2003年12月14日(日)
 関東ふれあいの道・東京版#4「歴史のみち」

   連日だが、きょうは村谷氏と2人で11月24日の続きをやろうということになった。武蔵五日市駅のバス停で落ち合い、8時55分発数馬行き臨時バスで上川乗バス停まで乗車。相変わらず中高年のハイカーが多い。

   バス停で用意を整える。前回とは反対側の登山口に道標が立っている。日陰は霜で真っ白。早くも登坂開始だが、道いっぱいの枯れ葉を踏み分ける秋の落ち葉道は気持ちがいい。昨日の疲れもないと言えば嘘になるが、適度に休憩を取りながら南斜面の初冬とは思えない暖かな日差しを浴びつつ登るうちに、一時間余りで約3kmの登りを終え尾根道に着く。写真を撮ったり山向こうを見ながらあれが大岳山でしょうとか、あれが御前山でしょうなどと村谷氏から説明して貰う。最後の上り階段は5〜7cmぐらいの水晶のような霜柱がぎっしり。それを壊さないようにと避けながら浅間嶺に到着。

   まずは大テーブル席を確保して周囲を見渡すと、富士山はじめ奥多摩三山、丹沢から五日市市街まで遠望できる、またとない絶景に2人で感動する。

   早速、持参の新兵器で汁付きおでんを温めながらビールで乾杯。続いて恒例になった43度の古酒泡盛でおでんをつつき、更に村谷氏持参のリザーブを開けてロックで飲む。日差しが強いため席を交代しながら、仕上げは熱々のカップ麺。人気コースだけに行き交うハイカーが絶え間なく、感嘆?の声の中、思わず長居をしてしまう。

   下りも緩やかな落ち葉を踏みしめる歩きやすい道で、順調に北秋川橋に到着。まだ凍結していない払沢の滝の雄姿を観賞したあと、バス停前の「ちとせ屋」で名物の豆腐(小生はゆず豆腐と絹ごし豆腐)を購入して、程なく到着したバスに乗り武蔵五日市駅に帰着する。

 折良くホリデー快速に間に合いラッキー。村谷氏によれば、続けている山行きの中でも最高レベルの眺望を楽しめたとのことだが、是非また来たいところだ。花見シーズンも山頂が良さそうに思える。

   持ち帰った豆腐は、湯豆腐にしたら絶品もので、妻は「また行って、買って来て」と言う。