2004年11月21日(日)
 高尾の森「富士見台園地」での恒例・紅葉狩りパーティに参加

   絶好の秋晴れだ。村谷氏達との恒例の紅葉狩りデーに参加するべく、朝9時前に自宅を出立。今日はいつもに比べザックが格別重い。パーティ用にと各種アルコール3種・つまみ類4種、水、コッヘル大・小、松戸氏に貸与を約束してあるホームページ作成ソフトのCD&マニュアル本、重量たっぷりの冷凍食品etc.・・・で、ザック内はいつになく満杯だが、17日の足の疲れが何とかとれているのが嬉しい。

   ホームに入線してきた特急電車は、高幡不動駅で前6両(高尾山口行き)と後ろ4両(京王八王子行き)に切り離される。9:11発車の前部車両に乗り込むと、既にハイキング客満載で立錐の余地もないラッシュ状態だ。9:27終点高尾山口駅到着。既に主宰者の村谷氏をはじめ数名参集済みで、結局総員9名(庄司・松戸・滝澤・山岡・鹿嶋・田幸・清水・村谷&小生)となるが、駅前広場は待ち合わせのハイカーでイッパイ。ともかく出発と歩きはじめるが、ラッシュのぞろぞろ歩きで気が疲れる有り様だ。

   紅葉したモミジ、黄葉したイチョウも見える高尾山口駅前から稲荷山コース登山口へと進み、小生先頭で登り始めるが、家族連れ・子供連れを含めたハイカー達がぞろぞろ連なってのそぞろ歩き登山で先が思いやられる。この調子では到着がいつのことになるやらと追い越し作戦に変更し、道幅のあるところでどんどん追い抜き、先行にかかる。

  予定地での宴の場所取りも気になるという主宰村谷氏らと先頭グループで快足前進していくが、それに続く中間グループ・ゆっくりグループと数グループに別れて他のハイカーに混じりながら登っていく。先頭グループの我らは、稲荷山も高尾山登山階段下も全速通過し、1時間ちょっとで富士見台園地に到着。幸いにも穴場的存在で知る人のみぞ知るというこの場所の先客はまばらであり、ほっとする。

  後続各氏の到着を待ち総員9名での久々の宴が始まる。それぞれ持参のビールや・銘酒・焼酎・古酒泡盛などに各種ツマミ類を紙皿に分け合い、小生ほか数人持ち寄りのオデンなどもストーブで暖め、晴天と紅葉の絶景の下、大いに晩秋の高尾山の風景を楽しむ。かなたには、小仏城山上の鉄塔も見えている。

 終宴後、直帰組2氏が離脱し、われわれ本隊は7名でモミジ顔よろしく一丁平へと進み、右手の巻き道から小仏城山方向を目指す。酔った後で足許がおぼつかなくもないが、そこは酔った気の大きさか無神経さかでカバーし、日影沢林道への入口にさしかかると、直帰希望組より小仏城山山頂経由組の声が大きかったと見え、670mの山頂を経由しょうということになり、そちらへ登って一休み&記念撮影する。

  あとは酔っぱらいの下り道としては最適の日影沢林道を坦々と下る。漸く着いた「日影」バス停では予想どおり長蛇の列が出来ていて、バス待ちしたとしてもおそらく始発地小仏バス停で満員となるであろう関係で乗れそうにも思えないが、よそのハイカー達が大勢列をなしてバス待ちしている。おりよく到来した高尾行きバスは当然ながら満員通過で、バス待ち客は一様に恨めしそうだ。

   列に並びたそうな仲間もいないでは無かったが、当然歩かなければ本日のカロリー収支バランスがとれないので、小生は先頭を切って仲間を促しさっさとバス停前を通過する。途中、摺指のとうふ屋では数名が寄せ豆腐などを買っていたが、松戸兄の先導で梅林と沢の遊歩道へと入り、紅葉見物の総仕上げ気分で風情たっぷりの道を下り、甲州街道の高尾駅と高尾山口駅の中間点に出る。ここでJR組と別れ京王線組の小生と村谷氏は高尾山口駅へと向かい、駅ビル2Fの御用達店「香住」で軽く打ち上げの反省会をして帰途についた。