チューハンター



元祖「バーチャコップ」の呼び声も高い「チューハンター」

私が物心ついた頃からデパートなどに設置されていたので、すでに四半世紀前のブツです。

内容は
「なぜだかわからないけど、ライフルでネズミを狙撃する」
イカし(レ)たゲームです。

外観は、ほぼ現在の銃ゲームと同じであり、時代を先取りしていると言っても過言ではありません(図1)。

図1

*形状・色・細部は死ぬほどうろ覚え


狙撃の対象となるネズミは、妙にリアルに造形されて(いるような気がし)ました。
チャームポイントは赤いエリ(リボン?)です。

チャームポイント、というか当たり判定の部分なので、彼らのウィークポイントです。
あれだけ目立つ弱点は、現在のシューティングゲームにおけるボスキャラの“コア”を先取りしていると言えます(言えません)。

そんな彼らは、赤い部分をシュートされると、
「チュー!」などとほざきながら息絶えます。

しかし仲間が次から次へと出てくるので、まさにネズミ算式です(図2)。

図2

*赤い所を撃つんだよ


こういう部分で、現在におけるネズミ講の危険性を先取りして訴えていた社会派ゲーム、という側面も垣間見えます(見えません)。

現在ならば、ネズミは黄色くして、頭に「ピカ」とか付けた奴で復刻してもらいたいものです。

撃ちまくります、奴らを。



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