2004年4月25日(日)
 美しさに惹かれて今年も羊山公園&琴平丘陵ハイキング


   爽やかな晴天の西武線横瀬駅集合は、村谷・田幸・菅野・松戸・滝澤・清水の各氏と小生の計7名。改札口の左側に新築の「横瀬町観光案内所(軽食堂&売店も併設)」で、羊山公園の芝桜模様のミニハンカチを4枚買う。妻・娘・長男と次男の各嫁女への土産のつもりだ。軽くて綺麗で女性好みの柄に思えたからだ。

   その脇の線路下通路から山村の道をぶらぶらと羊山公園へ。入
口で協力金@100円を寄付して絵葉書を貰った人もいたが、芝桜は南面や日向はすでに満開、日陰ではちらほら、全体では8分咲き位で、まずは合格点。

   青空と武甲山をバックに桃・白・赤に染め分けられた見事な色合いの芝桜が良き薫りとともにワーッと広がっている。女性とカメラマンが大勢。若い美女もここでは芝桜の美しさにお株を奪われた感じだ。

   芝桜の園の上手には地元の山菜・農産物や草餅などを売る出店が今年も多数出ている。羊の牧場のうしろから「琴平ハイキングコース」へ入り、しばらくは新緑の中の平坦な道、そのあとは結構アップダウンがある、石灰岩を削り取られて痛々しい武甲山を仰ぎながらの尾根歩き。すれちがうのもきつい狭い道が多い。

   途中、標識を見落としたらしく、昨年通った記憶のない里道に出てしまい「おい、おかしいぞ」と反対方向から来た人に「どこスタートでこられましたか」などと聞いて、道間違えを確信。こういう時は原点回帰と戻っていくと、なるほど標識があった。たまたまそこを通りかかったときに反対方向を見ながら通り過ぎた所だった。

   「大山祇社(といっても、祠)」の境内?で開店。昼食・ビール・村谷氏と小生持参のお神酒合計1.9Lなどで乾杯。ツツジの花やウグイスの声を愛でながら秩父27番札所「大淵寺」の境内を経由して、秩父鉄道・影森駅へ降りる。ちなみに“影森”とは“武甲山の影になる森”から名づけられたとか。

   村谷氏が17日(土)「秩父御嶽山」山歩時の帰途の教訓で、西武池袋まで直通の快速急行を1時間ほど待つ。駅前に飲み食い処はないので駅ホームのベンチで再開店。残った酒を整理し、間もなく来たガラガラ電車に乗り、数分後に西武秩父駅に到着すると、たちまち超満員電車に変身。この芝桜シーズンに限っては、“終点の1駅先から直通電車に乗車”は大正解。「西武秩父駅」のホームは人、人、人、で大混雑だった。