泙川釣行記(その2)

 結局朝まで呑み続け、そのまま出発。今回は、新人もいるし女の子?もいるので、遡行15分位の所。楽勝だぁ〜!  しかし、一睡もせずおまけにしっかり酔っ払ってる我々にとって普通の河原歩きもつらかった。おまけに両手には酒、酒、酒。
 しかし、テンバは快適で寝床の準備を終えたらさっそく一杯。う〜ん、いったい何をしに来たんだろう?などと、考える事もなく二次会に突入(笑)。真面目な釣り人が釣り下がってきたり、釣りあがって来たり、「あーあ、これじゃしばらくは釣れないなぁ」と言って、又呑む。しかし、男塾指導員のマッキーは、実は釣り好き!塾長のからみもなんのそので、釣りに行った。「今行ったって、釣れる訳ないじゃん」と言う塾長の予告通り、見事に撃沈して帰って来た。我が新人のイトーはといえば、黙々と黙ったまま酒を呑み続けている。う〜ん、楽しいのか楽しくないのか外見からは全く判断出来ない。そのうちに会長と塾長がその酒はまだ呑んじゃダメとか飲ませろとかで、もめ始めた。いつもの事だ。実に平和だ。今回は食料もたっぷりあるので、こっそりつまみを食べても誰も怒らない。そのうちに会長がなにやら釣り支度を始めた。酔っ払っているのでテンバの前で釣ろうという魂胆だ。四苦八苦して川虫を採り、いざ仕掛け投入。2〜3投目であっさり戻って来た?「どうしたの?」と、私。「大変だ。竿が折れちゃった。」と、会長。実は、会長は最初の2・3投で仕掛けを流すとか竿を折るという、誰しも嫌がる特技を持っているのだ。(笑) だから、またかぁ〜と、皆で大笑い。(会長ごめんなさいm(__)m) そこで今度は塾長。昼寝をしたから元気100倍。上流に姿を消して小一時間。しっかり、魚をゲット!なんとか塾長としての威厳を維持した。会長とイトーが昼寝をしている隙に、刺身を頂く。最高〜!残りは、夜の骨酒にそなえてとっておく。結局私とイトーは、呑んだくれてただけで夜の本格的宴会に突入して行った。

                                                 つづく