夏休みの工作


このコラムは、セガ伝言板での発言を再構成したものです。


夏も終わりです。

さて、8月も終わりに差し掛かり、今年もカツオ君の宿題ネタが放送される時期となりましたね。

今年も親が手伝うのですか?

てゆーか、私は親に宿題を手伝ってもらった事なぞ、ありゃしません。怒られます。

奴は甘え過ぎですか?

そろそろヤバいので本題です



『私の夏休みの宿題の思ひ出』

あれは忘れもしない小学生の頃の話です。

私の学校では『工作』が夏休みの宿題として出されました。
お約束ですネ。

私が夏休みの工作として作成したのは、その名も『ネズミ捕りマシーン』(やや脚色あり)でした。

その名の通り、ネズミを捕獲することを主目的とした高級感溢れる逸品です。


>なぜネズミ捕り?

昔住んでいた家にはネズミが沢山いました。奴らを捕獲/追放する事を主眼に設計しました。
別にミノフスキー粒子に対抗する為ではありません。


>材質は?

バルサ材で作りました。軽くて工作しやすいので便利なんですよ?何か問題ありますか?
ガンダリウム合金は手に入り辛かったのですよ?


さて、これを学校に持っていったところ、何故か皆にウケてしまいました。てゆ〜か笑われました。

「ギャハハ(笑)、何コレ?ワラジ虫捕り?(^pq^)」

「噛られて逃げられるに決まってるべや(笑)」

「グロロロ(笑)」

なんて夢の無い事を言う友人達でしょうか。
私は照れ笑いをしながら聞いていました。

さて、そんな好評を博した『ネズミ捕りマシ〜ン』は、どういう訳だかクラスで銀賞を頂いてしまいました。

誇らしげに我が家にそれを持ち帰った私は、早速その驚異の性能を試してみたくなりました。

先に述べた通り、当時の我が家にはネズミが巣くっていたので、ターゲットには事欠きません。

私は寝る前に、マシーンにエサとなるソーセージを仕込み、ネズミの出現しそうな台所にそれを設置してから眠りにつきました。

そして翌朝

楽しみにしながら、マシーンを見にいったところ、そこにはバラバラに粉砕されたマシーンの残骸が…

この時思いましたね。

ノリではなく木工用ボンドで接着すりゃ良かった、と。


今週の格言

『木工用ボンドとかいう前に材質を何とかシロ』


ーーー おしまい ーーー



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