当初、「高川山」の予定だったが、関東地方は降雪予報が出され、雪がちらつく高尾駅に集合した村谷・田幸・松戸・滝澤・北山i・清水・野島の諸氏プラス小生の計8名は掲題コースに変更し、裏高尾・摺指(するさし)の浜田豆腐店に立ち寄るべく、小仏行きのバス路線を小雪舞うのもものともせず完歩し、約1時間の歩きで小仏バス停に到着。
若者たちがバスから降りてザックを肩にかけ始めるのを横目に、われらはオール歩きで小仏バス停先の右上への登山口から影信山を目指して登り始める。このコースは、小仏峠から登るのとは異なり、小生にとっては初めてのルートである。最初はやや急登、雪混じりの落ち葉の道を好調な歩きで進み、1時間ほどで影信山頂上に到着。この雪を楽しみに出かけてきた数パーティが休憩中だが、一面は真っ白の世界だ。
茶屋は閉店、屋根つきのテーブルとベンチを拝借して、湯を沸かしつつ、ビールとホットウイスキーなどで乾杯。酒と暖かいラーメンが冷えた身体を暖めてくれる。誰かのガスストーブが寒冷地用のガスでなかったためかうまく燃焼しないようだったが、自分のは寒冷地用のEPSのパワープラスだったのでうまく燃焼してくれた。驚いたのは、たかだかこの程度の高さの山ですら寒冷地用でないものでは、この寒さではガスの気化がうまくいかなかったらしいということである。
屋根の下とは言え、風に運ばれてくる小雪が降り込み、身体の体温を奪おうとする。昼食を終え、小仏峠を経由し、最近はいつも捲いてしまっている小仏城山へと登る。晴れていれば富士山に相模湖が…一面の雪景色…これもまた良きかな。
小仏城山から一丁平への下り道が雪で滑りやすく、互いに距離を少しとって歩こうと注意しあう。一丁平から高尾山への登りもちょっときつく感ずる。雪も大分積もってきており、下り道は危険を伴うと判断し、下山はやむを得ずケーブルカーを利用する。
ケーブル駅と京王線駅の中間の蕎麦処「竹乃家本店」に入り、「ケーブルカー利用について」を名目に、 揚げとろろ・玉子焼き&おでん、ビール&地酒「高尾山」で”反省会”開催。
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