2004年10月17日(日) |
関東の 吉野と言われる 美の山で 秋晴れのもと ハイク楽しむ |
きょうは 久々の秋晴れの中、自宅を7時25分出発。昨日の下り坂急降下のせいか太股がやや重いがモノレール・青梅線・八高線と乗り継いで東飯能駅に着くと、向かいの西武線ホームに松戸氏の姿。手を振りそちらへ向かうと清水氏もいて駅員に確認済みのホーム後方の寄居行き直行車両停車位置に進むと、八王子からの大集団がホーム各列に整列済み。さらに後ろのホーム端で電車を待つが、到着した電車はハイカー達ですでに満席。しかしそこは日頃の行いの良さでほんの10分ぐらいで目の前の席が3つ空き、揃って着席するというラッキーぶり。約1時間の乗車で秩父鉄道親鼻駅に着くと主宰村谷氏に加えて初参加の池田氏にも逢い総勢5名、駅のトイレで女性陣が手間取る大集団を横目に、ひと足お先に出発。 新聞報道によれば、メールで知り合ったらしい7名の集団自殺現場となった美の山だが、関東の吉野山ともいわれ、春は桜から始まり、つつじ・あじさいと有名な公園らしい。標高586mで高さ、実質標高差共に高尾山並みだが、登り始めるとなかなかのもの。昨日の疲労が残っているせいか、はたまた山のタフさ故かと考えるが、健脚村谷氏が両足首に各1.25kgの重りを付けているというから自分の前日の疲労だろうと考える。登りは結構な角度で、足許が所々ウエットだったが、やさしい落ち葉の感触などを感じながら関東ふれあいの道の標識を見つつ登っていく。 山頂近くなってくると名物の桜の木が多くなり、春の景色の見事さを想像していると、村谷氏の携帯電話に山岡氏から連絡が入り、JRの事故で親鼻駅到着が遅れたとのこと。山頂の公園で待ち合わせることにして更に進むと、眺望の良い見晴らし園地では、引率者に連れられた子供達に遭遇。元気な挨拶を交わしあうが我が孫ぐらいの子もいてなかなかほほえましい。 道が舗装道路になり、皆野駅からの表参道と合流する谷川に突き出した展望台で記念撮影。両神山、妙義山まで遠望でき、暫し休憩。道も道標も良く整備されていてなかなかの公園になっている。タクシーで直登した山頂で待つ山岡氏と合流し、折良く空いていたテーブルで、宴の開始。今秋初のコンロを使っての熱々麺での昼食だ。 先ずは持ち寄ったビールや清水氏の東北旅行土産その他の冷酒が五臓六腑にしみわたる。さらに持ち寄ったつまみ類でグルメランチをし、最後はココアで総仕上げする。山岡氏を入れ、再度記念撮影して帰路につく。 下山は、黒谷駅へと南斜面を下るが、日差しが強く汗が噴き出してくる。途中にあるらしい日本通貨発祥の地として有名な和同開珎の遺跡見学は略し、黒谷駅に到着。パスネットが通用しない路線なので切符を買い、西武秩父駅まで戻る。構内の仲見世の休憩コーナーにザック類を置き、煮こんにゃくなどのつまみやビール・武甲正宗を購入して中締めを行い、始発電車で帰途についた。高幡不動着18時19分で若干遅めの帰着となったが流石に秩父は遠いの実感そのものだった。 |