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オフリド  -マケドニア-




オフリドは美しい。オフリドといえば、イコン画である。マケドニアは情勢が不安定で訪れるツーリストは少ないが、見所も少ない。オフリド湖は透明度が高く、周囲の教会のイコン画が世界遺産に指定されている。マケドニアとブルガリアはロシア式のキリル文字に悩まされる。
ソフィア  -ブルガリア-




ソフィアは荒い。ソフィアといえば、おじいちゃん。オフリドからの夜行バスは朝の7時にソフィアのどっかに到着した。団地の中みたいなところに真っ暗の中、降ろされてしまった。日曜日なので人もほとんどいない。なんとかおじいちゃんを見つけて、身振りで道を聞き、1時間ほどかかって中心部にたどり着いた。
ソフィア  −ブルガリア-




ソフィアは、恐ろしい。ソフィアといえば、警察官。街からちょっと外れたところを歩いてると、警官に捕獲され、3人の警官から職務質問をうけた。中でも若い警官は凄んできて逮捕すると英語で何回も言ってきた。わけわからん。
リラの僧院  −ブルガリア−



リラの僧院は美しい。本当に美しい。季節がちょうど紅葉の時期というのもあったが、建築物ではチャンピオンである。
ブカレスト  -ルーマニア−




ブカレストは恐ろしい。ブカレストといえば、ニセ警官。東欧全体でその勢力を拡大しつつあるが、実際の被害の数はここが一番多い。特に国民の館周辺。それはそれとして、昼間はともかく、夕方から夜にかけての雰囲気はブカレストが一番怖かった。
ブカレスト




国民が貧乏してる間にチャウシェスクが巨額を投資した国民の館
シナイア  -ルーマニア-




シナイアは面白くない。シナイアといえば紅葉。ちょうど紅葉の真っ最中だったので、行ってみたが、山の上のほうは広葉樹林限界線より上でまったくよくなかった。
ブラショフ  −ルーマニア−




ブラショフはうれしく。ブラショフといえば、ドラキュラ城。ドラキュラ城は面白くなく、おまけに係員が日本人の私を見つけると、カモがネギをしょってきたと思ったのかドラキュラ城の隠し部屋に私を連れて行ってセーターを買わせようとした。、ブラショフで泊まっていたプライベートルームでは完全個室のキッチンテレビつきで久々にゆっくりした。
ブダペスト  −ハンガリー−



ブダペストは美しい。ブダペストといえば、温泉である。ブダペストには温泉が何ヶ所かあるが、そのうちの2,3箇所はホモの湧き出る由緒ある温泉として知られている。そのうちのひとつ、キラーイ温泉に4人で繰り出したが、我々以外はその筋の人らしく、すでにカップルになってまぐわっている。本当にまぐわっている。まぐわえば、命の泉湧くという感じである。残念ながら三連結などの高等技術は見れなかった。
ザグレブ  −クロアチア−




ザグレブは美しい。ピーター・アーツやジェロム・レ・バンナなんかは実は本国では無名に近いのだが、ミルコ・クロコップは自国クロアチアでもそこそこ有名。
ブレッド  -スロベニア−




ブレッド湖は美しい。ブレッド湖へはクロアチアのザグレブから日帰りで往復したが、ブレッド湖、首都のリャブリャーナともに1時間の滞在で慌しく、必死のパッチで観光した。
プリトビッツェ  −クロアチア−




プリトビッツェは美しい。プリトビッツェといえば、滝。東欧のチャンピオンはプリトビッツェだと聞きまして。行ってみたらこの大雪で。滝のとこまで行けなくて。氷点下の中3時間バスを待ちまして。
プリトビッツェ   −クロアチア-




普段ならもっとグレイトな滝が待ってるのに
ドブロヴニク  -クロアチアー




ドブロヴニクは温かい。ドブロヴニクといえば、諸説あるが、宮崎駿のアニメの舞台になったといわれてるところ。真偽のほどは薮の中だが、確かに良い街であった。でも、連日の雨。
サラエボ  -ボスニアヘルツェゴビナ-




