2005年1月22日(土)
 アイゼンつけて雪の高川山へ。雲ひとつ無きMt.Fujiの雄姿に超感動

   今日の山行は初狩駅集合予定だったが、高尾駅8:43発の小淵沢行き列車に乗るべく到着した京王線高尾駅構内で村谷・田幸両氏に逢い、更にJRへの乗換改札を入った所で松戸氏に逢う。時節柄かハイカーで満員にはほど遠い列車で4人が2ボックス席を占め、初狩駅に着くと、滝澤氏が改札で待っていて、結局今日の山行は5人と確定。

   高川山は、富士山が眼前近くで見られる人気の山だが、平成3年4月10日に単独登山したのを皮切りに、同年10月たつみ山遊会で同期生たちと登っている。それに続いての3回目だ。標高約450mの初狩駅近辺は予想どおり残雪が随所にあり、登山口にさしかかると凍結した雪道になっている。早速アイゼンを装着。持参していなかったTa氏を先頭に登り始めたが、足達者の同氏はすいすいと登っていき、アイゼン組一同感心することしきり。

   女性まじりの集団や、ひとり歩きの男性ハイカーを追い抜き、また上から降りてくる人たちと挨拶を交わしながらいつもの沢ルート経由で登っていくと、女坂や男坂ルートとの合流点を過ぎたあたりから富士山がくっきりと雄姿を見せ始め、尾根にとりついたところでまず写真撮影。木々の向こうに霊峰が雲ひとつ無い日射しの中にくっきりとポーズしている。最後の急登を登って山頂に着くと、狭い岩々の合間に先着ハイカー達がそれぞれ陣取って食事などを楽しんでいる。当山名物の例の犬も予想どおり健在で姿を見せる。何とか岩の合間に陣取り、早速湯沸かし準備をしながらカンパイ。

   ダイソーで買った折り畳み椅子がきょうは特に便利。早速買いに行きたいと言う人もいる。それぞれ思い思いに好みの飲み物やつまみを楽しみ、あとは熱々麺。小生は初めての大霧山以来の雑炊だ。湯を沸かし、冷や飯・雑炊の素・刻みネギを入れて最後は溶き卵をいれてできあがり。旨い。大抵昼頃になると山頂に雲がかかるのだが、きょうの冨士山は例外だ。遠景・近景・アップといろいろデジタルカメラに収め、また他のハイカーにお願いして仲間たちと一緒の写真も撮って貰い、岩場の横から下山にかかる。

   登りの時は凍結気味の雪だったが、下山路の雪はふわふわした降りたてのようで軽アイゼンでは完全に滑り止めにならない。禾生駅方面と田野倉方面の両方に行けるが、その分岐もよく認識しないまま禾生駅へとジグザクの雪道を下る。何度か軽いスリップを交代でおこしながら降りていくのだが、踏み跡がなければ正当な下山ルートはまず判るまいと思われる深雪だ。

  やがて林道にたどり着き、舗装路になったところでアイゼンを外す。あとは一気に禾生駅に向かい2時過ぎに駅到着。ここで当初の予定どおり温泉に向かう他4人とお別れし、14時17分発の富士急行線上り列車で帰途につく。列車の中で妻にメールし、帰着予定時間を知らせると共に、頼まれている買物予定の中身を返信して貰う。家庭事情で早く帰宅する必要があったためだが、高幡不動に15時38分帰着。早速買い物を済ませ16時帰宅し、きょうの仲間たちに感謝しつつ撮った写真をメール送信する。