湯本香樹実・作
出版社 | 新潮文庫 |
値段 | 400円(税別) |
図書コード | ISBN4-10-131511-6 |
作品について |
日本児童文学者協会新人賞、児童文芸新人賞、米国バチェルダー賞、 ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞 受賞 映画化、舞台化ほか、10カ国以上で刊行 |
あらすじ |
小学6年生の男の子3人組が、『死』というものに興味を抱き、町外れに住む一人暮らしの老人の見張りを始める。
老人が『死ぬ瞬間』を自分達の眼で見るために(^_^;) ところが時間が経つにつれ、少年達の期待を裏切るように老人は日増しに元気になっていく。 そしていつしか『見張り』は『交流』に変わっていくのだが‥‥。 |
感想 |
んもうんもう、すっごく切ない本です(T-T)ダ- 出会ったことで少しづつ何かを学んでいく子供たちと、 強がりながらも彼等にまっすぐ向かい合い、本音で付き合うおじいさん。 そして、『人が死ぬということ』の本当の意味・・・。 優しさや、人を大切にするという気持ちを忘れそうになったとき、 ぜひ読んでほしい1冊です。 |