サラエボは悲しい。サラエボといえば、冬季オリンピック。ビットなんかの選手名なんかが思い出されるが、今ではオリンピック会場の周辺は巨大な墓地になっている。民族浄化による内戦で墓地が足りなくなったため。サラエボの場合、三民族が長い間平和に暮らしてきて、それぞれの民族を超えた結婚が多数あった中で民族浄化が始まったため、親族・隣人同士での殺し合いとなってしまった。映画「ウエルカム・トゥ・サラエボ」1998年。
サラエボ  -ボスニアヘルツェゴビナ−




サラエボは恐ろしい。サラエボといえば銃痕。新しい建物を除けば、銃痕のない建物はない。壊れてる建物もなおってるところから人が住んでいるという想像しがたい状況。
サラエボ  -ボスニアヘルツェゴビナ−




サラエボは素晴らしい。サラエボといえば、黄色いバス。黄色い市内バスがいっぱい走っている。これらのバスはすべて日本の援助によるもの。車体には「JAPAN」の文字が入っている。また、この国の国旗は長野五輪で日本の協力で発表された。対日感情は史上最強にいい。めちゃんこいい。
サラエボ  −ボスニアヘルツェゴビナ-




サラエボは美しい。サラエボといえば、イワナパンション。プライベートルーム(安民宿)だが、イワナ(推定40ちょい)が夜這いをかけてくることで有名。イワナは清岡虹子風味なので成功率低し。希望者は単独で宿泊のこと。
ベオグラード  -ユーゴスラビア−




ベオグラードは凄い。ベオグラードといえば、空爆。以前、NATO軍によって空爆されたベオグラード。しかしハイテク武器は凄い。本当にピンポイントで爆撃してるから街自体は全然壊れてない。中には外観は全く損傷なく真ん中にボコッと巨大な穴が空いてる建物もある。中田ボタンのツッコミのような的確さ。ついでにこの国の絵葉書のセンスは世界一。
ブダペスト  -ハンガリー−




ブダペストは楽しい。ブダペストといえば、テレザハウス。前回の滞在も楽しかったが、今回もライブに連れて行ってもらったりして楽しく過ごす。アフリカに飛ぶか、西欧を目指すか迷ったが、思い通りのアフリカ行きチケットがなく、西欧行きが決定。
ブダペスト  -ハンガリー-




ブダペストは美しい。ブダペストといえば、温泉。ホモの出没しない温泉にひとりで行ったが、そこでも太ももをソフトタッチされ、さらにおじさんにナンパされた。こんなにもてたのは生涯初である。
ウィーン  −オーストリア-




ウィーンは美しい。ウィーンといえば、ドン・ボスコYH。おそらく世界一肉体労働者の多いユースホステルである。その値段の安さゆえ、出稼ぎ労働者の巣窟になっている。室内は8日ほど風呂に入らなかったときの臭いに満ち溢れ、YH内の公用語はスペイン語。彼らは朝6時の目覚ましの音と共に一斉に行動開始。彼らとのコミュニケーションにはヒット&アウェー作戦が有効。
プラハ  -チェコ-




プラハはなんにもない。プラハはおもいっきり観光都市。街もきれい。憧れを抱いてきた人にとっては最高に心ときめくとこだが、ウィーンの後では攻撃力に欠ける。
プラハ




本物ポニーのメリーゴーランド
チェスキークルムロフ  -チェコ−




チェスキークルムロフは美しい。小さい町だが、プラハよりよっぽどいい。
クラクフ  -ポーランドー




クラクフは寒い。クラクフといえば、アウシュビッツ。クラクフへはプラハから国際夜行列車で来たが、ヨーロッパ特有のコンパートメントに一人。ガサッとゆう音で目を覚ますと見知らぬ男の手が私のカバンの中に。危ない危ない。たまたまチャックの部分にビニール袋がきてて音がなって助かった。ヨーロッパの夜間の移動はバスがいい。鉄道はスリが多くて寝れない。日本人が大好きなアウシュビッツはほんまに大量虐殺があったのか信じられんほどの博物館化。

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