2006年10月21日、上野君の結婚披露宴が行われ(おめでとう!)、翌22日、
まずは軽くウォームアップを兼ねて練習。板垣は2年半ぶりとのことだが、全くブランクを感じさせない乱打ぶり。
さて、ここでは白熱した好ゲームとなった、AT・ちっくんVS板垣・上野の試合をレポートしたい。2年半ぶりながら全く衰えていない板垣と幸せ一杯の上野の2002年東医体個人戦優勝ペアに対し、膝関節鏡術後のATがどこまで頑張れるかが焦点と思われた。主審・東城、副審・渋澤、7ゲームマッチであるッ!
ATペアのサービスで始まった第1ゲーム、まずは板垣の強打に押されあっさりブレイクされてしまう。このまま一方的に板垣・上野ペースかと思いきや、第2ゲームはストレートでATペア。最初の2ポイントをナイスレシーブで連取されると、ダブルフォールトなど凡ミスであっさりゲームを返され、その勢いのまま続く第3ゲームもATペア。しかし板垣・上野もそう簡単に離させない。一進一退だったが、ATペアやや優勢のまま(ちっくんのプレッシャーというか、存在感がものすごく効いていた!)、ファイナルゲームへ。ファイナルもほぼ互角の展開だったが、4-3からちっくんのレシーブとATのファーストサーブで6-3と突き放し3本マッチ。しかしここでポイントを数え間違っていたATが勝ったと勘違い。一瞬の気の緩みが勝負を分けた。それまで、第1ゲームを除いては、(ちっくんのサポートもあり)石仮面相手に勇気を振り絞っていたATの打球が弱気となり、ちっくんも若干動きが硬くなる。そこを板垣・上野は見逃さなかった。一気に5ポイント連取し勝負を決めた。これがザ・マシンガンズの底力なのか!勝因は、最後まで「攻め」のテニスを貫いたことではなかったか。それにしても両チームとも、凡ミスのほとんどない締まった試合でした。拍手!
さて、残念ながら私はそのようなレベルの試合についていけるコンディションにはなかった。前の週のOB戦で、体力の衰えを思い知らされ、自信を喪失していたのだ。現役引退も頭をよぎった。しかし、やっぱりこんないい試合を見せられて燃えない訳がない。一から身体を鍛えて、出直しである。安西先生、もう一度テニスがしたいです・・・。