2003年12月27日(土)
 雪の中、大山詣で

   きのう深夜から今朝明け方には雨や雪が降っていたが、集合時間には快晴の伊勢原駅に6名が集合した。村谷・田幸・滝澤・百石・野島の各氏と自分である。大山ケーブル行きのバスに乗り、しばらく行くと雪景色。これはヤバイ・・・バスを降りると一面銀世界。先週の「大霧山」と同様の展開だ。


   宿坊&みやげ物屋の続く道を暫らく歩く。途中で野島氏がお昼用にと思ってか銘酒を買うが、途中、ふとしたはずみで大地に浸み行く結果となり、本人はじめ一同残念がるが、「覆酒瓶に帰らず」。

   ケーブル駅への分岐から女坂の七不思議や大山寺を訪ねながら、階段続きの雪道を1時間ほど登り、阿夫利神社下社到着。本殿前には早くも正月用に大きな丸い注連縄が飾られている。参拝を済ませ、相模平野や相模湾を見渡し、注連縄前で記念撮影したあと暫しの休息。アイゼンは不要だった。


   山頂は1m近い積雪と思われ、ヤビツ峠からのバスは積雪のため運休との情報で蓑毛停留場へ向かうこととする。下社から、山頂への階段を右手に「関東ふれあいの道」−神奈川#16「大山参り蓑毛のみち」の前半部分へと林間の登山道へ入る。落ち葉の上に新雪が積もった、ほとんど起伏がない軟らかい道を行く。途中ちょっときついクサリ場もあったが、30分ほどで草原にベンチとテーブルがある蓑毛越に到着、他客なし。しばらくして夫婦連れの1組が来たのみだ。

   南面で雪もなく秦野市方向の眺望を眺めながらの大休憩、湯を沸かし、野島氏持参のつみれ&ワンタン鍋やラーメンで暖かく昼食をとる。14日にホノルルマラソンを自己ベストで完走した滝澤氏は信州の自作田で収穫のジャポニカ米で作ったおにぎり持参だった。

   ここからは傾斜の緩い坂道を、相模湾を望みながら林道を何度か横切りバス停へ到着。 秦野までの車中からは雄大な富士山が望める。

   1駅乗車し、渋沢駅の「いろは食堂」へ納会?に。小生にとっては初めての店だが村谷氏ほかの諸氏は先刻御用達の店らしい。北海道産の鹿肉のすき焼き、早旬?フキのトウなどで、ビールで今年の無事を祝い、冷のひやおろしで…、 酔い覚ましに3駅戻り、鶴巻温泉駅で日帰り湯に入るという諸氏と別れ、小生1人はそのまま車中に残り帰途につく。

   来週の正月4日は高尾山で恒例の新年の宴をやることに決まっているが、その次の10日(土)は村谷氏たちSSSスキークラブが志賀高原にスキー行きと決まっているので、その時も山歩はやろうということで、先日村谷氏と経験済みでまた行きたいと思っている浅間嶺へ諸氏をご案内することになった。帰宅して妻に「また豆腐を買って来れるぞ」と言ったら大喜び。「沢山買ってきて」とおっしゃる。豆腐って重いんだぞー!