮崎駿」ってとこですかね〜。そーそー、菅原文太叔父様が釜爺(かまじぃ)という風呂焚きのお爺さんの声を担当しているのだが、アニメでも「お前の命(タマ)とっちゃるけんのぅ」って感じの仁義なき戦い風広島弁に聞こえるのは私だけでしょうか?!
A.I.Artificial Intelligence (満点は5つでーす)
2001.7.29
監督:スティーブン・スピルバーグ 案:スタンリー・キューブリック
出演:ハーレイ・ジョエル・オスメント ジュード・ロウ
2001年アメリカ/ワーナー 146分

うむ。人によって評価が異なるこの映画。俺はそれなりに面白いって思ったけど、やっぱ、見終わった後何かひっかかるものがありました。結末を未来に飛ばさずに、あの時代の中で完結させて欲しかったというのが本音。未来では、人間は死滅し、ロボットが意思を持って人間をも再生するという「神」に近い存在なのかー!ってことが話を現実離れさせてる気がした。でも、要するにこの映画はハーレイ君で始まり、ハーレイ君で終わる、言わば「ハーレイ君の、ハーレイ君による、ハーレイ君のため」の映画なんだよね。「シックス・センス」でも名演技だったけど、更に演技に磨きがかかってるもん。彼から母性本能をくすぐる声で「マミィィィ」なんて呼ばれると、世の女性はイチコロなんだろうなぁ、なんて思いながら見てました。しかし、セックス・ロボ演じるジュード・ロウが良か味を出しとりましたばい。首を振ると音楽が流れる機能は俺も欲しいっす(笑)
Jurassic Park V (満点は5つでーす)
2001.7.28
監督:ジョー・ジョンストン 案:マイケル・クライトン 総:スティーブン・スピルバーグ
出演:サム・ニール ティア・レオーニ 他
2001年アメリカ/UIP 93分

この手の映画は大好きなものですから、8月4日封切りを待てずに先行ナイトを見に行きました。17時過ぎに完全入替制の福岡東宝へ行ったので、初回18:00は満席で入れないのではと思いきや、ガラガラ状態。どー言うこと?と思いながらも、久しぶりの映画にワクワクでした。上映前のCMにもドキドキ(笑)。「Tomb Raders」(プレステTomb Radersの鬼と言われている俺が見に行かないはずがない)とか[Wild Speed」とかメチャかっくいいっす。おっ、前説(MC)が長いっすね。
で、肝心のJPVですが、う〜ん、イマ2って感じですかねー。3作目になると、恐竜様にも見慣れたっていうか、少々のことでは驚かんよ、みたいな・・・。ガオガオと会話する恐竜と空飛ぶ恐竜が真新しいくらいで、アトは新鮮味がなかったです。たぶん、JPも3作で終わりでしょう。なんて思いながら見てました。1・2作目を見ていない人には面白いかもしれないですね。
しかし、恐竜が生息する南洋の孤島って生態系どんな感じなんでしょうねー。っていつも考えてしまうのは俺だけ????