2004年4月18日(日)
 大山はいつもシンドイ

   快晴、初夏の陽気の伊勢原駅に村谷・田幸・滝澤・清水の各氏と小生,計5名が集合、満員の大山ケーブル行きバスを見送り10分後の臨時バスに乗り、30分ほどで到着。途中、昔の人たちが江戸から大山詣でとか江ノ島弁天参りとか歩いていったこととの比較をしながら町並みや道の新旧を見ていると、なかなか面白い。

   宿坊&みやげ物屋の続く道からケーブル駅への分岐を経て、女坂の階段続きの道をほぼ一気に阿夫利神社下社に到着。参拝を済ませ、本殿右側の床下にある泉を見学、喉をうるおす。

   下社の社殿左、片開きの扉から山頂を目指すハイカーが多いが、我らは直進し「関東ふれあいの道」を暫らく進み、蓑毛越えへの「大山参り蓑毛のみち」と別れ、蓑毛山経由ゴロゴロ小岩のころがる階段経由で、ヤビツ峠からのコースと合流する登山道で山頂へ向かった。途中、富士山がちらっと春霞の上に浮いていた。バス停は標高320m、山頂は1251m、高度差930m、かつ、ひたすら登りの道で、昨夜飲みすぎた人にはもとより、自分にもきつい。 ここは階段も多く、登り坂も高度の関係から当たり前だが長く、きょうもまた、途中で横道に逸れたくなるつらさだ。
 にも拘わらず、来る、そして登る。そしてまた来る・・・これが山の不思議な魅力なのだなあと思う。


   頂上には大勢の人、人、々。若者も多い。「大山山頂」の杭の横、屋根の架かった小屋の下で開店、大休憩。思いのほか風が強く体感温度が下がる。湯を沸かし昼食&乾杯。

   帰路は蓑毛山まで戻り、蓑毛バス停(標高320m)、まで、昨年末通った坂道を、ウグイスの鳴き声を聞きながら、そして相模湾を望みつつ、林道を何度か横切りバス停へ。1時間に二本のバスの発車5分前に到着する。秦野駅下車後、4時開店の「養老の滝」に時間前に押し入り、生ビールで乾杯、八海山ほか地酒で反省会はいつもどおり。