3日目
〜最初の授業〜

授業初日。ちょっと緊張。
本日のメニュー:
1時限目(9:00〜10:30)/入校式
2時限目(10:45〜12:15)/合奏C
3時限目(13:15〜14:45)/舞踊B
4時限目(15:00〜16:30)/自習
夜:STSIによる演奏会(19:00〜0:00)←0時って一体。。。すごい予定

【1時間目:入校式】
教室に入り、偉い人?のお話のあと、先生をひとりずつご紹介いただく。
その後、参加者生徒もひとりずつ自己紹介と御挨拶。
構内(合奏部屋とか)を案内してもらう。

【2時間目:合奏C】
まず、数字譜を写す。曲のタイトルは【Ldr.Bremoro Pl.5 Gambyong Pareanom】。
長い!そして先生の字が読めない(^-^;;;;;;;
数字の4とか読めません。写譜した綴りも間違ってるかもしれん。
楽譜は総まとめしたものを最後に載せます。

その後、各自自分がやってみたい楽器に配置。
とりあえず小ボナンに入ってみる。が、実際に演奏始まるととんでもない!(^-^;
今迄習ったことでなんとかついていけるものの、曲のスピード早すぎて手が動かないっっっ!
ひょえー、と思ってるうちに、なんだかいろいろあって私が大ボナンに行く事に。
次に小ボナンに入ったのは、発表会での私の相棒K下さん。
インバルスカランがどんどん入ってきて、およよよよという間に授業が終了(^-^;;;;;;;

楽譜もホワイトボードも、ゆっくり見てる時間なんてない!
後半はほぼ勘というか、動物的なもので動いてたとしか自分でも思えませんでした。
ということで、終わってよくよく楽譜をみると、どうやってたんだっけ?ということがしばしば(^_^;)


【3時間目:舞踊B】
ここで舞踊クラスのみんなと再会。
私と一緒の舞踊クラス1組メンバーは、私以外の3人は3週間コースで来てたので 私が習うべきRantayaは終わってしまっていて、次の曲Golekに入ってました。
舞踊BはRantaya&Golekのクラスだったのですが、そう言う事情で私以外は 全員Golekを踊れるメンバーだったわけです。

授業が始まり、まずRantayaの曲をかけて最初から踊る。 とりあえず見よう見まね。
今迄4月から習ってきたものも多少混じっていましたが、そんなん比じゃない!!
習ったことも1、2、3、4で踊るものが3、4位に省略されてたり びみょーに違うことがすごく多い!
だけどみんなついていきます。ついてけないのは私だけーっっっ!!(^-^;;;;;;;

そうやって多少の手直しをしたりした後、もう一度曲をかけて通して踊って Rantayaは終了。Golekに移りました。
ただ、私は全く半分もついていけてなくて、日本での講師:sgr先生と ちょっと場所を変えて私だけRantayaを続行。

今迄習ってなかったもの、省略されて踊ってるもの。。。を個人的に指導していただき 『どこかわかりにくかったとこは他にありますか?』と聞かれても 【なにがわかんなかったのかもよくわかりません!(^-^;】なレベル。
その後sgr先生は王宮にご用事があって、外出されてしまいました。
さて、ひとりで復習〜、と思っても、ちょっとまって、なにがなんだかわかんないのよっ!!(^-^;

ひとりで踊ってても、合ってるのか間違ってるのかさえわからない状態。
しばらくじたばたした挙げ句、現地の先生:kur先生がおいでおいでしてくださって なんだかわからないまま一緒に練習。 そしてそのまま授業は終了。


着替えてるときに『手みやげを渡さなきゃ』ともうひとりの後発隊メンバーに言われ 先生に渡しにいく。
よろしくお願いします、以外に何か伝えたくても言葉がわからない。
全然ついていけないです〜(T-T)って身ぶりで笑って訴えたら、 なんだかほんとにぽろぽろ涙がでてきてしまって、止まらなくなってしまいました。

kur先生はびっくりして、やさしく抱きとめてくださったけど その優しさが嬉しい反面、全くついていけなかった(当たり前なんだけど)自分がすごくくやしかったし、この先生に教わる事なんてないまま日本に帰るんじゃないか?わたし、って途方にくれてしまったのでした。

その後、M子先生との話合いにより、翌日は合奏Cの授業を休み、バッティングしていた本来参加すべき舞踊A(Rantaya)と舞踊Bの授業、両方に参加することになりました。

【4時間目:自習】
夜に行われるSTSIの演奏会で、3週間コースの方々の演奏が急に決まり、 3週間コースの方々は急きょそちらの練習が始まる。

私はとにかく自分のことでいっぱいいっぱいだったので、踊りを復習しないと。。。 そんな中、忙しい時間を割いて舞踊クラスの仲間達が私を助けてくれました。

とにかく少しでも、と曲の順番に、次はコレ、次はコレでこうやって動くの、 そんな風に、みんなで一緒に練習してくれたのでした。
囲んで踊ってくれるみんなを見ながら、少しでも踊れるようになろうと私ももちろん必死です。
そうやって時間ギリギリまでみんなで練習し、仲間達は自分達の練習に戻っていきました。
私は、とにかくメチャクチャ嬉しかった。
自分達だって大変なのに、気づかって一緒に練習してくれて。。。 そして今迄よりもっともっと、みんなを大好きになったのでした。


【夜:STSIによる演奏会】
夜19:00〜途中夕食を挿んで、深夜迄演奏会が繰り広げられました。
トータルで20曲近くあったんじゃないでしょうか。

始まって4曲目位に、3週間コースの方達の演奏が入りました。 そのとき、私がなにより注目したもの、それは舞踊仲間の踊りでした。

さっきは自分のことでいっぱいいっぱいで、踊り方ばかり見ていたけど 今は違います。客席から”見る側”として見ている。
そしてみんなの踊りが、日本にいたときと明らかに違う事にすぐ気付きました。

何が違うかなんてよくわからないけど、とにかく格段に上達してる! 形も、動作もなにもかも。スゴイ!!
なんだかそれがとても嬉しくて羨ましくて、今度はちょっと感動して泣きそうになってしまいました。

その後、夕食を挿んで深夜0:00ほぼジャストに終了。
最後の方で演奏家の方々がどんどん盛り上がってきてしまい、ほっといたらいつまでも演奏しそうな気配でした。
『ヤバい、これはヤバい(^-^;;;;;;;』とM子先生が焦っていたのが印象的でした(笑)

演奏も唄も、実質約4時間。
よく起きてたなぁと我ながら思いますが(←オイ)、ぶっ続けで演奏できるのってスゴイ!
小グンデルを自己陶酔しつつ、マッハで手が動いていた、若い演奏家の方はすごかった。
絶対バチが手から生えてる!!!って本気で思いました。
大変濃度の濃い、充実した長い1日でした。


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