2004年5月29日(土)
 高尾山、新バージョン「いろはの森コース」で名誉挽回戦

   四国・九州が入梅、関東は30日から入梅か?との心配をして、明日の矢倉岳行きのトレーニングと、小生にとっては先日の軟弱登山の名誉挽回を兼ね、高尾駅北口に急遽村谷氏と2人で待ち合わせる。小仏行きバスは当然見送り、松戸氏ご推薦の線路沿いの裏道を辿って、例の摺差の豆腐屋でおぼろ豆腐をそれぞれ購入。強い日差しを浴びながら、日影沢の林道に入ると川沿いの涼やかな風が、汗をやさしく拭う。

   森林センター脇から林道と分かれ、いよいよ村谷氏推薦の新コースへ。緑なす樹林がが強い日差しを遮り、木々にはそれぞれ名前の札がぶら下がり、ポイントごとに読み人知らずの和歌が掲示された風雅な雰囲気の山道をゆっくりと登る。右手の木立の間からは、となりの影信山が垣間見られ,適度にベンチも設けれた家族向きにも絶好の風情あるコースである。

   4号路、そして1号路と合流してメインストリートに入り、薬王院・奥の院などに参拝して程なく山頂に到着。まだ、11時前のため、屋根つきのベンチを悠々確保して、早速ビールで乾杯。蒸し暑くていつもよりうまい。持参の妻手作りのつまみと、おぼろ豆腐にはおろし生姜・花かつお・醤油などをかけ更に絶品。ビールの後は、泡盛タイム。各43度の持参の古酒と新酒をロックで飲み比べる。

   下りは足元に気をつけながら1号路を一気に高尾山口駅へ向かう。まだまだ登ってくるハイカーと沢山すれ違ったが、早々に予行演習終了とした。